「冬の散歩道」 サイモン＆ガーファンクル 1966年

ポール・サイモンとアート・ガーファンクルのデュオ。
野島伸司ドラマ「人間・失格～たとえばぼくが死んだら」で使用され、1994年に8cmシングル化された。

サイモン＆ガーファンクル側からドラマ主題歌としての使用を認められず、「挿入歌」ということになっているが、実際にはオープニングテーマ扱いだったらしい。ちなみに「人間・失格」というタイトルも、太宰治の遺族に抗議されたため、間にナカグロを入れたらしい。たいへんですね、野島さんもいろいろ…

①冬の散歩道　A Hazy Shade of Winter　TBS系金曜ドラマ『人間・失格』挿入歌
(P.Simon)
アルバム『Bookends』(1968)収録曲だが、シングルとしては一年以上前の1966年リリース。アコギのアグレッシブなフレーズが耳に残るイントロに続き、歌声はやっぱりソフトなんだけど、一生懸命激しく歌っている様子が伺える。S＆Gの中では最も弦が切れそうな曲かも。バングルズによるカヴァーがヒットしたのは1987年。もう20年も前なんだ…

②エミリー、エミリー　For Emily, Whenever I May Find Her
(P.Simon)
『Parsley, Sage, Rosemary and Thyme』(1966)収録曲。オリジナルシングルのB面もこの曲だったようだ。ドラマとは関係ないのかな？こっちは曲もソフトで、ほとんどガーファンクルの声しか聴こえない。

定価800円、中古で100円。
①が2分19秒、②が2分4秒で、合わせても5分足らず。最短記録に近いか。