すっかりご無沙汰してしまっています。
というのも、姑のがん問題で、いろいろばたばたとしておりました。
退院してほぼ一ヶ月がすぎようとしています。
がんも末期であると、介護保険が適用されるとの医師の助言で、その申請やらヘルパーさんとの打ち合わせ、訪問看護士、往診の医師などとの連絡、さらに義母は、最期はホスピスで過ごしたいとのことで、そちらへも・・・。しかし、都内のホスピスはどこも満杯です。
空いているのは、超高級の聖路加国際病院・・・・・・。
そこでいいから、と義母。
いやはや・・・・。
まあ、このへんを書き出すときりがありません。
まずは、朝比奈伝のその後のご紹介を・・・
先日、聖教新聞のインタビューを受けました。
朝比奈さんは、民音が1967年に第1回の指揮者コンクールをスタートさせて以来、審査委員としてかかわり続け、後に審査委員長を務めています。
1983年には、聖教新聞の日曜鼎談にも登場。
自身の生き方について、「才能じゃない。人より先に『休もうか』と言わないだけ」と語っています。
その言葉は、彼がいかに努力してきたかということを語っていますよね。
ブラームスや、ベートーヴェン、ブルックナーの作品を自分なりに読み込んでものにしていった。
そして、人生の最期まで楽譜に向きあった努力家で、リハーサルも本番も、すべてテープに録って、全部聞き直してくる。並の心構えではできることではありません。
楽団員の人たちも、そういう朝比奈を見ているから、「それほど音楽を愛しているのだったら、自分たちも……」とやる気になり、燃えたのでしょう。
掲載はいつになりますか。