俺がハムになるまで語り明かそう

主に海外旅行などの行程や費用などを書いています。英語ほぼできません。
これから旅行に行く人の役に立てばと思います。

初富士登山 (山梨県側 吉田口)

2014-08-20 18:03:08 | 山登り
いよいよ本番。
前日の19日の夕方起床、準備をして浜松浜北ICから新東名で御殿場ICを目指す。

御殿場ICを降りて北ヘ向かうと、何故か入口と出口で二度お金を取られる有料道路を通り山梨県立富士北麓駐車場へ。


到着したのが21時半、着替えていたら最終のシャトルバスが来たので慌ててチケットを購入し乗車。
危ない危ない、これを逃したら計画台無しだ。

富士スバルラインをバスに揺られること40分、5合目に到着。

22時30分
他の登山者達と共にバスから降りる。

「うわー星キレイ!」

女の子二人組が声を上げたので見上げると満天の星空。
残念ながらiPhoneでは写らなかった。

計画では明けた20日の3時に出発なので、それまで5合目で時間を潰しながらの高度順応。

座るところがないのでトイレ前の台に荷物を置いて待機。


それにしてもやることがない。
他の登山者はご来光目当てらしく次々と登って行った。
バスに乗るまでは半袖だったけど、5合目で夜風に晒されているとやっぱり冷えてきた。
さすが標高2300m、外では着替えられないのでトイレで着替える事にした。

トイレにはあちこちにコンビニ袋に入ったゴミが散乱していた。
ネットで知っていたけど実際に見るとなんだかショックだな。

アンダーウェアと長袖のシャツを着て3枚重ね。
しかしまだ寒いので、更に上で着る予定だったウインドブレーカーを羽織る。
富士山て思ってた以上に冷えるな。

iPodで音楽を聞きながらネットしたりメールしたりして時間を潰す。
5合目には交番があるのでそこに行って登山道のパンフを貰い、おまわりさんに色々聞き込み。
7合目以上は足場の悪い岩場が多く、初心者には夜間の登山をオススメしないそうだ。

どうせご来光を山頂で見ようと思ってないから、7合目でご来光拝める様時間調整。

3時に出れば2時間で7合目到着だ。
日の出が5時なので丁度いい。

寒いのとやることもないので予定より早い2時半に5合目を出発。


歩き始めると緩やかな下り、眼下に広がる夜景はどこだろう。
ヘッドライトだけを頼りにほのかな夜風の中を歩くのは気持ちいい。

しばらくすると石畳みの登り坂。
見た目的にそれほどでもない坂を登って行くが、登山スタート直後って体が温まるまではいつもしんどい。

落石防止のシェルターを抜けると富士山安全指導センターが。
外人さんに「コンニチワー」とか言われたけどバイトの人かな?

あと、ここには公衆トイレがあるけどどうも臭い。
とっても臭い。
どうやら排泄物を焼却しているようだけど、そのまんまウンコを燃やしてる臭いだわコレ。

富士山では水が貴重だから仕方ないけど。


段々空が明るくなって来た。
整地されたジグザグの登山道を延々と登る。


どれくらい登ったんだろ、さっきまで遥か上に見えていた山小屋に到達。
7合目トモエ館にて御来光を拝む事にした。


御来光ってただの日の出じゃん!て思ってたけど(後で知ったが山頂以外で見るのは全部ただの日の出というらしいです)富士山で見るとなんだか『神々しい』という言葉がピッタリな気がした。
びっくりするほど出てくるのが早いしデカイ。
そして美しい。





日が登ると途端に風が吹いてきた。
肌寒い。


ここからは溶岩剥き出しの岩場が続く。

それにしてもなんだろこの澄み切った青空。
標高が高いから?空気が綺麗だから?
天気が崩れなかったのはラッキーだった、でも山は午後から崩れるって言うから早目に行かねば。
一応登山道なんだが、鎖がないとどこを通っていいかわからない。
登山道作った人ってすごいと思います。
前回までの山と違い、溶岩が固まった岩場なのでザラザラというかゴツゴツというか、靴底が傷みそう…。



