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明日の「冬の旅」向けて。
おそらく自分がこの曲集で一番くらい好きであろう曲、宿、宿屋、旅宿などと訳されることが多いですが、この宿というのは実は墓場で、そこへ来た主人公はとうとうこの墓場に来てそこに入って(死ぬ?)安らぎを得たいと思うのですが、そのお墓は全て塞がっており、そこで安らぎをえる(死ぬ)ことさえも出来ず、まだまだ一人で旅、冬の旅を続けなくてはならない、とも解釈できる曲ですが、一瞬非常に荘厳であたたかい音楽に聴こえるのですが、二重以上の様々な意味が入っている奥深さがあるように思えます。
前の曲で、目の前の道標に従って、まだ誰も帰ってきたためしのない一筋の道を行かねばならない・・・と終えたあと、この曲の冒頭をピアノソロで演奏するとき、全ての力が抜け、なんとも言えない安らぎをいつも感じるのですが、実はそこに沢山の意味が入っている事に驚かされます。
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