なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、エンジン等を組み付けるためのネジを準備

2017年06月21日 23時56分18秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日は雨天のため、スバルのところへ出向いてのスバル弄りはしませんでした。

ちなみに今日は私の身体が空いていたのですよ。だから天気が良ければアクセルワイヤー修理ができたのにねー。

でも、事務所にこもってゴソゴソできる仕事をします。

って、ネジの整理です。

今までもネジの整理してきているじゃないか?と突っ込まれそうですが、今までのは痴呆親父が廃業するときに、競艇代として屑鉄屋に売られる直前に回収してきたボルトナット(得体がしれないのでジャンクネジと表現)を分類整理していたんですよ。

今日の作業はそれとは違います。

いよいよエンジン組み付け、車体後ろ半分の部品を組み付けるために必要なネジを、作業手順毎に袋詰めです。

ほとんどが新品のボルトナットですよ。

例えば、こんな感じで袋詰めなんですよ。

こういう風にまとめておかないと、私の脳みそはバカなので組み付けるときに違うネジを組み付けかねないのよね。

そうそう、以前にも書いているのですが....

ネジの話題をすると、「新品ネジをそろえなくてもネジを掃除したら十分使えますよ」と必ずアドバイスがあるので、また書いときます。

ネジについて、よそ様からアドバイスをいただけるのですが、そういった方の話を伺うと、皆さんが思っている平均点より私のスバルはずっと状態悪しなんです。

近所のDさん。和歌山のNさん。お二方はサビザヒスバルとして所有車を私に見せてくれましたが、私の眼にはお二方の車輛はきちんとした機械に見えましたよ。とてもうらやましい車に見えたんですよ。だって見えているネジがしっかりしていたんですから。

みなさんのボルトは概ね再利用可能なんですよね。ボルトは汚れているけど錆びていないみたいなのよね。

そういった方は、単に私が神経質に経年経っていて不安だからボルトを新品に変えているように考えられるのですよ。

違いますよ。このボルトを見てください。

これは洗油(サンエスK-1)にドブ付して歯ブラシで洗浄している状態なんです。

それでも汚く見えるでしょ。ちなみにこの状態で触っても手はまったく汚れません。

K-1って油汚れやカーボンは劇的に落ちるのですが、その分、錆び汚れが明確に浮かび上がります。

ということで、この油汚れのようなものは全部が腐食です。(一部塗料もありますが...)

特に、ボルト頭裏の首根っこに錆びコロニーがあったり、通しボルトの中央に錆が浮き上がっているのなんて再利用したいですか?

そんなボルトが張力ボルトだったりするのですよ。

写真はありませんが、リヤアクスル、リヤサスペンションを接合する図太いボルトが腐食していたりするんですから、そんなボルト再利用して走行したら、リアルなルパン三世(タイヤが転がっていく)を体験することになりかねません。「こわばら」でしょ。

こういうボルトナット状態なので、なるだけボルトナットは交換するのです。というか入手可能なボルトナットは全部交換するのだ。そうしないと危険極まりないのです。

ボルトナットといったショートパーツは消耗品。40年以上経過している消耗品を再利用するべからず。それがポンコツ車を路上復帰するときに世間様に迷惑をかけない最低限のマナーだと思います。

と、偉そうなことを書いてますが、基本は「嫁の安全」のためなのよね。だって、この車は嫁の愛車になる予定なんですから。

そうそう。私の車の状態をうらやましがる人がいることも知ってます。ネジが錆びているのではなくネジが赤土になっている人たち。そういう方からしたら、私の車は車の体裁を一応してますからマシなのは理解できますが....

ネジが赤土の方達も新品ネジをがんばって揃えましょうね。

 

次の私の悩みです。

スバルのエンジンを降ろすときは、私は本当に車弄りを知らないウンコ垂れでした。(今もウンコ垂れ+鼻垂れには違いありませんが....)

なので、自動車整備業を廃業してすぐの父親を呼びつけて、一緒にエンジンを降ろしたのです。

しかし、そのタイミングで既に父親は痴呆だったのです。(当時、家族は認知症とは知らず、廃業して気が抜けたのだろう程度に考えていた)

私が分解するときの記録をメモと写真に撮るからちょっと待ってよ。というのもまったく聞き入れずに見えるネジをどんどんばらすし、ハンマーでどんどん叩くし....

