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先日ご紹介しました、熊本県立劇場での「中川ハカセのまたまたピアノ解体新書」の時の写真をいただきましたので、その模様をご紹介させて頂きます。因みに滞在中の記事はここをクリックしてみてください。

夏休みお盆にもかかわらず長蛇の列・・・

開演直前。

最初は演奏で自己紹介。

良い響きのホールなので、演奏していて気持ちよかったです。

 

ライトはエリアあかりにして絞って雰囲気を出しました。

早速”解体新書”

ピアノのアクションモデルを見せて鍵盤からハンマーまでの力の伝わり方を説明します。

「ウッチー」ことピアノハープ社の内川さんに実際楽器の鍵盤部分、アクションを引き出していただきます。

様子は近くからカメラで撮って後ろのスクリーンに映します。

実際88鍵のアクションを置いて弾いてみせるとハンマーが波打って動きます。

次は大屋根を外しました。

中の構造について近くからカメラで撮り様々な説明をいたしました。

お客様とのやり取りも非常に楽しく、反応が素晴らしい!私からのお伺いに手を元気よくあげて頂きありがとうございます!

実際ピアノの板「響版」に触れるブルブルして、それが音を大きくする秘密なのですが・・・

今回は510名の聴衆の方々全ての方に、なんと舞台にあがっていただいて、一人一人ピアノの響版、もぐって下から、側板、ピアノの大屋根の支え棒などを触っていただきました。ムソルグスキー手組曲「展覧会の絵」より”キエフの大門”という音が非常に響き渡る曲を40分間繰り返し弾き続けました。この経験は私も一生で初めてです。でも510名の皆さんとコンタクトでき、また、素晴らしいホールでピアノを存分に響かせることが出来たので、最高でした。

この様子はカメラで撮ってスクリーンに映しました。

圧巻です!!!

さて、後半はびっくりコンサートという事で、様々なびっくりが・・・

ハンガリーの作曲家、クルタークの組曲「遊び」より「バーリント・エンドレを想って」という、五線紙に様々な模様を書いてある楽譜の曲があるのですが、その楽譜の読み方、演奏の仕方、また実際演奏をいたしました。皆さん大いに笑っていただきありがとうございます!

次は世界の名画でそれを見ながらそのイメージを即興演奏いたしました。

最後にオランダの作曲家ヤコブ・テル・フェルトヒュイス作曲「The body of your dreams」というラップ、バンドなどの音が録音されているものと一緒に演奏する曲では衣装を変えてロックっぽくしてみました。

演奏のシーンをスクリーンに映し、ミラーボールを加えてみました。

 

熊本の県立劇場の方々は、本当に誠心誠意私の無理な要求に丁寧に答えて頂き、感謝の念でいっぱいです!

本当に楽しい思い出です。

また、出来るとうれしいな・・・・

ありがとうございました!!!

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しばらくブログをアップしておりませんでした。

というのも10日間で京都~沖縄名護~東京~熊本というそれなりなツアーをしていたのでゆっくりブログを書く時間がありませんでした・・・

もし詳細を見たいという方は私のツイッターhttps://twitter.com/ken_ichi_nに細かくアップいたしましたのでこちらもしよろしければどうぞ!

 

昨年も京都コンサートホールの主催で現代音楽の子供の為のワークショップをストラヴィンスキー作曲「春の祭典」で行いましたが、好評であったという事で、今年も私一人で「はじめての現代音楽ワークショップ」という事で8月12日に子供の部、大人の部と一日二回行って参りました。会場は堀川高校音楽科の一室をお借りいたしました。

上に掲げた不思議な機会はカーゲルというアルゼンチンの作曲家の「MM51」という作品で使用するもので、ピアニストはこの先にあるペダルを踏むとメトロノームが立って動き出す、少し話すとメトロノームは傾きリズムが不規則になるというのをコントロールしながら演奏するというもので、これを子供、大人どちらでも演奏いたしましたが非常に喜んでいただきました(というか大人の部では笑って涙がと止まらなかった方がいらっしゃいました・・)これは演奏中に私も声を発したりするので、いろいろなことをかんがえていなくてはなりません・・・

 

以下は前日の仕込みです。何故譜面台がこんなにあるのでしょうか?

なぜこのように机が沢山??

 

という仕込みを終え、公演全日は早速食事へと思いました。

京都なので和食と思いましたが、38.5度の気温、暑い!

暑いときは暑い国のものを食べましょうという事で、今回の最初の企画者で現在は東京でお仕事しているKさんがワークショップをお手伝いに東京から来ていただいたので、一緒に早速ベトナム料理へと参りました。

 

 

ここの名物はなんといっても「揚げ春巻き」

「え!」

考えられない位美味しいです!!!

ここのは中華と違って、なんというか、やっぱりベトナム。魚のだしが非常に利いていて日本人には合う!

絶対おすすめです。

 

他の料理も全て魚醤が利いていて食べやすいです。あとパクチーが非常にさっぱり感を出しているので、とっても清涼感がありました。

ベトナム人の知恵ですね!

 

 

エネルギー充電完了!

学校に行きましたら、さすが高校、

手洗いの仕方までしっかりと・・・

いいですね!こういうの大好きです!

 

さて、以下子供のワークショップの様子ですが、プロジェクターを使いながら行いました。

京都の子供たちは非常に真剣!

おもちゃを使っての即興演奏を皆さんにしていただきました!

皆さん私の指揮に合わせてとっても表現豊かな音楽を作っていただきました。

最後に皆さんに私がメシアン作曲「幼子イエスにそそぐ20の眼差し」より「喜びの精霊の眼差し」というそれなりにハードな曲を聴いて頂き、そのイメージを絵に描いていただきました。

皆さんに書いていただいた後はそれを譜面台に掲げてそれを即席展覧会にいたしました。

 

 

皆さん個性的な絵を描いて頂きありがとうございました。

昨年も京都では本当に積極的に絵を描いていただくので、非常に嬉しいです。

また、とってもインスピレーションに満ちたえが多く、京都のアートに対する意識の高さを感じました。

この後、この絵を見ながら再度メシアンを演奏いたしました。

演奏を聴いて絵を描く、その絵をみて同じ曲を聴く。でも各々の絵が全く違って、各々の感じ方をしているのを楽しんで頂きました!

子供1時間40分ぶっ続けで本当にすごい集中力でした。

大人の部も本当に熱心な方々ばかりで、また非常に反応の良い方々ばかりであまりに私のほうが楽しくなってしまい、やはり1時間40分・・・

本当に勉強熱心でアートを愛する方々が多い素敵な京都でした・・・

スタッフの方々も完璧なサポート素晴らしいです。

だからこそ世界の京都コンサートホールがあるのですね!

皆さん、私のほうがむしろ楽しかったです!

有難うございました!!!

 

 

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