
U2のシングルって結構買った記憶があったけど、8cmCDはこれしか手元になかった。ほとんどアナログだったんだ。7インチも12インチも(プリンスほどじゃないにしろ)、そこそこ散財しました。
Daniel Lanois & Brian Enoのプロデュース・ワーク中、セールス的には最大の成功作「The Joshua Tree」(1987)からの3rdシングル、「約束の地」(Where the street have no name)の日本盤7インチ(左)。ジャケはベースのアダム。U2の凄いところはメンバー4人が単独でシングルジャケットに登場して、それぞれいい味を出しているところ。そんなこと褒められても本人たちは微妙だろうけど。とにかくよく聴いた「ヨシュア・トゥリー」は誰もが認める名作だが、シングルのカップリング(アルバム未収録曲)にも力が入っていた。
A①Where the street have no name
Written by U2, Produced by Daniel Lanois and Brian Eno
ちょっと前にニュースステーションのオープニングにも使われてた。やたらと高揚感のあるイントロが、ニュース番組にはドラマチック過ぎる選曲だと思った。
B①Silver and Gold
Written by Bono, Produced by U2
これはセルフプロデュース。翌年の映画サントラ「Rattle and Hum」にライブ・ヴァージョンが収録されている。映画の中でもハイライトのひとつだった。
B②Sweetest Thing
Written by U2, Produced by U2 with Daniel Lanois and Brian Eno
これは小品といった趣きの、アルバムのカラーには合わないポップソング。シングルB面という慎ましやかなポジションが似合う知る人ぞ知る佳曲だと思っていたが…
久々にシングルで聴いたが、A面45回転・B面33回転という変則的な作りだった。もちろん忘れていたので、B面の最初で「あれ?こんな曲だっけ…ボノの声高っ!」てな事態に。
右の8cmは1998年の「The Best of 1980-1990」と題された80年代を総括するベスト盤に合わせてリリースされたシングル。
①Sweetest Thing (The Single Mix) (3:00)
Produced by Steve Lillywhite with Daniel Lanois and Brian Eno
U2とは長い付き合い、スティーヴ・リリーホワイトのプロデュースによるシングルミックス。リリーホワイトといえばPeter GabrielⅢ(1980)のサウンドを作ったことで有名だが、同じ年にダブリンの無名バンドのプロデュースを担当。それがU2のデビューアルバム「BOY」だった。この3分ジャストのポップソング、不思議なノスタルジーを感じる、このバンドにとっての異色シングルと言えるだろう。今回調べてて初めて知ったが、この曲はボノが奥さんに謝っている歌なのだそうだ。ツアー中で、奥さんの誕生日を忘れてたんだって。それはいかんね、ボノ君。
②With or Without You (Album Version) (4:56)
Produced by Daniel Lanois and Brian Eno
ご存知「ヨシュア・トゥリー」からのファーストカットにして大ヒット曲。間奏で上半身を傾け腕をブラリと垂らしたボノの姿が目に浮かぶ。禅問答のようなタイトル、静かなイントロから徐々に徐々に盛り上がる演奏と力強いボノの歌声(なんたって「魂の叫び」とか言われちゃうわけだから)、何度聴いても名曲だわ。
この2曲のシングル、というのは日本だけの企画だったようだ。英米では①のカップリングに別の曲のライブ音源が収録されていた。じゃあ、どうして「ウィゾウィザウチュー」?という疑問がわくが、どうやら同時期に放送されていたTVドラマ「眠れる森」の挿入歌として使用されたことがきっかけだったようだ。恐るべしキムタク効果。
定価1020円、中古で50円。2曲とも歌詞と中川五郎による対訳付き。
小さくて分かりづらいが、初期U2のジャケットでお馴染みの金髪の白人少年がガスマスクの向こうからこちらを睨みつけている。全く同じ少年だとすれば「WAR」のときのボツカットか。
