聖教新聞

2008年12月07日 | 指揮者 朝比奈隆伝 取材日記

すっかりご無沙汰してしまっています。

 

というのも、姑のがん問題で、いろいろばたばたとしておりました。

 

 

退院してほぼ一ヶ月がすぎようとしています。

 

がんも末期であると、介護保険が適用されるとの医師の助言で、その申請やらヘルパーさんとの打ち合わせ、訪問看護士、往診の医師などとの連絡、さらに義母は、最期はホスピスで過ごしたいとのことで、そちらへも・・・。しかし、都内のホスピスはどこも満杯です。

 

空いているのは、超高級の聖路加国際病院・・・・・・。

 

そこでいいから、と義母。

 

いやはや・・・・。

 

まあ、このへんを書き出すときりがありません。

 

 

まずは、朝比奈伝のその後のご紹介を・・・

 

 

先日、聖教新聞のインタビューを受けました。

 

朝比奈さんは、民音が1967年に第1回の指揮者コンクールをスタートさせて以来、審査委員としてかかわり続け、後に審査委員長を務めています。

 

1983年には、聖教新聞の日曜鼎談にも登場。

 

自身の生き方について、「才能じゃない。人より先に『休もうか』と言わないだけ」と語っています。

 

 

その言葉は、彼がいかに努力してきたかということを語っていますよね。

ブラームスや、ベートーヴェン、ブルックナーの作品を自分なりに読み込んでものにしていった。

 

そして、人生の最期まで楽譜に向きあった努力家で、リハーサルも本番も、すべてテープに録って、全部聞き直してくる。並の心構えではできることではありません。

楽団員の人たちも、そういう朝比奈を見ているから、「それほど音楽を愛しているのだったら、自分たちも……」とやる気になり、燃えたのでしょう。

 

 

掲載はいつになりますか。