オザワの8㎝全18枚を、発売順に懐かしんでみるシリーズ。今年も8㎝の誕生日に。早いもので16枚目。そう、これ書いたら残りは2枚なんだな。
前作「Buddy/恋しくて」と同じく、2曲をタイトルに冠した4曲入り。
すべて作詞・作曲・編曲:小沢健二
①back to back
ベースラインありきの曲想。DJ佐々木健人が(たぶん)ターンテーブルで参加。オザワの気だるい語り「あのさ…」でアンニュイに始まり、ベースリフと80'sぽいスネアが曲を牽引する、退廃ムード漂うダンスナンバー。「はずかしがりやでシャイ」と意味の重なるサビに、「えっ?」と訊き返したくなる。「そんな自分が嫌だってこと」ああ、王子の内省。前作の一曲目「Buddy」と対応するように、ビートの強い曲を頭に配置。
②ダイスを転がせ
Adam Antの「goody two shoes」(1982)をサンプリング。というより曲の骨格を拝借している。ちなみにクレジットでは「adam and the ants」となっているが、グループ解散後のソロ作品なので「アダム・アント」が正しい。軽快な曲調に、上滑りする(これが芸風)小沢ヴォーカル。歌詞は「結構カラダはボロボロ だけどやらなきゃ悔いが残るだろ」「たぶん ここからどこも行かずに たぶん この瞬間を消すのみ」なんて、かなり煮詰まった雰囲気あり。前作の2曲目「恋しくて」と印象がかぶる。中村きたろう(ベース)、黒木千波留(オルガン)が参加。
③指さえも
これが「メインタイトル」(と、ジャケに表記されてる)。ノスタルジック&ドリーミーなポップスで、小沢のソフトな歌い方がいいんだ。ちょっとエフェクトをかけたコーラスも効いてるな。アコースティック・べースは松永孝義。あとは打ち込みのパーカッションと小沢のアコギのみ。くどいようだが、前作の3曲目「恋ってやっぱり」と兄弟曲。
④流星ビバップ
渋谷毅(ピアノ)、川端民生(ベース)、小沢(ギター&ヴォーカル)のアコースティック・トリオによる演奏。つまり、前作の「恋ってやっぱり」「それはちょっと」と同じメンバーによる一発録りセッション。3曲同じ日に録ったのかもしれない。「それはちょっと」と同じく、過去の作品(さらに言えば同じくシングルカップリング曲)のアンプラグド・セルフ・カヴァー。これもソフトな歌唱で、祭り明けの後片付けのような虚脱感を感じさせる。
流(れ)星ビバップ・クロニクル
オリジナル・ヴァージョンとカラオケ
ライブ
そして今回のアンプラグド。
定価1020円、レンタル落ち100円。
改めて聴いてみると、15thシングルの4曲とほとんど完全対応している。これは確実に練られた企画だね。計8曲を、1997年の7月(比較的アッパーな夏編)と9月(どっちかというとアンニュイな秋編)にシングルとして振り分けた格好か。
前作「Buddy/恋しくて」と同じく、2曲をタイトルに冠した4曲入り。
すべて作詞・作曲・編曲:小沢健二
①back to back
ベースラインありきの曲想。DJ佐々木健人が(たぶん)ターンテーブルで参加。オザワの気だるい語り「あのさ…」でアンニュイに始まり、ベースリフと80'sぽいスネアが曲を牽引する、退廃ムード漂うダンスナンバー。「はずかしがりやでシャイ」と意味の重なるサビに、「えっ?」と訊き返したくなる。「そんな自分が嫌だってこと」ああ、王子の内省。前作の一曲目「Buddy」と対応するように、ビートの強い曲を頭に配置。
②ダイスを転がせ
Adam Antの「goody two shoes」(1982)をサンプリング。というより曲の骨格を拝借している。ちなみにクレジットでは「adam and the ants」となっているが、グループ解散後のソロ作品なので「アダム・アント」が正しい。軽快な曲調に、上滑りする(これが芸風)小沢ヴォーカル。歌詞は「結構カラダはボロボロ だけどやらなきゃ悔いが残るだろ」「たぶん ここからどこも行かずに たぶん この瞬間を消すのみ」なんて、かなり煮詰まった雰囲気あり。前作の2曲目「恋しくて」と印象がかぶる。中村きたろう(ベース)、黒木千波留(オルガン)が参加。
③指さえも
これが「メインタイトル」(と、ジャケに表記されてる)。ノスタルジック&ドリーミーなポップスで、小沢のソフトな歌い方がいいんだ。ちょっとエフェクトをかけたコーラスも効いてるな。アコースティック・べースは松永孝義。あとは打ち込みのパーカッションと小沢のアコギのみ。くどいようだが、前作の3曲目「恋ってやっぱり」と兄弟曲。
④流星ビバップ
渋谷毅(ピアノ)、川端民生(ベース)、小沢(ギター&ヴォーカル)のアコースティック・トリオによる演奏。つまり、前作の「恋ってやっぱり」「それはちょっと」と同じメンバーによる一発録りセッション。3曲同じ日に録ったのかもしれない。「それはちょっと」と同じく、過去の作品(さらに言えば同じくシングルカップリング曲)のアンプラグド・セルフ・カヴァー。これもソフトな歌唱で、祭り明けの後片付けのような虚脱感を感じさせる。
流(れ)星ビバップ・クロニクル
オリジナル・ヴァージョンとカラオケ
ライブ
そして今回のアンプラグド。
定価1020円、レンタル落ち100円。
改めて聴いてみると、15thシングルの4曲とほとんど完全対応している。これは確実に練られた企画だね。計8曲を、1997年の7月(比較的アッパーな夏編)と9月(どっちかというとアンニュイな秋編)にシングルとして振り分けた格好か。
ま、そうでなくても定価以上は出すことはほぼないのですが・・・
少し前にローリングストーンズをテーマにしたDJイベントで、同名異曲としてこの「ダイスをころがせ」をかけようと思って知り合いからわざわざ借りたのに、当日持っていくのを忘れてかけられなかったという苦い思い出があります。
直枝さんのライブで「PEACHES EN REGALIA」の完コピ聴けたし、水曜のZAPPA語り&ライブ、祥さんに見せてあげたかったよ~
直枝さんによる「ボビー・ブラウン」日本語版とかねー。
ボックスは、黒いやつ。既発3枚をまとめたもの。祥さんはみんな持ってるんじゃない?3500円でポスターつきだったんで…
シリーズはほら、エロとか80'sとか適当にやっていきますので、ヨロシク!あ、今年はビートルズも。
全く追っていなかった自分に気付きます…。
小沢問題で荒れ狂う中、今年もまたこの日にオザワに出会えた喜び。
もはや恒例のイベントとなってますね。
というか、残すところ2枚ですか!頑張れオザワ!
…ってちょっとシンミりしてみたりして。
だって「クリスマス・イヴ」シリーズも完結したでしょ?
次はどのシリーズを楽しみにしていればいーのぉおおおお??くすんくすん。
それと共に気になったつぶやき!!
>「ザッパDVDボックス。だって半額・・・ 」
ちょちょちょっとー!!どのボックスよぉー?
可愛いイラストジャケのやつ?
それとも黒いところに字がズババババーンって書いてあるやつ?
いずれにしても羨ましいでしゅ…(´・ω・`)