Daniel Lanois & Brian Enoのプロデュース・ワーク中、セールス的には最大の成功作「The Joshua Tree」(1987)からの3rdシングル、「約束の地」(Where the street have no name)の日本盤7インチ(左)。ジャケはベースのアダム。U2の凄いところはメンバー4人が単独でシングルジャケットに登場して、それぞれいい味を出しているところ。そんなこと褒められても本人たちは微妙だろうけど。とにかくよく聴いた「ヨシュア・トゥリー」は誰もが認める名作だが、シングルのカップリング(アルバム未収録曲)にも力が入っていた。
A①Where the street have no name
Written by U2, Produced by Daniel Lanois and Brian Eno
ちょっと前にニュースステーションのオープニングにも使われてた。やたらと高揚感のあるイントロが、ニュース番組にはドラマチック過ぎる選曲だと思った。
B①Silver and Gold
Written by Bono, Produced by U2
これはセルフプロデュース。翌年の映画サントラ「Rattle and Hum」にライブ・ヴァージョンが収録されている。映画の中でもハイライトのひとつだった。
B②Sweetest Thing
Written by U2, Produced by U2 with Daniel Lanois and Brian Eno
これは小品といった趣きの、アルバムのカラーには合わないポップソング。シングルB面という慎ましやかなポジションが似合う知る人ぞ知る佳曲だと思っていたが…
久々にシングルで聴いたが、A面45回転・B面33回転という変則的な作りだった。もちろん忘れていたので、B面の最初で「あれ?こんな曲だっけ…ボノの声高っ!」てな事態に。
右の8cmは1998年の「The Best of 1980-1990」と題された80年代を総括するベスト盤に合わせてリリースされたシングル。
①Sweetest Thing (The Single Mix) (3:00)
Produced by Steve Lillywhite with Daniel Lanois and Brian Eno
U2とは長い付き合い、スティーヴ・リリーホワイトのプロデュースによるシングルミックス。リリーホワイトといえばPeter GabrielⅢ(1980)のサウンドを作ったことで有名だが、同じ年にダブリンの無名バンドのプロデュースを担当。それがU2のデビューアルバム「BOY」だった。この3分ジャストのポップソング、不思議なノスタルジーを感じる、このバンドにとっての異色シングルと言えるだろう。今回調べてて初めて知ったが、この曲はボノが奥さんに謝っている歌なのだそうだ。ツアー中で、奥さんの誕生日を忘れてたんだって。それはいかんね、ボノ君。
②With or Without You (Album Version) (4:56)
Produced by Daniel Lanois and Brian Eno
ご存知「ヨシュア・トゥリー」からのファーストカットにして大ヒット曲。間奏で上半身を傾け腕をブラリと垂らしたボノの姿が目に浮かぶ。禅問答のようなタイトル、静かなイントロから徐々に徐々に盛り上がる演奏と力強いボノの歌声(なんたって「魂の叫び」とか言われちゃうわけだから)、何度聴いても名曲だわ。
この2曲のシングル、というのは日本だけの企画だったようだ。英米では①のカップリングに別の曲のライブ音源が収録されていた。じゃあ、どうして「ウィゾウィザウチュー」?という疑問がわくが、どうやら同時期に放送されていたTVドラマ「眠れる森」の挿入歌として使用されたことがきっかけだったようだ。恐るべしキムタク効果。
定価1020円、中古で50円。2曲とも歌詞と中川五郎による対訳付き。
小さくて分かりづらいが、初期U2のジャケットでお馴染みの金髪の白人少年がガスマスクの向こうからこちらを睨みつけている。全く同じ少年だとすれば「WAR」のときのボツカットか。
アダム・ジャケも味ありますね。
この人のベース・ラインも好きっすね。
日曜は「魂の叫び」のDVD見て来日中止を偲んでいました。
久し振りにみるとやはりかっこいいです。
「ヨシュア」も「アクトン」も「ズーロッパ」も「Pop」も味があってよいけど個人的にもっともグッとくるのは「焔」冒頭を飾る「ソート・オブ・ホーム・カミング」かな!
ライブエイドでのパフォーマンスも素晴らしかった。
世界への売り出しという点で、最もあのイベントを有効利用したのはU2だったかもしれませんね。
実は「アクトン」以降はちゃんと聴いていないダメファンなのですが…