キャンプ座間・米軍再編 市民の抵抗はつづく

朝5時にはブログを見ている。風がないと、すでに蒸し暑い。ぴょん吉はエサの要求に来ない。気がつけば涼しいところで、だれている。猫だって、暑いときは暑い！1年が過ぎ、すっかり大人の猫・・・肉球がなまあたたかい。
2時間も、ブログをあれこれ見てしまった。で、神奈川新聞の連載を載せることにする。

連載「キャンプ座間・米軍再編・抵抗転じて『対話』へ」上
http://www.kanaloco.jp/serial/entry/entryxiiiaug0808/
連載「キャンプ座間・米軍再編・抵抗転じて『対話』へ」中
http://www.kanaloco.jp/serial/entry/entryxiiiaug08081/
連載「キャンプ座間・米軍再編・抵抗転じて『対話』へ」下
http://www.kanaloco.jp/serial/entry/entryxiiiaug08082/

確かに、座間市にはキャンプ座間返還というと、土地が狭く返還できそうなところはないのだから、全面返還ということになる。それはまさに、リトルペンタゴンといわれる米軍の中でも重要な陸軍司令部なのだから、土地の返還という物理的な返還だけではなく、米軍基地が日本にあること、在日米軍とはなにか、戦後ずっと長きにわたり、なにゆえに配備され、再編され、強化されるのかを問うことになる。

相模原市は駅前の土地を返還されたからといって、ただ喜ぶなら浅はかなことだと思う。駅前の15ヘクタールは米軍住宅だったところで、老朽化したから、新しく別のところに米軍住宅を新築するということにすぎない。「思いやり予算」でね。そんな金があるなら、日本国民のために使うべきである。中国残留邦人については、生活保護まで削ろうとしている。国家は国民のためにあるのではないとしたら、いったいなんの為に国民は税金を払うのか。軍隊の為には払いたくない。

忘れてはならないことがある。神奈川新聞も、もう少ししっかり書いてほしいと思うのは、返還される相模原駅前の15ヘクタールは、ただではないということ。米軍が国に返還するのであって、国は市に売るのだ。相模原市は国から買うことになる。400憶円ともいわれているが、無償で返すべきである。そうでなければ、国家とは、詐欺師だけでなく、悪徳不動産屋だ。