失われたメディア-8cmCDシングルの世界-

50円とか100円で叩き売られている8cm CD singleを見るとついつい買ってあげたくなることはないか。私はある。

「ひなげしの花」 アグネス・チャン 1972年

2009-04-30 | アイドル系
1972年、エイジアン・アイドルの草分け、アグネス・チャンデビュー!

①ひなげしの花 
作詞:山上路夫、作曲:森田公一、編曲:馬飼野俊一
子供のころよく聴いたな~出だしの「♪おっかのうえ」の部分が「丘の上」とは聴こえなくて、でも子供ごころにも「おっかないね」ではないだろうとは思ったね、文脈的に。結局なんだかわからないまま聴いてた、とオチも何もない話で申し訳ない…
トップギャラン森田の曲は、これぞアイドルポップスの王道!と言うしかないシンプル&キャッチーな作品。2分29秒と、飽きる暇もないスピーディーな展開もいいね。アグネスのたどたどしい日本語が、これでもかというくらい可憐さをアピールしてくる。歌詞は、都会へ旅立ってしまった「あの人」を想う田舎娘の気持ち。テーマとしては「木綿のハンカチーフ」(1975)と同じだな。高度成長とか、中央集権とか、そんな時代。

B面曲「妖精の詩」は作詞:松山猛、作曲:加藤和彦、編曲:馬飼野俊一。タイムスリップグリコなので残念ながら収録されていない。

中古で100円。
真ん中分け、肩フリルの衣装のアグネスはギターを抱えて歌っているようだ。
黄色いレコード袋も曲の雰囲気に合ってます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