なぁなママの聞いてきいて

70代でアルツハイマー認知症を発症した姑は86歳で老衰で他界。今度は実母が膝痛をきっかけに介護生活そんな日々のつぶやき

夫の死も忘れるものなのでしょうかぁ?

2013-01-29 22:22:01 | 認知症
前日はほとんど夫の遺体のそばで過ごしていて、涙を流して何度も同じ話を繰り返していた姑 

月曜日の午後にはご遺体を近所のセレモニーセンターのとっても綺麗な安置所に預かってもらった 

これは狭い我が家の環境ずっと家でご遺体と過ごすと刺激が強すぎるのではないかという配慮のつもりでした 

ところが・・・

一晩寝たらすっかり舅が亡くなったという記憶が消え去ってしまったようです 

いつも通りに朝のラジオ体操に行って、町会のお知らせを見た方々からお悔やみを言われて大混乱 

仲良しのご近所さんが心配して一緒に帰ってきて出勤しようと外に出た夫と遭遇、夫も大慌てで私に知らせて出勤していった。

とりあえず否定も行程もせずに話をそらして・・・

「今日はデイサービスのお迎えが来るから早くご飯を食べようね」と食事に集中させた 

本人も口にしなくなったので、そっといつもと同じように過ごしていてデイサービスへ行ってもらった 

お迎えの職員にはメモに様子を書いて先に知らせて、出発後にデイサービスに電話を入れて状況を説明してお願いした 

日中にたまたまご近所さんがラジオ体操での様子を知らせてくれた方がいた 

すっかり舅が亡くなったことを忘れている姑は、入院しているのに死んだなんて言う人はひどい人だと憤慨して興奮したようである 

しばらくはラジオ体操に行かせない工夫が必要になってきた 

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お見舞い日々は終わりました

2013-01-29 05:58:26 | 舅の病状
日曜日の夜遅く、すでに床に入って寝ていた夫が急にむせこんでとっても苦しそうで、慌てて別の部屋から様子を見に行った私

「お水を飲む?」なんて話しかけていると電話が鳴った

舅が入院している病院からでした

寝ていた姑も急いで起こして着替えさせて、孫である長男と4人でタクシーで病院に駆けつけた

すでに呼吸は止まって安らかに眠っている舅だった

途中で連絡した孫の娘も外出先の新宿から駆け付け、柏から義弟も駆け付けた

連絡した葬儀社のお迎えの車で夫と供に我が家へ帰ってきたのは日付が変わる頃だった

鎌倉から孫の次男も、柏から義弟の奥さんもさいたまのいとこ夫婦も駆け付けてくれた

姑は大きな混乱もなく、自分の部屋に安置された舅を残して2階の居間に用意してあげた布団ですぐに眠ってくれた


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厳しい状況を迎えて

2013-01-27 13:15:14 | 舅の病状
入院中の舅はかなり状況が厳しくなりました 

昨日は夫が昼過ぎに見舞いに行った後、先回大雪で交通機関がマヒしてしまってお見舞いに行くことを断念してしまった娘と私で自転車でお見舞いに行ってきました 

2年前に私の父を亡くしたときは・・・あまりにも急変で孫たちがお見舞いに行く暇もなく父は旅立ってしまい「お母さんが治ると言ったじゃない」と娘に泣いて責められたことが頭から離れない私です 

今回の舅は昨年の年末に急に起き上がれなくなり29日に入院しましたが、27日までは普通に家で過ごしていて買い物にも出かけていてその様子を見ていた娘。

そして、すでに肺がんでステージ4で余命は6ヶ月とも言われていたことは知っていました。

しかし、新年を迎えて一時はご飯も食べトイレにも歩いて行けた日もあったのですが・・・急に痛みと意識がなくなってきたので、生きているうちに会わせておきたいというのが私の考えでした。

毎日、誰かが見舞いに行きその様子を話し合っているので娘も聞いてはいたのですが・・・やはり目の前にげっそりとやつれて、酸素マスクも付け(26日から)目を開けることもなく、苦しそうに息をしているおじいちゃんの姿を見て、すぐに泣き出してしまいました 

刺激が強すぎてしまったかと心配もしましたが、人間の死というものにあまり接する機会も少ないので経験も大事かと思うし、現実を見ていたほうがこれから起きてくる様々な出来事を受け入れやすいのではないかと感じました 

