俺がハムになるまで語り明かそう

主に海外旅行などの行程や費用などを書いています。英語ほぼできません。
これから旅行に行く人の役に立てばと思います。

木曽駒ヶ岳・宝剣岳(長野県駒ケ根市)

2015-08-17 04:32:44 | 山登り
お久しぶりというかなんというか、もはやこのブログのことすら忘れているんじゃないかと自分でも思ってしまうくらい更新しないブログですどうもブタです。

去年の夏、長野県にある木曽駒ヶ岳にお友達と行ってきたんですがアップしていませんでした。

なんで今頃アップかって?そんな野暮なこと聞くなよ。
それは最近やっとネットブック買ったからなんです!
スマホでたくさん文字打つの大変なんですすいません。

家にiMACあるんですけどね、家だとほぼPC触らないんですよ、ゲームばっかりしてるから。

さてそんな話は置いといて、去年の6月頃友達Sが「おじいちゃんが枕元で山に登れって言った気がする」というようなことを口走っていたような気がしたので「オレとひと夏の思い出作ろうぜ!」とエセリア充っぽく彼のお盆休みに合わせて計画を立てました。
そして元々わたくしが登ろうと思っていた木曽駒ヶ岳あたりは初心者(自分含め)が登りやすい山なのでそこを彼の記念すべき初登山とさせていただきました。

ロープウェイが早朝からあるので始発前に合わせて出発。
浜松からだと車を停める「菅の台バスセンター」まで2時間半くらいでしょうか、夜中なので予定よりは早く着きました。
ちなみに高速道路は中央道の飯田から使いました。



4時半くらいでしょうか、すでに人が並んでいたので慌てて準備してバスのチケット売り場に並びました。



バス乗り場から約30分で「駒ヶ岳ロープウェイしらび平駅」に到着。
そこでまた並ぶんですが約20分くらいですか、早朝なので列の進みが早いです。



千畳敷カール(標高2612m)まで10分くらい。
真夏だけど寒いwww



ロープウェイから降りると、そこはもう雲の上です。



天気も良く最高のコンディションでした。



花のシーズンだと高山植物がたくさん見れるようです。
ここはぐるっと回れるようになっているので、体力のない方でもロープウェイでここまで来て千畳敷カールを見るだけでものんびり自然を満喫できます。



1段登ったところの乗越浄土。
ここまで約50分らしいです。



ここからさらに中岳というところに向かいます。
中岳の手前で左に進むと宝剣岳というところに着くのですが、初心者にはそこそこ道が険しいので注意


人が見えますか?
あんなとこから落ちたらただではすみません、というか死にますw



宝剣岳手前の山小屋?


宝剣岳に行くには岩場を登りますが、鎖がついていますので少し安心です。


でもこの右側とか緩やかな崖なんですけどね



宝剣岳のてっぺん、我ながらヘッピリ腰過ぎてキモい。


降りる時苦労しました、下が見えないのでメチャ怖いです。


宝剣岳から見た中岳。
その向こうにキャンプ場があるんですけど、わたくし高山病になりやすい体質なのでキャンプしてみたいですがやめておきます。



そしていよいよ木曽駒ヶ岳山頂(標高2956m)



これだけ気軽に3000m級の山に登れるところはあまりないでしょう。
あ、乗鞍岳はもっと簡単でしたねw


安心してください、生きてます。
友達S氏がお昼寝。


緑がきれいです、わたくし的に理想の山。
ガチの登山家ではないのでボチボチ登山気分を味わえて安全安心の山がいいのです。





近くの温泉で疲れをいやした後の駒ケ根名物ソースカツ丼と蕎麦。
これセットで食べましたけど安くておいしかったですよ。



日帰りで行きましたが十分堪能できました。
早朝で行けばお盆シーズンでもそこまでストレス溜まらずに行ってこれます。
ただ、時間が遅くなると行きも帰りもロープウェイとバスがめっちゃ混むのでそこだけ気を付けてくださいねー。

ではでは!







