なかなかブログ

無計画で気まぐれなドライブが趣味です。音楽、写真も好きです。

建前?と本音

2011-05-26 13:12:24 | 天災、人災、事故
最近のテレビ報道は原発問題が気休めというか、平和すぎる報道のような気がして鵜呑みにしては危険な気がします。
他国ごとのように原発事故を放送するテレビ。
日本人の不安をあおらない為? 政府からの暗黙の指示? 視聴者が飽きているから?
でも原発は目が離せません。

1mSv(ミリシーベルト) = 1000μSv(マイクロシーベルト)
1Sv(シーベルト) = 1000mSv
μSv/h = 1時間あたりに人体に与える放射線量
放射能 = 放射線を発する物質
グレイやベクレルやシーベルトと、いまだ区別がつきにくいですが、「シーベルト」は人間に与える放射線の量です。

諸外国があれだけ放射能の危険性をネット上で訴えているのに、日本政府は子供の放射能年間基準値を20mSvにしました。
放射能被ばくは外部被ばくと内部被ばくがあって、外部被ばくだけではないし、食べ物の接種で内部被ばくもします。
20mSvはあくまで外部被曝量だけを言っているような気がします。

公表されているモニタリングポイント(計測地点)は大気中の放射線量だけであって、
仮に地面の土や草や木に付着した放射能に触れたり吸ったりしてしまうこともあるでしょう。
30km圏外でもホットスポット(放射線が多い地域)の場合は安全とは言えない気がします。

例えば、1時間当たりの放射能が2.5μSvの地域にいる子供たちが、年間に浴びる放射線量は・・
2.5uSv×24時間×365日 = 21900μSv = 21.0mSv
もしこの地域にいる子供たちは年間被ばく量を超えちゃってますし、内部被ばくも加味しないとならないのです。

どこまでが安全でどこからが危険ということは一概に言えないと思いますが、一般人大人でも年間100mSvを浴びたら、健康被害が高まるとしていた気がします。
子供は成長期にあり体内吸収が早いし、細胞分裂も活発です。
カリウム不足になると、代わりにセシウムが取り込まれるという話をどこかで耳にしたことがあります。

何を書いているのかわからなくなってしまいましたが・・・
言いたいことは、その20mSvは「チェルノブイリで癌におかされている人たちが住んでいた以上の放射能汚染地域で、現在も生活している日本人が居るってこと」で、それを国が「安全」だろうと位置付けるのはいかがなものかということです。

今回の地震、津波、原発の隠ぺいや本心がネット上で、うじゃうじゃ転がってます。
何を信じるか、どうすればいいか・・見失ってしまいそうです。

関東大震災の風評で、大火の原因は火付け人の仕業だ!として多数の外国人が殺害されましたよね。
でも今は情報が見えない時代ではないですし。
話の出どころ(ソース)もあるわけで、信じられずにいられないですよね。

今の政府は、隠ぺいしてないとはいえ、可能性はあるが確証したことしか公表できないことで手遅れになっているような気がします。
それは良くも悪くも、「法治国家」「推定無罪」からなのかもしれません。

危険を自身で調べ、自分の安全は自身で守っていくしかないようです。
おそらく今までもこのことは同じでしょうが・・


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↑みなさん良いこと書いてますね。ほんと参考になります。



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