マンホールの蓋とか、ガードレールなんて盗んで一体何になるんだろうかと一瞬思いましたが、大きな背景があるみたいです。
かつて途上国と言われていた中国、ブラジル、インドなどで経済成長が続き(これにロシアを加えてBRICSなどと言ったりします)、ビルの建築や電線整備のために金属需要が飛躍的に伸びているというのです。
特に中国は2008年北京オリンピック、2010年に上海万博を控えているため、現在建設ラッシュですね。これに対して供給量には限りがあり、詳しくは調べていませんが、値上がりを見越した投機筋(ファンドの類)も、供給逼迫傾向に拍車を掛けているはずです。
このような背景の中、恐らくは盗難金属を闇ルートで転売して儲けようという輩が登場したように思われます。マンホールやガードレールがなくなるのは危険であるばかりでなく、それを補填するための費用として約20億円がかかるそうです。これは大きな問題だと言えるでしょう。
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