なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

雨漏りの修理、18日19日目、屋根の塗装

2019年05月17日 23時54分00秒 | 家財の修理

昨日、一昨日と大変くたびれました。

ブログネタというか、ブログに作業記録をサクサクと書くべきだったのですが...

ともかく疲弊しました。なにやら精神的にダメージを食らっているようです。

そして、本日はそのダメージが体のあちこちに筋肉痛が襲っており、階段昇降がぎくしゃくロボット状態になっております。

布団に転がるのも筋肉痛で苦痛だなんてなんともかんともです。

 

では、その内容です。

ポンコツ我が家の屋根を塗装です。

 

そうそう塗装に用いた塗料については、ひとつ前のブログ記事に書いているのでそちらをご覧ください。

 

2019年5月15日の作業

屋根の状態と、どのように塗装するかを脳内シュミレーションです。

なにごともそうだと思うのですが....

自分の身の丈や体重の半分サイズのものをどうこうするときは十分用心を

自分の身の丈や体重より大きい物をどうこうするときは計画を立てて攻略すること

これが私が大きい物体を物理時にどうこうするときの最低限の心得のつもりです。

で、今回は自分の身の丈より高い場所、身の丈よりとても大きい物体を塗り上げようというのです。

この数日間は寝る前に布団の中でいろんな妄想シュミレーションです。そして睡眠不足になっておりました。

そのシュミレーションで攻略できるのかを現物合わせでさらに計画手直ししていこうというものです。

ポンコツの我が家です。よくぞ去年の台風21号で倒壊しないで生き残ったものだとプチ感心です。

この屋根部分を塗装したいのですが....

擁壁側が足場もなく、とても高いところにあるのでどうやって塗装しようかなのです。

つまりここをどう攻略するかが味噌になります。

激貧家庭なので足場作業を外注できません、というか台風21号被害修復で大工さんの取り合いで個人宅なんてまだまだ先の話になるのです。近所はまだまだブルーシートを被った家屋があるんですよ。

この屋根側面ですが....

屋上側はこのようになっています。きっと擁壁側も同じ寸法デザインのはずだと信じることにします。

激貧の足りない梅干し程度の脳みそで悩むのです。

足場がなく下からあがって塗装する術がないのであれば、上からなんとかしようと考えるのは変態でしょうか?

かといって、屋根の上にあがるわけにはいきません。

この屋根は高いのです。落ちたら十分死ねるんです。

今、私が高所落下でヒデブしたら、嫁はもちろん、近所でアジ(釣り魚ですよ)のおすそ分けを涎を垂らして待っているオットセイ奥様達に大変な迷惑をかけてしまいます。

なので、屋根に上がらずに、上から塗装するとなると...って矛盾したことを考えているでしょ。

いやいや、上に回り込むような、「伸び伸びのー」って某アニメのような便利な腕を私の体に装着できたらいいんだよね。

って、ことで変態道具の作成です。難しくはないのですが....

一般的なペイントローラーを万力で潰しまして...

こんな形にしました。

ベントローラーってローラー部分に均等な力をかけるために、押し手はローラーの真ん中にくるようにしてあるでしょ。その押し手をサイドにオフセットしました。

ローラーをセットするとこんな形になります。

このペイントローラーを長竿に装着しまして、「伸び伸びのー」って唱えながら私の右手に握りしめて屋根の上に差出ます。

よっしゃー、屋根の向こう側まで届いたぞ。

長竿の振り回しならおまかせください。梯子の上でハングした屋根のひさし越しでもなんとでもしますよ。

魚釣りで鍛えたテクが炸裂します。6kgサイズの魚をテトラポットの先端に立ちんぼ姿勢でやりくりしてきたんですよ。この程度の長竿なんてサクサクと操作できますよ。

って、写真撮影したのですが、日光で炙られた屋根がトタンでめっちゃ熱いらしくデジカメが熱暴走して写真が真っ黒になってました。以降は撮影した写真の6割がたはダメだったので熱い屋根上での肝心な写真が少ないです。

この自作道具を屋上側の側面にあててローラー当たり面を脳内シュミレーションします。

ああ~っ、リーチが足りない...

ということは、長いローラーを入手...。なんて激貧家庭ではそこに軍資金を投下することは許されないので、あーっうーっ。なんとかなりそう(アハッっとプチひらめき)、ってその写真もデジカメ熱暴走で真っ黒でした。

と、ここまで塗装方法を確認したところで...

屋根の掃除です。屋上縁の手すりも掃除します。

手が届かないところは、長竿にブラシと雑巾をセットして磨き掃除しました。結構な重労働です。

掃除後の写真です。これで実質的な「before」となります。

手すりはこんな感じです。

手すりの塗装は乾拭きをしつこくして古い荒れた塗膜層を剥がして見ました。

そして屋根ですよ。

亜鉛メッキトタンに、ジンク塗装下地を分厚いめに塗られて上塗りがされていたようです。

そこに台風21号の海水を吸い上げた豪雨と、近隣田畑からのえげつない砂利つぶて攻撃(サンドブラスト)でした。

そんな屋根ですが、雑巾掃除では汚れが取れて綺麗な緑色になりまして...

