大正野球娘。 第1巻(初回限定生産) [Blu-ray]ポニーキャニオンこのアイテムの詳細を見る |
所詮 萌えアニメと高を括って見始めたアニメでしたが
意外と今期の中ではしっかりした作品でした
先行逃げ切りを計った桜花会でしたが
敵の如何にも頭が切れそうな奴に 魔球のクセを読まれて
一気に逆転されます
まあ 今時のデータ野球って感じですが
ここは少年的王道で根性で敢えて魔球を打ち崩して欲しかった
というか そのくらいの力量無いのか朝花中?
そういう知恵を絞って闘うのは弱者的立場の桜花会にこそ相応しいと思うが
少年漫画的王道で力を発揮していくのは桜花会の方でした
身を犠牲にしたプレイ
怪我を押してのプレイ
駆けつけ応援してくれる仲間
まさに燃える展開の王道オンパレード(まあほとんど雪だけど)
押せ押せで最終回を迎えます
いや~使い古しの展開でも燃えるね
やっぱ彼女達の積み重ねを知っているからこその展開
そして
最後に回ってくるのはヒロインコンビ
まずは小梅
ここでまたまた定番 分からず屋の父親が駆けつけてきて
勇気百倍
ついでに恋人も来ていたけど 気付いてたかな?
とにかく 王道展開ヒット
そして そして ついに晶子さん
この物語の発起人
この人がいなければ そもそも始まらなかった野球
どんな決着が
このときの晶子さんのアップはメタ気合い入ってました
そして見事ヒット
女を馬鹿にした男を見事粉砕
これで旦那は一生頭上がらず尻に敷かれることが決定
若い時の致命的な過ちを犯しました
試合には負けましたが
晶子さん的には大勝利で締め
そして 何もなくED
え~なにかこう特殊エンディングとかないの?
でもEDに終わった後に ちょっとだけ小梅のその後が
念願のセーラー服着れたんだね
でもほっぺの赤丸はそのままか
大人びた小梅ちゃんも見たかった
そして何より
もうちょっと他のメンバーのエピローグも見たかったよ
それだけが心残り
総評
大正時代に女子が野球というとんでもない設定ながら
内容は手堅く それでも面白い良作
奇を狙った展開ならいいという訳で無いといういい例ですね
作画の乱れなんか無かったし
キャラはどれも愛着が持てました
今期の中では上位に来る作品だと私は思うのですが
評判は今一なのかな?
まあ私は楽しめたので良かったです
スタッフの皆様お疲れ様でした