「究極の調整弁」と言われるワンコールワーカー。派遣会社から携帯電話に送られる指示によって毎日のように職場を変えて働くフリーターのことを言います。普通の派遣であれば2ヶ月とか、半年とか、契約期間がある程度長く、基本的に一つの職場で仕事をするのとは対照的で、デジタル日雇いと言われたりもします。 自由な働き方が出来るので学生や主婦の方には良いかもしれませんが、それだけで生計をたてるのはほぼ無理。要は基本的に失業状態なのです。 どんな形態の仕事にも良し悪しがありますが、格差社会という言葉が定着した今、本当に「健康で文化的な生活」とは何かを考えなければならないでしょう。 蛇足ですが、先日首都圏に住む友人から面白い話を聞きました。所謂「億ション」が駅前に建ったそうなのですが、建設段階で全て完売、しかもローンを組んで購入した入居者が1人もいないという状況だったのです。これも格差を象徴するような出来事ですね。 応援のワンクリックをお願いします。 |