入試に出る!!時事ネタ日記

現役の社会講師が最新の時事問題をコメント付きで紹介します!

現役生のための世界史戦略~世界史必勝法~

2006-11-04 14:44:07 | 世界史

高2生必読!世界史必勝法です。

【基本アイテム】
①教科書又は「実況中継」など講義形式の参考書
②世界史用語集
③世界史ノート
④世界史問題集(入試問題を編集したもので、かつ時代順になっているもの)
⑤世界史一問一答

【スケジュール】
1.夏前までに通史の復習を一気にやる。(戦後史は講習会で単科仕上げも可)
◎この時期のポイント英語とのバランスを常に心がけ、瑣末な内容に捕らわれず、100年毎のアウトラインが描けるようになるのが先決(例えば13世紀といえばモンゴル!みたいな)。「流れ」「全体像」を作る。
◎学習内容・方法
①教科書又は「実況中継(語学春秋社)」で流れを読み込む。
※これで流れが理解できない場合は、授業をとったほうが良い。
※「実況中継」シリーズはかなり好き嫌いが分かれるので、他に「ナビゲータ」も立ち読みして相性の合う方を選ぶべき。
②空所補充の世界史ノート(山川でも三省堂でも可)で復習する。
③②の後1週間以内(これを超えると忘れる)に入試問題で確認する。
④一問一答問題集はあくまで最後の仕上げで使う。
※誤解が多いのが一問一答。これはあくまでも用語の確認に過ぎない。仮にこれが100%できるようになっても入試問題を解かなければ全く意味がないので注意。思考回路を固定化するのはむしろ危険。

2.正誤判定や論述は秋以降始める。
◎この時期のポイント研究がとりわけ進んでいるフランス革命史や帝政ローマ、中国制度史などは細かい知識まで要求されるのでどんどん知識を深めていかなければならないが、周辺地域の歴史にも注意を払い、やり残しのないように勉強を進める。特に注意すべき分野は以下のとおりで、地域史という形でまとめて勉強すべし。テロ以降イスラムは特に注意。
【イスラム史、ソグディアナ(中央アジア)史、アフリカの黒人王国、東南アジア史、ラテンアメリカ史、インド史】
◎学習内容・方法
①センター試験は正誤判定の基本。センター模試の過去問を使って80%の得点率を確保する。(夏期からガンガン解きまくるのも手)
②早慶上智の正誤判定の過去問を解くのと併せて用語集の該当箇所を読み込む。(※用語集の説明を暗記するのではなく、正誤判定で要求されるポイントにマーキングし、移動時間や隙間時間で読み込む習慣をつける)
※早慶上智の正誤判定に出てくる選択肢は、大学の研究レベルのものもあるので、「明らかな正解」や「明らかな誤り」を識別できるだけの知識量で十分。
③国公立の二次答案作りの基本は、問題集の問題文(これ自体がすでに教科書の要約)の要約を通して鍛える。論述過去問はセンター後でも可。

3.テーマ史(戦後史含む)&文化史は直前の詰め込みor講習会期間中に扱う。
※美術史や思想史は細かい内容までは不要なので深入りしない方が良い。

4.模擬試験の使い方模擬試験はお金を払って買う参考書。問題作成のプロが旬の素材・傾向を踏まえ、書店に並ぶ前にオープンするわけだから価値が高い。また、付属の解説も良くできているので読み込めば相当な勉強になるはず。特に私大模試は書店で販売されない最良の参考書。解説は精読し、ストックしておいて直前の復習(1月・2月)に使う。

http://tokkun.net/jump.htm 

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