富士登山 富士宮口(静岡県富士宮市)

2015-08-01 00:24:14 | 山登り
なんだかこんなブログでも見てくれてる人がいるとは有り難いです。
過去の日記をつらつら書きますよー。

2015年7月28日
いよいよ去年に引き続き2度目の富士山登頂の日

去年友人Y君に富士登山の話をしたとき「俺もいつか登ってみたいっすね!」と言っていたのを春ごろ思い出し、今年の夏は富士山行こうぜ!と誘ったところ即答で行きます!との返事をいただいた。

彼は趣味でフットサルをたまにやっているようなので、体力的には全く問題なさそう。
むしろわたくしが置いて行かれるのではないかと心配です。

ちなみに今回のルートは前回と違い富士宮ルートにしました。
前回バスにぎりぎりだったので今回は1本早いバスに間に合うよう時間調整して自宅を出発。
おかげで時間に余裕があります。
何事も時間にゆとりを持って行動するのは事故やトラブル防止になるのでいいことです。

今回こそ山頂でご来光を!
出発前、富士宮ルート5合目にて荷物の確認など含めウォーミングアップ。
今回は富士宮口ですが前回の吉田口との違いは、こちらはとにかく暗い(笑)
あとトイレとか売店とかなんか色々違いますね、吉田口の方がお金かかってる感じがします。
静岡県もメインとなる観光地なんだからもう少しお金かけてもいいんじゃないかと思いました。



今回も偽善活動しながら行きます、これは早速拾った空き缶。
まだ300mも進んでない場所に捨ててありました。おそらく意識高い系の飲み物なので行きだと思うのですが、ここで飲むなら出発前に飲んでも変わらない気がするのはわたくしだけでしょうか。
意識高いフリするならポイ捨てもしないでほしい。



そして今回は前回と打って変わってあいにくの天気、雨こそ降ってないものの結構濃い目の霧が発生。
Y君曰く「オレ晴れ男っすから大丈夫っすよ!」
すげー期待してるよ!



吉田口と違い各合に山小屋がないのでここは新7合目でした。
新てなんだよまた元祖7合目とかあるのかよやめてくれよ(正解です)





5合目で貰ったマップで確認、やっぱり元祖あったわ・・・。
というか郵便局って毎年設営場所違うんですね、知らなかった。



ひたすら霧の中を進みましたが一向に晴れる気配もなく、3mも視界がなかったのでロープがなかったら絶対ルート外れてましたね。
やはりY君登るのが速いのでさくさく行くのですが各号で待っててくれます、優しさに惚れました。
結局山頂まで霧がはれるどころか小雨が降ってくるしまつ、急いでカッパを着込みます。
写真は凍えるY君(笑)


そして吉田口山頂の方がご来光がよく見えそうなので(雨がやむのを期待して)時間の頃合いを見てそちらに移動。
山頂にはツアー客の方々のいましてそこそこ人が多かったです。


あ、雨がやんできた!
これは期待できるかもしれない。

そしていよいよご来光!
え…ご来光?



なんかほんのりありがたい気がする!






ご来光がいつでたのかさっぱりわからず、気を取り直して売店の方へ。
今回は疲労困憊で食欲がわかず牛丼食べませんでした。



そしてお鉢回りですが必然的に前回とは逆回りになりました。
なんかもう見てください昔見てた「あなたの知らない世界」でのあの世のイメージはこんな感じでしたよ。



剣ヶ峰到着、30人ほど行列ができができていました。
手に持ってる写真は去年(2014年)亡くなった愛猫です。
ほんとはいい景色を見せてあげたかったんですけど(笑)
腰にぶら下げてるビニール袋は拾ったゴミです、今回も結構ありました。



下山中に晴れ間が!しかし数分でまた曇ってしまいました。



残念ながら終始こんな景色でした。
にもかかわらず中学生くらいのツアー(1グループ30人くらい?)が4組ほどすれ違い「こんにちはー!」と元気な挨拶をしてくれました。
わたくし「ちわー…」とか死にそうな返事してましたけどすいません体ガッタガタでした。



Y君には下山は待たずに自分のペースで行っていいよと言っておいたので、いつの間にか見えなくなっていました。
5合目着いたとき聞いたら1時間半待ったそうですwどんだけ速いんだよw
前回も富士山登るときは寄付金を払ったんですが今回もそういう方がいらっしゃったので1000円寄付しましたが、どうやら千円札2枚重なっていたようで2千円払ってしまいましたまぁいいや(笑)

帰りに寄った富獄温泉に売ってた巨大クマのぬいぐるみ。
最近どこかで見たと思ったらユーチューバーのはじめしゃちょーが持ってましたw




富士宮口から登山するのでしたらここでレンタル装備とかやってますので利用するのもありですね。
返すついでに温泉入れますし、宿泊もできます。
《富獄温泉 花の湯》
〒418-0003
静岡県富士宮市ひばりが丘805
【営業時間】
10:00~翌朝9:00(23時間営業)
※年中無休
【入場料金】 大人 800円~
【駐車場】 500台(無料)

ホテル湯の花と繋がっています。

でわでわ!









