
"BABY IT'S YOU" The Shirelles 1961
レノンでもマッカートニーでもないが、ビートル関連作。
ザ・シュレルズのヒットソングを集めた4曲入り8㎝シングル。1989年リリースの紙ジャケ洋盤なので、日本語表記はない。
①BABY IT'S YOU ベイビー・イッツ・ユー 1961
(Bacharach/David/Williams)
ザ・ビートルズがデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』(1963)でカヴァーしたバート・バカラック初期の代表作。「♪シャララ」コーラスのイントロが印象的。リードヴォーカルはそんなに上手くないけどソウルフルな太さを持った声。もちろんバカラックなので泥臭いソウルとは縁遠いオシャレな美メロで、モータウンとはまた違った都会的な雰囲気を感じさせる。深いエコーといえばスペクター・サウンド?と思ってしまうが、フィルは関わってない。ロネッツもクリスタルズも1961年デビューだから、1958年デビューのシュレルズはちょっとお姉さん格だったのかな?60'sガールグループの代表曲と言いたくなる完成度の高さ。そりゃビートルズのカヴァーも優れているけど、(ビートルズにはよくある)「完全にカヴァーの勝ち!」ってパターンとは違うね。
②SOLDIER BOY ソルジャー・ボーイ 1962
(Dixon/Green)
「ベイビー・イッツ・ユー」に続いてリリースされたシングルで、彼女たちにとって2曲目にして最後の全米No.1ヒット。(1曲目はゴフィン・キング作の「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」)子守唄のようなゆったりしたメロディで、いい夢見れそう。
③FOOLISH LITTLE GIRL フーリッシュ・リトル・ガール 1963
(Greenfield/Miller)
これまたよくできた2分20秒。冒頭部分でついつい「♪夢でもし逢えたら~」と歌いだしたくなる。シュレルズが、いかに優秀なソングライターに恵まれていたかよく分かる作品。
④EVERYBODY LOVES A LOVER エヴリボディー・ラヴズ・ア・ラヴァー 1962
(Allen/Adler)
オリジナルはドリス・デイ、1958年。意外にもこの4曲の中では最もR&Bテイストが感じられる仕上がり。
定価不明、新品で500円くらいだったような、もうちょっと高かったような。
このナンシー・シナトラ盤と同じく、RHINOレーベルの再発8㎝シリーズの1枚。「VOLUME 2」との表記があることから、「VOLUME 1」は確実に存在する。「WILL YOU LOVE ME TOMORROW」はそっちに入ってたんだろう。
右はP-VINEから1989年にリリースされた便利アルバム『THE BEATLE CLASSICS』。ビートルズの名曲を癒し系クラシック音楽にアレンジ…ではなくて、ビートルズがカヴァーした曲のオリジナル・ヴァージョンを集めた全30曲。ビートルズのオリジナルアルバムに収録された24曲のカヴァー曲のオリジナルと、ライブなどで採り上げられた曲のオリジナル6曲。チャック・ベリーやラリー・ウィリアムスに代表されるロックンロール・クラシックスと、ガールグループのヒットソングが二大勢力なのは間違いないが、その他はかなり雑多な印象。初期の「なんでもあり」な姿勢は、その後のビートルズの音楽性を考えれば納得できるような気がする。たとえばストーンズの一途な道のりと比べて。
レノンでもマッカートニーでもないが、ビートル関連作。
ザ・シュレルズのヒットソングを集めた4曲入り8㎝シングル。1989年リリースの紙ジャケ洋盤なので、日本語表記はない。
①BABY IT'S YOU ベイビー・イッツ・ユー 1961
(Bacharach/David/Williams)
ザ・ビートルズがデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』(1963)でカヴァーしたバート・バカラック初期の代表作。「♪シャララ」コーラスのイントロが印象的。リードヴォーカルはそんなに上手くないけどソウルフルな太さを持った声。もちろんバカラックなので泥臭いソウルとは縁遠いオシャレな美メロで、モータウンとはまた違った都会的な雰囲気を感じさせる。深いエコーといえばスペクター・サウンド?と思ってしまうが、フィルは関わってない。ロネッツもクリスタルズも1961年デビューだから、1958年デビューのシュレルズはちょっとお姉さん格だったのかな?60'sガールグループの代表曲と言いたくなる完成度の高さ。そりゃビートルズのカヴァーも優れているけど、(ビートルズにはよくある)「完全にカヴァーの勝ち!」ってパターンとは違うね。
②SOLDIER BOY ソルジャー・ボーイ 1962
(Dixon/Green)
「ベイビー・イッツ・ユー」に続いてリリースされたシングルで、彼女たちにとって2曲目にして最後の全米No.1ヒット。(1曲目はゴフィン・キング作の「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」)子守唄のようなゆったりしたメロディで、いい夢見れそう。
③FOOLISH LITTLE GIRL フーリッシュ・リトル・ガール 1963
(Greenfield/Miller)
これまたよくできた2分20秒。冒頭部分でついつい「♪夢でもし逢えたら~」と歌いだしたくなる。シュレルズが、いかに優秀なソングライターに恵まれていたかよく分かる作品。
④EVERYBODY LOVES A LOVER エヴリボディー・ラヴズ・ア・ラヴァー 1962
(Allen/Adler)
オリジナルはドリス・デイ、1958年。意外にもこの4曲の中では最もR&Bテイストが感じられる仕上がり。
定価不明、新品で500円くらいだったような、もうちょっと高かったような。
このナンシー・シナトラ盤と同じく、RHINOレーベルの再発8㎝シリーズの1枚。「VOLUME 2」との表記があることから、「VOLUME 1」は確実に存在する。「WILL YOU LOVE ME TOMORROW」はそっちに入ってたんだろう。
右はP-VINEから1989年にリリースされた便利アルバム『THE BEATLE CLASSICS』。ビートルズの名曲を癒し系クラシック音楽にアレンジ…ではなくて、ビートルズがカヴァーした曲のオリジナル・ヴァージョンを集めた全30曲。ビートルズのオリジナルアルバムに収録された24曲のカヴァー曲のオリジナルと、ライブなどで採り上げられた曲のオリジナル6曲。チャック・ベリーやラリー・ウィリアムスに代表されるロックンロール・クラシックスと、ガールグループのヒットソングが二大勢力なのは間違いないが、その他はかなり雑多な印象。初期の「なんでもあり」な姿勢は、その後のビートルズの音楽性を考えれば納得できるような気がする。たとえばストーンズの一途な道のりと比べて。
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