なかなかブログ

無計画で気まぐれなドライブが趣味です。音楽、写真も好きです。

国道152号 中央構造線 フォッサマグナ

2010-12-08 22:42:40 | ドライブ
蓼科高原の雲海を見た後、諏訪湖方面へ向かう。
今日のあてのない旅は「国道152号線 分杭峠 ゼロ磁場付近散策&中央構造線の旅」ということで久しぶりにあてのある旅になりそうです。
まず、中央構造線とは日本を東西に走る、大地を北南に分ける活断層がぶつかる「線」であります。
南の地面と北の地面がぶつかりあっている境目です。
日本で一番大きな活断層。活断層は少しずつ動いているので、ひずみが発生して崩壊するなどで大地震が発生するきっかけにもなるようです。
そして、断層と断層がぶつかることで、岩盤の摩擦で理屈上磁場が0になると言われているようです。
そして、フォッサマグナとは、日本の北南を走る、糸魚川静岡構造線と新発田小出構造線、柏崎千葉構造線の間にある大地の「面」です。
北陸自動車道を走っていると、糸魚川市あたりの標識に「フォッサマグナ」と突然案内があります。
中央構造線と糸魚川静岡構造線が交わっているあたりは、長野県諏訪湖付近だと言われています。
(説明がわかりずらいと思いますので、興味があればウィキペディア等で調べてみてください)
普通に暮らしているのであれば何も気にせず暮らせますが、日本の境目をみてみたいと思いたちドライブしてみました。

今回茅野市から0磁場までの分杭峠までの予定でドライブしました。
まずはそれが交わる諏訪湖へ向かいます。

諏訪湖が眺められる立石公園。う~ん。境目まったくがわからない でも交わっている地形なんでしょう・・。

R152を南へ走り、分杭峠0磁場の案内がありました。

シャトルバスでしか0磁場へは行けないようです。
バスに乗ってまで・・も予定していなかったし行けるところまでいくことにした。磁場が無くなることでどういった効果があるかはわかりませんが、
日頃体に入り込む磁場がなくなるときっとよいのでしょう。
分杭峠付近には駐車場がないようです。では中央構造線だけでもこの目でみてみたい。
R152をしばらく走るとありました。断層が露出しているところが。北川露頭という露出部に到着しました。







日本の割れ目を見ることができました。
わかります??地面の色が違うところ。ここがまさに日本の大地を南と北を分けるところです。
0磁場はバスで行く別のところにありますが、気分的に0磁場にいるようなので満足です。
要は、バスに乗るお金がないということです。
この先通行止めで分杭峠より先への通行ができないようです。
熊がでそうな静かなところなので、早めに引き返すことに・・。
ここまでが予定コースなんですが、通行止めにされるとその先へ行きたくなるのがあてのない旅の面白さ。
ということで通行止めを迂回して、この先の大鹿村へ。
駒ヶ根市→中川村→大鹿村と迂回をしました。

とても景色がよく、川もきれいで学校の校舎もきれいでとても良い村です。
試しに半年くらい住んでみたいところでした。
ちなみに上の写真中の山にも中央構造線が走っているらしいです。
橋の近くに中央構造線博物館がありましたが、あいにく休館日でした。
博物館の外には地層の石がありました。
この敷地内にも構造線が走っています。

R152号線の次なる峠、地蔵峠付近に到着。

国道沿いに次の露頭発見。

この露頭は川沿いに見られ、国道から下へ降りて行きます。
熊がでてきそうな、森林の中の細い道を下ると・・ありました。

2枚の写真をカメラで合成してますが、地層の色の違いがよくわかります。
ちなみに、川の向こうにいる人は地質を調査する方だと思います。
この先、地蔵峠は国道未開通区間で、林道を通り先へ進むことに。
迂回した林道から国道へ合流し、突如あらわれたのは高速道路。




現在高速の工事が進められているようです。
浜松市あたりから飯田市へ抜ける道路です。
無料と書いてあったので、通ってみることに。
片側1車線でしたが快適な道路でした。

天竜峡付近へよってみることに。。

ここから中央高速へつながるインターが設置されています。無料区間を再度走る。

飯田山本から有料なので、下道へ降り、山を走っていたら突然の雨にあいました。
土日であれば、高速がETC1000円ですが、あいにく平日なので・・ 雨上がりの夕焼けがきれいです。

国道19号を塩尻方面へ向かい、岡谷へ出て、ビーナスラインを通り佐久へ出て、国道254号で自宅へ向かいました。。



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