素直に涙を流す娘の横で・・・私って薄情なのかなぁ?と思いました 

アルツハイマー認知症の姑の介護を進めていく間で、夫である舅の対応には我慢の限界も超えてしまったこともあり・・・最近では必要最低限のことしか会話もしなくなっていた嫁の私 

舅が入院してからたびたびお見舞いには通っているし、年末には必死に孤軍奮闘して往診の対応などもしたけど・・・心から優しくしてあげたいとは思っていない自分がいるのではないかと思う 

舅に伝えることは・・・これからもおばあちゃんのことは精一杯お世話するから安心してね  と言うことだけです。


姑はいぜん血圧が高い状況も続いているので、もう意識もなくいつ最後を迎えるかもしれない舅の姿を見せるのは刺激が強すぎるのではないかと思い家族や親戚やかかりつけ医とも相談して・・・もうお見舞いには連れて行かないことにしようと決めています 

それなのに今日突然「おじいちゃんの病院へお見舞いに行ってくる」と言い出した姑、何度か連れて行っているけど一人ではとても行けそうもない所なのに「行ける」と言い出してしまった 

困った夫は近くのショッピングセンターにお買い物に連れ出していった 

少し気晴らしをすれば・・・忘れてくれるのではないかと 

私は「今日は検査があって家族は会えない日なんだ」と言ったらよいのでは?とも発案したのだが・・・明日からは5日間連続でデイサービスだからお見舞いに行くとは言い出せないだろうから 

これから様々な変化が起きて姑の血圧が上がって体調を崩すようなことがないように、配慮することが一番大切なことだと家族も親類も共通意見でいることが救いです 

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血圧が異常な姑

2013-01-26 09:25:03 | 通院
24日(木)は3ヶ月ぶりに神経内科へ受診してきました 

前回予約を変更したりしたので、せっかく予約してあったMRIは受けることが出来なかったので今回最初にMRIを撮って来ました 

その後、診察すでにMRIの結果が主治医へ届いていて『微少出血が多発』と言うことが知らされた 

血管がもろくなった部分からにじみ出るように出血している部分が黒い丸でいくつも画面に出ていた 

以前は『梗塞』がところどころあると言うことは聞かされていたけど・・・今度は『出血』

血圧もときどき高いことがあるということで、主治医が血圧を測ってくれるとなんと『194』も血圧が 

先生も焦って何度も慎重に調べてくれたのだが・・・。

ホームドクターに手紙を書きますので自宅でも朝晩血圧を測定してくださいと指示をされた 

舅の病院通いに姑の世話に今度は血圧測定まで・・・ますます大変になります。


25日(金)の夕方、かかりつけ医へ手紙を持って姑を連れて受診してきた 

デイサービスではとても低い血圧が続いている姑なのですがかかりつけ医でも緊張してしまうのか?140以上あった 

『血圧手帳』をもらってきて、『バイアスピリン』は心臓のために飲んでいたのですが、出血傾向があるので中止になりました。


26日(土) 朝、夫が血圧測定に挑戦するが姑は大緊張をしてしまい『240』とかになってしまって夫も緊張、大騒ぎに・・・

結局、私が落ち着いて図り直してもはじめは『235』次に『210』最後に『196』と下がっていったので記録して本日の朝の測定は終了 

たぶん家族に図られたことで緊張してしまっているので毎日続けていくうちに慣れていくだろうと思われます。

姑も舅の病状など気になって血圧も上がっているのだろうと思われます。 


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行方不明の下着は物置の中から・・・

2013-01-21 10:20:55 | 認知症
月曜日の今日は姑は元気にデイサービスのお迎えの車に乗り込んでいきました 

一人家に残った私は姑の部屋の中をちょっと点検 

そして、裏庭(小さな)にまだ雪が残っていて姑が洗濯物を干すのに不自由なのでスコップで雪を端によけてあげました 

物置の中をちょっと点検したら・・・不思議なビニール袋が 

中にはショートステイのあとずっと探し続けていた名前を付けた下着と濡れたバスタオルが入っていました 

しっかり下洗いをして、コタツの上掛けもかなり汚れていたので押入れから出てきた怪しげな下着類と共に洗濯しました 

コタツの下敷きも裏庭の物干しに干しておきました。


先日、金曜日だから早めの4時に帰宅するかとずっと待っていたのに・・・5時半過ぎに送られてきた姑、デイサービスに帰宅時間について問い合わせをして、今週からは毎日最終便で送ってもらうことにしました 