明神山 柿野北コース (愛知県 新城市)

2015-05-23 00:44:57 | 山登り
 
そろそろ山登りができるので去年登った愛知県の明神山に再び行って来ました。
登山口はネットで探してマイナーなとこから登ったんですけどね、あまり人が踏み入らないらしく登山口から少しの間はうっそうとした道が続きました。
見たことのない虫などが飛んでていきなり牽制を食らいます。
 
沢を何ヶ所か渡ってなかなかいい雰囲気になってきたところで長い登り坂。
 
登り坂の途中、展望のいいところで座るのにちょうどいい岩があったので休憩することにしました。
 
休憩していると横の沢を挟んだ反対側の斜面の辺りから、木の折れる『バキッ!』という音が聞こえたので誰かいるのかな?と思ったんですよ。林業の人かなと。
 
オヤツのビスコ食べながら見ていたんですけど、人らしき姿も見えずでも何か動いてたんですね。
まぁこの時点でこれは動物だなと思ったですけど、ここら辺はカモシカが出ると聞いていたのでカモシカかなーイノシシかなーカモシカだといいなぁーと(稲川淳二調に)思ってたんですね。
ふとその物体が顔を上げたんですけどね、遠目に見たのでなんとも言えませんがパッと見ツキノワグマに見えました。
 
写真はイメージです
 
 
「うっはwクマとか超レアwww
 
「( д゜)くま?」
 
 
 
 
 
 
 
(||Д゜)!!
 
 
 
 
直線距離にして100m前後といったところでしょうか。
やだなー怖いなーと思ってたら目が合いましてね、熊にあったら慌てて逃げちゃいけないって言いますけど、慌てるどころかわたし人生初熊だったのでフリーズしまして。
でもしばらく見つめあった後、距離があったためか彼(彼女?)はこちらに関心を示さずそっぽを向きました。
 
わたくし心の中で
「そうだそれでいい、よーしいい子だ」
と海外ドラマの吹替っぽく念じていました。
 
しかし、登山口からそう遠くには来ていなかったので熊(らしきもの)が登ったら下山して今日は諦めようかと思ったのですが、熊が登山口の方へ下って行ったので降りれず
とりあえずこれはビスコ食ってる場合じゃないと思い、さっさとザックを背負い熊の方を気にしながら再び進行。
 
まだ熊が他にもいるかもしれないという恐怖に怯えながら山頂を目指す羽目になりました。
遭遇直後は心臓バクバクでした、大人しそうな顔をしてあいつら野生のオーラが半端ないです。
それにしても熊とかいないって言ってたのにくそ( д゜)
 
『明神山に練習登山』参照
 
 
熊の写真はないのかって?
そんなの撮れるか!(;゜Д゜)
 
 
その後は熊除けの鈴を無駄にチリンチリン鳴らしながらサクサク登りましたが、さながら商店街のガラガラクジでした。
 
参考にしたHPでは乳岩コースと同じくらいの平均コースタイム(3時間15分)ですが、以前乳岩から登った時より頂上までが早かったような気がします。
熊にビビって早足になっていたせいでしょうか?
おかけでふくらはぎパンパンです。
 
コース的には綺麗な沢もあるし変化に富んだ乳岩コースが面白いと思いますが、乳岩の【胸突き八丁】だけはキツイです。
 
展望前のクサリ場とはしご
 
 
そして頂上手前にある1m四方ほどの展望、足がすくみます。
頂上が近いと知らずにここでオニギリを食べました。
もちろん熊鈴は常に鳴らしっぱなしです。
 
道を間違えつつもなんとか山頂到着。
こちらが柿野コース登り口
 
用心深くなっているため展望台の上でご飯を食べました。
 
すると乳岩コースの方から誰かこちらに歩いてくる音がするではないですか。
ここは一つ一緒に下ってもらおうと思いまして待ち構えていたんですけど、なかなか来ない
もしやそっちからも熊が
ゴキブリを一匹見たら30匹いると思えと言いますし、熊も30匹は言い過ぎですが一匹二匹はまたいるんじゃないかとビクビクしてました。
あーもう無理だわ今日帰れない、四方八方を熊に囲まれてジワジワと追い詰められるんだ。
 