7合目からは各合目で山小屋があります、特にこの吉田ルートは山小屋の数が多く初心者には安心感がある。



気のせいか太陽が近い
真ん中に見えてる湖は山中湖。

なんとなく、ここかな?って感じで足場を確認して登って行く。


見下ろすとこんな景色。








やっと8合目






これは亀岩と言われる岩。
水の神様が祀られているらしい。


雲が横にあるって不思議な感覚。



この山小屋で体の異変に気づく。


頭が痛い、ジワジワ締め付けられる痛み。
軽度の高山病かもしれないので鎮痛剤の服用と高濃度酸素を吸入。


気温は15℃
紫外線は強いけど風が吹くと寒いという変な環境

きっとエネルギーが足りないのだ、この飴ちゃんには今回何度も助けられた。


どこまで8合目なんすか。



8合目めっちゃ多い


The 山小屋って感じ


この山小屋の前の細い道を奥に行きます。


そしてまた山小屋


須走口との合流点。


ここと7合目のトモエ館はアンパンとクリームパンが美味しいと有名。
残念ながら売り切れでした。
入荷は朝10時、これマメ情報。





水分補給してる時に気がついた、これ山梨県産じゃん!w


そろそろ次行きますか。


やっと8.5合目。
山頂まで900m(60分)かー、長い!


段々一歩が大きくなって来た。
焦って急ぐと高山病が再発しそう。


あれが山頂?




最後の鳥居きたー!



ご覧あれ、これが富士山頂の景色。




到着時刻11時半?
6時間のとこを8時間半かかったか…まぁのんびり登ったしw
疲労のあまり売店の写真撮るの忘れてた…。

天空の牛丼
疲れてるとレトルトでも美味く感じる。これ1杯1000円。


さてここからはお鉢周り、時計回りで一周約90分

これ全部噴火口、デカすぎてよくわかりませんw
白いのは残雪です。



山頂にある日本一標高の高い郵便局。
ここに勤めてる人大変だよな(- -;)


親に頼まれたハガキを投函。




富士宮口の山頂、外国人がたくさんいた。






もうこの時点でスタミナ切れだったので余計な写真を撮る気力がありませんでした(- -;)
ここの売店は改装中なのか閉店したのか店が開いていませんでした。

神社?みたいなのもありましたがそこも改装中で、お賽銭だけ入れうちのネコの長寿祈願だけしていよいよ剣ヶ峰へ向かいます。


ここだけだだっ広い場所で火口脇でみんな地べたに腰を下ろして休んでいました。


蟻の行列みたいなのが見えますか?
あれは剣ヶ峰に向かう登山者の列です。
横から見ると急勾配だわー、体力が持つか心配です。



やっば!なが!ここでこの坂キツイわー(;゜Д゜)

子供が口から血を出してうずくまってたけど、コケて口でも切ったのかな?(- -;)



今は使われていない観測所跡。
ここが本当の日本最高峰。


剣ヶ峰付近からの大絶景。
なんか見てたら空を飛べそうな気がしてきた。


下山道は砂走りという砂利が浮いた下り坂を降ります。
サクサク進めるよーって聞いてたんですけど登りより難易度高かったです。

ただスタミナがなかったので踏ん張りが効かなかったようで、下山までに11回スリップダウンしました。
だってゆっくり行っても早く行っても滑るんだもんどうしたらいいんだよヽ(`Д´ )ノ


5合目に着いたのは18時前、思ったよりも時間がかかってしまった。
15時に降りてくる予定だったのにw
駐車場に着いたのは18時半くらい。
キャンプ場で一泊する予定だったけど間に合わないから宿探さなきゃ(´・ω・`)
まずはスタミナ回復するために近くのステーキガストへ行きました。

2日目はデイキャンプでもやって帰りまーす(・ω・)/

デイキャンプ(一人)の様子は次のブログで�・‹"((。´ω`。))�・‹"


追伸
富士山で拾ってきたゴミ
微力ながら登山道で拾えるゴミはなるべく拾ってきました。

酸素スプレーとか落ちててビックリしたわ(´・ω・`)




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