私は自分が休みの日は遅くまで預けては申し訳ないと思って、月曜と金曜は早めの帰宅に設定してもらったのですが・・・間違えられてしまうとお互い困るので遅いほうに合わせてもらいました。

とっても助かります自分の自由になる時間も増えたし、ゆとりが出来ます 


病院の舅は口を空けて、目はうつろ・・・家族が見舞いに行っても誰が来ているのか分かるのか分からないのか?声は出しても聞き取ることも出来ない 

食事にはぜりーが出て食べさせられてはいるようだが・・・誤飲性肺炎になったりしないのかと不安である 

昨日は姑が途中まで折った折鶴を350羽ほどは糸につなげて病室に飾ってきた 

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千羽鶴が折れない姑

2013-01-12 08:52:40 | 認知症
年末から入院をしている舅は、一時は少しだけだけれどもご飯も食べられるようになり熱も平熱になり・・・退院も?と言われたが 

再び痛みがひどくなり、食事もまったく取れなくなり点滴のみの栄養になっている 

はじめは飲み薬で痛み止めを飲んでいたのだが・・・昨日の午後、姑を連れて見舞いに行くと『飲み薬を飲み込むことが出来なくなったので座薬で痛み止めにします』と言われました 

一日一日出来なくなっていくことが増えていっている状態 


姑が買い物に行きたがって困るので『千羽鶴』でも舅のために折らせたら集中するのではないかと折り紙を用意してみた 

いざやらせようと思ったら・・・鶴を折ることが出来なかった 

盛んに「子どもの時には鶴が折れたのに???」と口ずさみながら・・・最初の三角を折るところだけやってもらって、後は私が折ることにした 

やっぱりやることがあるとじっと座って取り組んでくれるので日が暮れてから一人で外へは出て欲しくない時にはいい課題かもかもしれない 

舅が少しでも元気になるように願いが通じると良いのですが・・・

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大好きなチェックのシャツ

2013-01-06 11:02:22 | 認知症
先日、姑が留守をしている間にちょっと押入れの中を覗いてみた 

押入れダンスの中には下着がいっぱい  新しいものもいっぱいあったので・・・今後ショートの時にも使えるようにちょっとだけ名前を付けてこちらで保管させてもらった 

そしてその押入れダンスの上の奥のほうから・・・姑が大好きでいつも着ていた『茶色のチェックのシャツ』が出てきた 

洗濯してあげてそっと台所の椅子の上に置いておいたら・・・自分で部屋に持って行っていた 

しかし、その後も着ている様子はなかったのに、今日また洗濯に出していた 

どうしてかなぁ?と見てみると脇のスリットのところがほつれて自分で直したのか?白の木綿糸でざくざくと縫ってはあるのだが・・・

私が綺麗に直してあげて見せると喜んでいる様子だった 

着てくれるといいなぁ~~ 

しかし、なぜにあそこまでほつれていたのか?と言うぐらい破れていた・・・片方は袖口までほつれていた 

お気に入りの服ばかり着る姑なのですが・・・それが気になりいろいろと指示していた舅だったから何か揉めて、自分で破いたのか?舅に破かれたのか?自然にほつれたと言う感じではなかったなぁ~~~ 

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消えたラジオが・・・なぜか?姑のバックから

2013-01-05 09:49:01 | 認知症
元旦に姑を連れて夫が入院している舅の面会へ行ってきた 

そして実家に居る私のところへお年始に行く前に姑を一旦自宅へ送り届けてお風呂掃除などしていた夫のもとへ舅から電話が 

トイレに行こうとして転んだからもう歩くのは怖いからと言っていたというのに・・・なぜか公衆電話まで歩いてきている 

一番の楽しみの『ラジオ』が無くなってしまった 

隣のベットの人が親切にもかしてあげると言ってくれたラジオが自分のものみたいだと・・・疑う舅 

看護師たちを巻き込んで大捜索までしてもらったそうで・・・

夫はすぐに替わりのラジオを届けに行ったのだが、相変わらず不信感の塊のようになってしまった舅 


しかし、そのラジオがなぜか?・・・3日に姑のバックの中から見つかった 

たまたま親戚の人が迎えに来て外出する姑が余計なものを持っていかないようにと・・・夫が中身をチェックして見つけた 


元旦に面会に行った時、義弟の家族も一緒で先に帰るというので夫が玄関まで送りに行っている間、病室に舅と姑だけだった時間があった・・・その間に何があったのか??? 