自動車整備業のことをよくしらない私はそういう分解をするのね。と本当に思っていたのですが、これが認知症でお子様が玩具で遊んでいる状態だったというのが2年後にわかったのです。

大きいパーツを外す単位で、私がフライパンや鍋に、部品とネジを入れてメモ用紙も差し込んでました。

(部品を整理するトレーなんて持ってませんから、フライパン、なべ、洗面器が整理トレーだったんです)

それを整理してメモを書いていたら、先ほどまとめたナベをひっくり返して、その部品をまた車体につけようとする親父です。

「なにしてるねん。」と突っ込んだら、私をにらんで、「外した部品を整理しとかんと、どれがどの部品かわからなくなるぞ。なんでひっくり返しているんや。」と言うのです。

なんだとー。このクソ親父。「子供はいじめて憂さ晴らしにするためにある。」と言われ続けていたガキのころの私ではないぞー。

「今、何言うた。もう一回言うてみー」と怒ったら。「なんで怒られなあかんのや。お前が鍋をひっくり返したんやろ。」とか言いやがって....

絶対に、「俺は王様や。子供は親に奉仕するためだけに存在するんや」のあの家庭のままなのか。と思っていたのですが、きっと痴呆で混乱していたんだよね。

まあー、そんなこんなで、何回も鍋をひっくり返されてどれがどうだったのかわからなくなってしまいます。

鍋をひっくり返す度に、散らばったネジを探して拾うのですが、その間に父親はスバルの部品を外すのです。

部品を外すところを私が見ていません。なので、どこにどのネジが付いているのかわかりません。

この部品を外すと、このネジが出てくる。といった感じでしかわかりません。

それをメモしてフライパンに入れておくと、父親がひっくり返す。と、どうどう巡りの悪の連鎖。

最後には、「クラッチを外した時までのネジと思う」「マフラーを外した時のネジと思う」というような整理しかできなかったのよね。それも鍋をひっくり返されているから紛失しているものも多々あるのよね。さらに父親が密かにポケットに入れて持ち帰ったものもある。

だって、父親が実家に戻った次の日に、母親から「父さんがネジと金具を持って、これがスバルの部品とかなんか説明してるねんけど、あんたの車の部品を持ってきているんとちゃうか?」となって....

あわてて、その日の深夜に引取りに行ったら、オルタネーターのブラケットだった。とか、そんな状態でしたから...

と、ここまで長々と書いたら、私の不安がわかってもらえるでしょ。

はっきりいって、クラッチを分解するところまで。エンジンを車体から降ろすまで。つまり父親がどうこうと、私の眼の届かないところで分解したものについては、どのように組み付けてあったのかまったくわからないのです。

これって最低てじょ。だから私一人でエンジンを組み戻すことができるのか。と本当に心配になっているのです。

PO-C3さんからお借りした整備書にはある程度のことは書いてますが、さすがに、ここにこんな種類でこんな長さのネジを組み込めとまで指示はありません。

パーツリストから、ここにはこんなボルトが付くのだろうと推論するしかないのです。

その推論も、私が分解した分については、どこにどのボルトが付いていたかは明確にしてますので、それとパーツリストを照らし合わせて、スバルの部品番号ルールを推論しました。

すると、部品番号XXXXではじまるボルトは4マーク。XXXXではじまるボルトは7マーク。ナットも普通強度、張力強度。面取り1種2種3種というのが推論できるようになりました。

その推論ルールでパーツリストを照らし合わせ、「クラッチを外した時までのネジと思う」という袋に入っているボルトを調べるという途方もない遠回りです。

そうすると、こういうのが本当なのかなー。となるのです。

クラッチハウジング内のカップリング(この部品が錆びている件については話が折れるので無視してください)なのですが、こいつを固定するボルトが消去法でこの3本となりました。

このボルトがM6×14で光沢のない黒色、かつ、少し重たいのです。

さらにボルト頭の2面幅が9mmなんです。(車用のM6ボルトは2面幅10mmが標準です)

パーツリストでも一般的なボルトルールではない変な部品番号が付けられてます。

つまり、特殊なボルトが適応することは間違いないのですが、本当にこの黒いボルトでいいのかどうか。わからないのです。

高速回転する部品を固定するところに特殊なボルト。つまりメーカ部材選定でなにか意味があるはずなんです。

そんな重要な部品なのにオリジナルの部品がどれなのかわからないもどかしさ。

こんなのが山積みです。

なるだけ推論を追及する努力をしますが、お手本の車両が無い限り正解はわかりません。

つまり、博打でエンジンを組むことになります。

そんなことを考えると、「私がエンジン組みあげることができるの?」という不安の渦に呑み込まれるのよね。

うーんうーん。

そして、もっと致命的なことが...

パーツリストを見ていたら、クラッチシムと思われる(スナップリングOUT)と呼ばれる部品があるらしい。

私が知る限り、父親が外してひっくり返し続けた部品に、そんなシムのようなリングは無いのです。

それって、もしかして致命的なのでは?

シムは必要だよね。どうなん?

それともシム無しの車両ってあるのかな?どうなん?

謎が深まるばかり。そもそもクラッチシムと思われるものがどのような形状と色をしているかも明確にわからないので部品を発掘するにしても.....

はぁー、先行き暗いわ―。

と、大きいため息をつく私でした。


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