どうしよう困ったな東栄町の役場に電話すべきか悩んでいたところ、人が来ました。
 
 
マジ助かった。
 
オニギリを頬張りながらその方に話しかけました。
Yさんと言う方で登山を始めて1週間程だそうです。
一緒に下山することを快く了承していただきほんと助かりました(•̀•́)و
 
しかしYさんの登ってきた方へ下ると言うことは、登山口が違うため車まで相当な距離(山の正反対)を移動しなくてはなりません。
それを知ったYさん、なんと車で送ってくれると言ってくれたのです。
 
 
 
ネ申
 
 
 
 
そしてお言葉に甘え無事送り届けていただきました。
 
下山中色んなお話ができて楽しかったです、やはり一人で登るのもいいですけど何人かで登るのもまた違った楽しみがありますね。
安心感があるのが1番大きいですけど。
 
今回は色々とお勉強になりました。
ちなみに途中から写真が少ないのはビビってそれどころではなかったからです。
 
 
追伸
後日管轄の役所に電話したら「それニホンカモシカじゃね?」って言われました(´ω`)カモシカだけにそうかもしれない。
 
 
 
 

金時山 (神奈川県 箱根)

2014-11-21 01:43:44 | 山登り
みなさんこんにちわ。
去年下書きしたまま忘れさられていた記事を書き上げましたよ。


去年のまだちょっとだけ肌寒い時期の連休、その2日目の朝早く目が覚めてふと「冬装備ないけどこの時期でも登れる山あるよなぁ」と思ったのです。
ワクワクしたら動かないと気が済まないわたくし、6時頃起床してからザックに荷物を詰め込みネットで山を調べ朝9時に出発しました。
今回目指すは箱根の【金時山】です。
標高も1213m(標高差562m)と初心者にはお手頃な高さで平均ルートタイムも1時間半だったので日帰りにはちょうどよいと思いここに決定。

まず、そもそも金時山は静岡県だと思ってたので結構近いんじゃね?みたいなノリで出かけました、はい地理的には愛鷹山くらいかと。

ところが、とりあえず高速に乗り東に向かってから場所の確認をすると富士山の向こう側ではありませんか。
遠いぞ金時山。

出発してしまったのは仕方ない、御殿場ICで降り金時山登山口を目指します。

途中、乙女峠というところで皆さん富士山を撮影していました。
ここはオススメのビュースポット。

去年アイアムアヒーローという漫画を読んだのですが、漫画のとあるシーンの舞台がちょうど箱根でこんな感じの茶屋が出てきました。

もしかしてここがモデルでしょうか?

そして、登山口駐車場入口の直ぐ反対側にはこんなレンタカー屋さんも。
品揃えがまんまイニシャルDです。

レンタカー向かいのゴルフ練習場の奥に入って行くと無料の駐車場、公衆トイレもあります。手前の駐車場は有料(500円?)なので注意。

準備を終え早速登山開始です。








このハイキングコースの少し向こうにあるアイテムがあるのです。

道の右手のこれが目印、ここから入れます。


入口を入って左を向くと道が


この岩の上に実は


こんな灯篭が…


そして灯篭の下には金太郎伝説のあるこの山にちなんだアイテム、そう巨大なマサカリです。

なぜ登山道から見えないこんなところに置いてあるのかは不明ですけど。


山でこのような危なっかしい岩があるとだいたい木の棒を差し込んでありますけど、転がり防止なんでしょうか。


ずんずん進みます




紅葉の時期もいいもんですね、なにせ低山だけど暑くないのがいい。




ちょっとした町並みが見えます


仙石原、湯気が出てるのわかりますか?