舅は自分のラジオが見つかりご機嫌に・・・そして疑ってかかっていたお隣の親切な男性患者とも打ち解けてきたようでホッと一安心 


なぜに姑のバックにラジオが入っていたのか?はなぞのまま・・・


御用始の日、ケアマネージャーもとっても忙しそうだったけど電話で事情を説明して介護の点数も計算しなおしてもらって・・・来週から月曜から金曜までデイサービスが利用できるようになった 

仕事の日は私が帰宅する時間の少し前の最終まで預かってもらい、私が仕事は休みの日は4時ちょっと過ぎまで預かってもらえると日中だけでも自分の時間が持てるのは本当に助かります 

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新年の妄想

2013-01-02 05:15:53 | 認知症
実家で母と新年を迎えた私 

午後、長男と娘が揃って実家へ新年の挨拶に来てくれた 

親戚の4歳の子が凧揚げを楽しんでいる様子を見に行こうと、親水公園を歩き始めるとすぐに娘から報告をうけた 

『おじいちゃんがみんなを驚かすために、私にだけこっそり今日退院してくると連絡してきたんだよ』という姑の妄想 

ちょっと聞くと騙されてしまいそうな上手な作話なんだけど・・・夫が影で指で『×』をしていたから騙されずに済んだと笑って話してくれた 

やっぱりお留守番は寂しくて、そんな夢でも見たのでしょうか? 


病院の舅は前日からトイレへ歩いて行くようになっていたのに、点滴スタンドを持っていても転んでしまったそうで 

怖がってトイレにも一人ではいかなくなったとか? 

便秘もひどくて、薬で対応策をたててくれるようです 

午後に面会に行ったのに、なぜか?自分で歩いて公衆電話から「ラジオが無くなったから持ってきて欲しい」と言ってきたそうで、優しい夫は再び届けに行ったそうです。 

舅がボケてしまったのか?盗難があるのか? 

そんな騒ぎに振り回されつつも必死に親孝行している夫が体調を崩しはしないかとハラハラである 

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厳しい年の幕開け

2013-01-01 06:41:01 | 認知症
年末の29日の夕方にバタバタと舅が入院 

一人残された姑はガミガミと指示ばかりする介護者がいなくなり、のんびりと穏やかに過ごしています 

毎日、夫が入院先の病院へ見舞いに連れていってあげています 

舅が在宅で寝たきりのようになり、ストローが欲しいと言われて二回でストックしてあった束のストローを台所のワゴンに置いて使っていたのですが・・・

突然、29日の昼過ぎにすべてが姿を消してみんなで探しても見つからなかった 

舅が入院したあとに別の物を探していた夫が押し入れの中から『ストロー』の束を見つけてきた 

29日に洗濯して干して姑が取り込んでくれた舅のベスト、病院に届けたいと思っても、どこにし舞い込んでしまったのか?まったく見つからない 

お正月に飾るお花を買ってきて!と夫が一人で姑を近所の商店街に買い物に行かせたら・・・お花をちゃんと買ってきたけど、現在の我が家のしきたりでは必要のない榊まで一対で買ってきた 

一人で行かせたのだから仕方がない、正月にお墓参りに持って行こうとお水にいけて目につかないところで保管した 

大晦日は台所で私が料理をしているので、探索活動もほとんどせずにおとなしくこたつでテレビを見て過ごしていた 

きぬさやの筋取りや、ゆで卵の殻むきなど頼むと丁寧に時間をかけて喜んでやってくれていた 

2013年は舅の余命宣告が春頃で、我が家はどうなっていくのだろうか? 

頑張っている夫も仕事が忙しくなる時期、体調を崩さないでくれると良いのだが 


私も実家の母の見守りを兼ねて、時々は息抜きをしつつ乗り越えていきたいものだと思っている 


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