なかなかブログ

無計画で気まぐれなドライブが趣味です。音楽、写真も好きです。

1年前のことから知ってほしい

2012-03-05 22:01:29 | 地震、宏観異常現象
東北地方太平洋沖地震から、まもなく1年になります。
テレビで見る被災地は当時と比べたら瓦礫が片付けられ、道も整備され、「表に見える部分」では復興に近づいているのかもしれません。

震災後1カ月経たないうちに被災地に行きました。
道という道もなく、センターラインは埃やたまり水で見えなく、行方不明者の捜索が続けられている中で、もしかしたら瓦礫の中や津波で積み上がった車の中に、人の手があるのではないかと思うほどの荒れようだった。グチャグチャに壊れた家の前には、生新しい花が供えられている。もう本当にゴチャゴチャでグチャグチャでどうやって復興するのだろうかと思う場所だった。

今被災地に行って見える表側の光景は、更地の中に瓦礫がまとまり、道も電柱も整備され、当時の悲惨さは見えにくいだろう。今の光景だけみたら、「そんなでもない」と思う人もいるかもしれない。でも見えないところに、人の心に不安や困難が、何十年、一生分残っているかもしれません。その苦しみや困難はどうしたら解消されるのだろうか。

今晩のNHKのニュース内で、とある企業が被災地入りして、被災地を見るツアーのようなものを放送していました。そのカメラの前であくびをしている社員がいたことに、とても残念な気持ちになってしまった。被災地に行くのであれば、当時の現状をある程度知ってから行ってほしいと個人的に感じた。こう言っている自分は被災地に何ができたのか?と思うけれど、表面上のギャップの差に、1年という月日が長かったのか、短かったのかわからなくなってしまう。

今ある生活に感謝する。
生きている自分に感謝する。
一歩ずつ、半歩ずつ前進する。
でも、過去を振り返ったり、止まってしまったり、後退してしまうこともあるかもしれませんね。
人間ですから。

【monkey majik headlight】


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