登山道を振り返ったとこ


展望1

仙石原方面と山頂への分岐点






険し過ぎずちょうどいい感じの登山道


パッと開けた展望、ここの景色もなかなか



根っこが飛び出てて足が引っかかるかもしれない危険箇所

こちら上から


登山者を計測する機械


山頂手前、もうすぐです



着いたー(❛ω❛)
テーブルが何ヶ所か設置されていますのでそこでお弁当を食べてもOK

そしてさらに山頂には売店が2つあってどちらも食事ができます。



トイレも完備


見てくださいこの景色

富士山が目の前に見えます、なんて贅沢なんでしょう






なぜかネコがウロウロしてました笑


仙石原側

ここは手軽に山頂まで行けて景色も素晴らしい山でした、登山道も整備され過ぎず険し過ぎず登っていて楽しかったです。
登山を始めたいけど山よくわかんないしどこに行こう…って人は金時山を最初の山にするのはいかがでしょうか(❛ω❛)
お勧めです╭( ・ㅂ・)و ̑̑







初富士登山 (山梨県側 吉田口)

2014-08-20 18:03:08 | 山登り
いよいよ本番。
前日の19日の夕方起床、準備をして浜松浜北ICから新東名で御殿場ICを目指す。

御殿場ICを降りて北ヘ向かうと、何故か入口と出口で二度お金を取られる有料道路を通り山梨県立富士北麓駐車場へ。


到着したのが21時半、着替えていたら最終のシャトルバスが来たので慌ててチケットを購入し乗車。
危ない危ない、これを逃したら計画台無しだ。

富士スバルラインをバスに揺られること40分、5合目に到着。

22時30分
他の登山者達と共にバスから降りる。

「うわー星キレイ!」

女の子二人組が声を上げたので見上げると満天の星空。
残念ながらiPhoneでは写らなかった。

計画では明けた20日の3時に出発なので、それまで5合目で時間を潰しながらの高度順応。

座るところがないのでトイレ前の台に荷物を置いて待機。


それにしてもやることがない。
他の登山者はご来光目当てらしく次々と登って行った。
バスに乗るまでは半袖だったけど、5合目で夜風に晒されているとやっぱり冷えてきた。
さすが標高2300m、外では着替えられないのでトイレで着替える事にした。

トイレにはあちこちにコンビニ袋に入ったゴミが散乱していた。
ネットで知っていたけど実際に見るとなんだかショックだな。

アンダーウェアと長袖のシャツを着て3枚重ね。
しかしまだ寒いので、更に上で着る予定だったウインドブレーカーを羽織る。
富士山て思ってた以上に冷えるな。

iPodで音楽を聞きながらネットしたりメールしたりして時間を潰す。
5合目には交番があるのでそこに行って登山道のパンフを貰い、おまわりさんに色々聞き込み。
7合目以上は足場の悪い岩場が多く、初心者には夜間の登山をオススメしないそうだ。

どうせご来光を山頂で見ようと思ってないから、7合目でご来光拝める様時間調整。

3時に出れば2時間で7合目到着だ。
日の出が5時なので丁度いい。

寒いのとやることもないので予定より早い2時半に5合目を出発。


歩き始めると緩やかな下り、眼下に広がる夜景はどこだろう。
ヘッドライトだけを頼りにほのかな夜風の中を歩くのは気持ちいい。

しばらくすると石畳みの登り坂。
見た目的にそれほどでもない坂を登って行くが、登山スタート直後って体が温まるまではいつもしんどい。

落石防止のシェルターを抜けると富士山安全指導センターが。
外人さんに「コンニチワー」とか言われたけどバイトの人かな?

あと、ここには公衆トイレがあるけどどうも臭い。
とっても臭い。
どうやら排泄物を焼却しているようだけど、そのまんまウンコを燃やしてる臭いだわコレ。

富士山では水が貴重だから仕方ないけど。


段々空が明るくなって来た。
整地されたジグザグの登山道を延々と登る。


どれくらい登ったんだろ、さっきまで遥か上に見えていた山小屋に到達。
7合目トモエ館にて御来光を拝む事にした。


御来光ってただの日の出じゃん!て思ってたけど(後で知ったが山頂以外で見るのは全部ただの日の出というらしいです)富士山で見るとなんだか『神々しい』という言葉がピッタリな気がした。
びっくりするほど出てくるのが早いしデカイ。
そして美しい。





日が登ると途端に風が吹いてきた。
肌寒い。


ここからは溶岩剥き出しの岩場が続く。

それにしてもなんだろこの澄み切った青空。
標高が高いから?空気が綺麗だから?
天気が崩れなかったのはラッキーだった、でも山は午後から崩れるって言うから早目に行かねば。
一応登山道なんだが、鎖がないとどこを通っていいかわからない。
登山道作った人ってすごいと思います。
前回までの山と違い、溶岩が固まった岩場なのでザラザラというかゴツゴツというか、靴底が傷みそう…。



