シルクスクリーンは1版1色が原則です。
ステンシルは1枚の型で多色を差すこともできます。しかし、ステンシルは、「6」のような場合、つりを入れないと柄がバラバラになります。
何より、ステンシルでは、パソコンで作った柄をそのまま彫ることができません。
シルクスクリーンで、ステンシルのように多色を差すことを試みました。
シルクスクリーン(昨年使用したもの)とアクリルガッシュ(サクラクレパス)とプラスチックへらです。
アクリルガッシュをスクリーン上に置きます。
へらでアクリルガッシュを刷り込みます。
上がりです。
もう1柄作成しました。
アクリルガッシュは乾きが早いです。素早く刷り、すぐにスクリーンを洗わないと目が詰まってしまいます。
シルクスクリーンで使っている尿素入りの自作糊ならもう少し余裕があると思います。
スケージの切れ端のゴムより、やや硬めのへらの方が刷りやすいです。
予想以上の出来です。もっと色々な展開ができそうで面白いです。