おおおっっ。まだ程度がいいのか?でも塗膜に変な肌荒れがあるぞ、ブラシでシコシコしてやれ。

あああっっっ、そういう肌になるのねー。って、しつこく掃除しました。長竿経由ですけど...

で、こんな肌になりました。

トタン屋根が錆びてなかっただけラッキーと思え。上塗りは問題外でダメだったけど、下塗りジンク塗装が軽いダメージで済んでいるぞ。

トタン屋根の板金合わせ部分もしっかりしており、板金折り部分が錆びているというこはなさそうです。

と、ここまでの作業で5月15日は終了です。

 

2019年5月16日の作業

いよいよ塗装です。今日は長期戦になるだろう。と、朝の8時から作業開始です。

そして、昼飯抜きで続投作業して終了は夕方5時30分でした。

どんだけ作業が鈍いねん。と言われそうですが、梯子の足場確認とかを念入りにしていたらそんなことになりました。

まずは屋根の板金合わせ隙間に塗料を入れることを考えます。

屋根にあがるのは超危険なので、「伸び伸びのー」の孫の手を作成しますよ。

刷毛を長竿に装着です。

地味な作業ですが、隙間の奥にまで塗料が入るようにしつこく塗りこんでいきました。

この作業だけで2時間苦戦しております。

さあー、屋根の側面ですよ。擁壁側へ「伸び伸びのー」って屋根を通り超えて攻略します。

そうそう、ローラーが寸足らずの件については、ローラーをずらしたらいいだけ、と昨日に結論ついたので.....

こんな装着方法にて

まずは、側面の下半分を攻略です。

次にローラーをしっかりセットして側面の上半分を攻略。って写真撮影したんだけどなー、カメラが熱暴走で写真真っ黒モードへ...

熱い日中。日照りがきつい。ってことで以降の写真は全部真っ黒ということに....

なので塗装しているときの肝心な写真がまったくありません。くそー、悔しいぞー。

そうそう、擁壁側の塗状態はまったくわかりません。ローラーがここにこのように転がってと脳内イメージで長竿を操作して塗りこんでいくんですよ。

といっても、魚釣りで生餌のアジを針に刺して、あそこへ行って食われて来いって竿操作するよりはずーっと簡単なのです。でも、実際の仕上がりがメタメタかもしれません。そればかりはなんともです。

だって、無理くりしていかがわしい塗装しているんですから...

塗装は2回塗りを基本に、ジンクコート層が露出していたところ周辺は3回塗りで仕上げました。重ね塗りインターバルは90分ほどで指触乾燥していることを確認してから塗っています。

なんだかんだと変態姿勢で長竿を振り回しながら塗装を終えて道具を片づけて疲弊して終了です。

 

2019年5月17日の塗装結果確認

さあー塗り上がりはどうなんよ。「after」です。

今回のミッションで一番難易度の高かったところですよ。

見えないところへ屋根越しに長竿ローラーを回しこんで手の感触だけで探りながら塗り上げたところですが....

あちゃーっ。塗り残しあるなりよ。もう知らんここはこれで...って悔しいけど激貧無能テクではこれが限界です。

追加塗装する?いやいや、昨日一昨日の変態姿勢作業で筋肉痛発生のため体が言うこと聞かないので...

もうこれでいいや。

屋上側の側面ですが、こちらはしっかりと塗りこんでますよ。

さてさて、肝心の屋根ですよ。

と脚立を梯子モードに伸ばして、その上に立ち上がって塗肌確認です。

触ってみたら、まだ塗膜が微妙に柔らかいのね。

板金合わせ部分はこんな感じに奥まで塗りこんでおります。

手すり部分です。

屋根も手すりも、ペイントローラーで塗りこんだので梨地のようになっています。

手すりのシリコンシール部分にも塗料を乗せてみましたが、シリコン肌に塗膜はたぶん食いつかないだろうなー。

マスキング無しで塗ったから、下手くそははみ出して汚しております。

数年後に「塗ったときの肌はどんなだったのよ」と比較写真が欲しくなると思うので、手すり部分の塗肌写真をアップ。

陽があたるところと日陰部分での色表現確認目的で境界部分を撮影

ここまでが塗り上がりの完成写真です。

塗装作業途中でデジカメが熱暴走で撮影できなかったのですが、その時に撮影した構図でシュミレーションできるものを再現です。

私がどれだけ苦戦して塗装したかですよ。

屋上側から脚立を伸ばした梯子をかけます。

脚立は150cm高さのものでそれを真っ直ぐ伸ばしてこの状況です。

屋根まで梯子がかからないのです。

さらに屋根が30cmほど飛び出してハングしているのです。つまり小さい軒がある。

さあー想像してください。

この梯子に上って2.5mの長竿先端にペインローラーを取り付けて、屋根の向こうへかざして塗るんです。

屋根が飛び出しハングしているので、私の下半身はエビぞりです。左手は屋根の縁を握りしめて、右手だけで長竿を操つるのです。

そりゃー普段使わん筋肉を使いまくりで筋肉痛になるってものですよ。

 

以上で、屋根の塗装は完了です。

 

さてさて、この緑色の塗装については....

次は玄関上のひさしを攻略かな?


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