7合目からは各合目で山小屋があります、特にこの吉田ルートは山小屋の数が多く初心者には安心感がある。



気のせいか太陽が近い
真ん中に見えてる湖は山中湖。

なんとなく、ここかな?って感じで足場を確認して登って行く。


見下ろすとこんな景色。








やっと8合目






これは亀岩と言われる岩。
水の神様が祀られているらしい。


雲が横にあるって不思議な感覚。



この山小屋で体の異変に気づく。


頭が痛い、ジワジワ締め付けられる痛み。
軽度の高山病かもしれないので鎮痛剤の服用と高濃度酸素を吸入。


気温は15℃
紫外線は強いけど風が吹くと寒いという変な環境

きっとエネルギーが足りないのだ、この飴ちゃんには今回何度も助けられた。


どこまで8合目なんすか。



8合目めっちゃ多い


The 山小屋って感じ


この山小屋の前の細い道を奥に行きます。


そしてまた山小屋


須走口との合流点。


ここと7合目のトモエ館はアンパンとクリームパンが美味しいと有名。
残念ながら売り切れでした。
入荷は朝10時、これマメ情報。





水分補給してる時に気がついた、これ山梨県産じゃん!w


そろそろ次行きますか。


やっと8.5合目。
山頂まで900m(60分)かー、長い!


段々一歩が大きくなって来た。
焦って急ぐと高山病が再発しそう。


あれが山頂?




最後の鳥居きたー!



ご覧あれ、これが富士山頂の景色。




到着時刻11時半?
6時間のとこを8時間半かかったか…まぁのんびり登ったしw
疲労のあまり売店の写真撮るの忘れてた…。

天空の牛丼
疲れてるとレトルトでも美味く感じる。これ1杯1000円。


さてここからはお鉢周り、時計回りで一周約90分

これ全部噴火口、デカすぎてよくわかりませんw
白いのは残雪です。



山頂にある日本一標高の高い郵便局。
ここに勤めてる人大変だよな(- -;)


親に頼まれたハガキを投函。




富士宮口の山頂、外国人がたくさんいた。






もうこの時点でスタミナ切れだったので余計な写真を撮る気力がありませんでした(- -;)
ここの売店は改装中なのか閉店したのか店が開いていませんでした。

神社?みたいなのもありましたがそこも改装中で、お賽銭だけ入れうちのネコの長寿祈願だけしていよいよ剣ヶ峰へ向かいます。


ここだけだだっ広い場所で火口脇でみんな地べたに腰を下ろして休んでいました。


蟻の行列みたいなのが見えますか?
あれは剣ヶ峰に向かう登山者の列です。
横から見ると急勾配だわー、体力が持つか心配です。



やっば!なが!ここでこの坂キツイわー(;゜Д゜)

子供が口から血を出してうずくまってたけど、コケて口でも切ったのかな?(- -;)



今は使われていない観測所跡。
ここが本当の日本最高峰。


剣ヶ峰付近からの大絶景。
なんか見てたら空を飛べそうな気がしてきた。


下山道は砂走りという砂利が浮いた下り坂を降ります。
サクサク進めるよーって聞いてたんですけど登りより難易度高かったです。

ただスタミナがなかったので踏ん張りが効かなかったようで、下山までに11回スリップダウンしました。
だってゆっくり行っても早く行っても滑るんだもんどうしたらいいんだよヽ(`Д´ )ノ


5合目に着いたのは18時前、思ったよりも時間がかかってしまった。
15時に降りてくる予定だったのにw
駐車場に着いたのは18時半くらい。
キャンプ場で一泊する予定だったけど間に合わないから宿探さなきゃ(´・ω・`)
まずはスタミナ回復するために近くのステーキガストへ行きました。

2日目はデイキャンプでもやって帰りまーす(・ω・)/

デイキャンプ(一人)の様子は次のブログで�・‹"((。´ω`。))�・‹"


追伸
富士山で拾ってきたゴミ
微力ながら登山道で拾えるゴミはなるべく拾ってきました。

酸素スプレーとか落ちててビックリしたわ(´・ω・`)