唐突だが、今年はビートルズについて考えていこうと思う。別に今までも登場してたけど。ずーっとやると飽きるので、思い出したときにぽつぽつと、の予定。
そんな年間企画の第1弾!
ハンブルクでのライブ4曲入りの8㎝。1988年に8㎝CDとしてリリースされたもの。
英語表記は「THE BEATLES [1] <LIVE! AT THE STAR CLUB, 1962>」。ミニアルバムらしい。
シングル「ラヴ・ミー・ドゥー」で1962年10月にレコードデビューした直後、12月のハンブルクでのライブ音源。まだアルバムは作れるのかな、いやセカンドシングル出せるといいな、くらいのレベルだった4人組。リンゴ・スター加入後初のライブでもあった。
①ツイスト・アンド・シャウト TWIST AND SHOUT
(Medley/Russell)
音、悪!しかし、このジョンのシャウト(そう、全編シャウト!)の迫力はどうだ。ロックンローラーとしてのピークはここだったんだ。翌1963年のデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のエンディングナンバーとしてスタジオ録音された。オリジナルはアイズレー・ブラザーズ、1962年5月のリリースだから、最新のヒット曲をリアルタイムでカヴァーしたってこと。
②のっぽのサリー LONG TALL SALLY
(Johnson/Penniman/Blackwell)
ジョンのリードヴォーカル曲(①③)に比べ、このポールの声は遠く感じる。マイクのせいか?そんなブート・クオリティの悪条件でも、ポールのこもったシャウトの力強さは十分に感じられる。この人もロックンローラーとしてのピークはここだったんだな。のちに1964年のEPのタイトル曲として、スタジオレコーディングされている。オリジナルはリトル・リチャード、1956年のヒット曲。
③ミスター・ムーンライト MR. MOONLIGHT
(Johnson)
ドクター・フィールグッドとインターンズのオリジナル(1962)や、ビートルズのスタジオ・レコーディング・ヴァージョン(『ビートルズ・フォー・セール』(1964)収録)で聴ける頭の無伴奏での「♪ミスタ~ア~ムーンラーイト」がない。これもまたリアルタイムのヒットソングを即カヴァー。
④フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン FALLING IN LOVE AGAIN
(Lerner/Hollander)
オリジナルはマレーネ・ディートリッヒ、1930年。ドイツ映画「Der blaue Engel(嘆きの天使)」の主題歌として大ヒット。R&BとR&Rばかりじゃない、こんな曲もやってしまうあたり、音楽性の幅というか、叩き上げのライブバンドとしての懐の深さを感じる。兄ちゃん、あれやってくれよ、的なリクエストにも対応できそうな。ベサメ・ムーチョなんかもレパートリーに入ってたしね。ヴォーカルはポール。
定価1500円、中古で525円。
テイチク・レコードからのリリース。23曲入りのアルバム『1962 Live at the Star Club in Hamburg』からの抜粋。収録時間は4曲で8分6秒。余裕でもう4曲入るやん。1500円は相当割高感がある価格設定だな。
ジャケは左から、ジョージ、ポール(マイク越し)、ジョン(ピンボケ)。リンゴは写ってもない。
そんな年間企画の第1弾!
ハンブルクでのライブ4曲入りの8㎝。1988年に8㎝CDとしてリリースされたもの。
英語表記は「THE BEATLES [1] <LIVE! AT THE STAR CLUB, 1962>」。ミニアルバムらしい。
シングル「ラヴ・ミー・ドゥー」で1962年10月にレコードデビューした直後、12月のハンブルクでのライブ音源。まだアルバムは作れるのかな、いやセカンドシングル出せるといいな、くらいのレベルだった4人組。リンゴ・スター加入後初のライブでもあった。
①ツイスト・アンド・シャウト TWIST AND SHOUT
(Medley/Russell)
音、悪!しかし、このジョンのシャウト(そう、全編シャウト!)の迫力はどうだ。ロックンローラーとしてのピークはここだったんだ。翌1963年のデビューアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』のエンディングナンバーとしてスタジオ録音された。オリジナルはアイズレー・ブラザーズ、1962年5月のリリースだから、最新のヒット曲をリアルタイムでカヴァーしたってこと。
②のっぽのサリー LONG TALL SALLY
(Johnson/Penniman/Blackwell)
ジョンのリードヴォーカル曲(①③)に比べ、このポールの声は遠く感じる。マイクのせいか?そんなブート・クオリティの悪条件でも、ポールのこもったシャウトの力強さは十分に感じられる。この人もロックンローラーとしてのピークはここだったんだな。のちに1964年のEPのタイトル曲として、スタジオレコーディングされている。オリジナルはリトル・リチャード、1956年のヒット曲。
③ミスター・ムーンライト MR. MOONLIGHT
(Johnson)
ドクター・フィールグッドとインターンズのオリジナル(1962)や、ビートルズのスタジオ・レコーディング・ヴァージョン(『ビートルズ・フォー・セール』(1964)収録)で聴ける頭の無伴奏での「♪ミスタ~ア~ムーンラーイト」がない。これもまたリアルタイムのヒットソングを即カヴァー。
④フォーリング・イン・ラヴ・アゲイン FALLING IN LOVE AGAIN
(Lerner/Hollander)
オリジナルはマレーネ・ディートリッヒ、1930年。ドイツ映画「Der blaue Engel(嘆きの天使)」の主題歌として大ヒット。R&BとR&Rばかりじゃない、こんな曲もやってしまうあたり、音楽性の幅というか、叩き上げのライブバンドとしての懐の深さを感じる。兄ちゃん、あれやってくれよ、的なリクエストにも対応できそうな。ベサメ・ムーチョなんかもレパートリーに入ってたしね。ヴォーカルはポール。
定価1500円、中古で525円。
テイチク・レコードからのリリース。23曲入りのアルバム『1962 Live at the Star Club in Hamburg』からの抜粋。収録時間は4曲で8分6秒。余裕でもう4曲入るやん。1500円は相当割高感がある価格設定だな。
ジャケは左から、ジョージ、ポール(マイク越し)、ジョン(ピンボケ)。リンゴは写ってもない。
是非、お願いします!
これ、なんかレアな感じで良いですねー。
僕も先日ようやくモノボックスを入手したので、その音圧を楽しんでいるところです。
サージャントペパーズとか、とても楽しいです。
ビートルズ、考えますよ。
考えるだけで記事にしないかもしれないけど(笑)
ところでk-hikoさん、怒涛の更新じゃないですか!
「オートバイ」よかった。
「ハリーガーリー」と「ビーバップ」はウェイターが歌っています。
私は2000年の再発とアメリカのジャケを模したブードックを所有してます。
98年に再発を巡る裁判が起きジョージが証言し発売中止になり現在はブードックのみです。