今回のクルージングには
サファイア・プリンセス号のクルースタッフとして、
日本人コーディネーターが乗船していた。
そのお陰で、厨房の舞台裏も見せてもらえ、
総料理長直々に案内役をしていただけた。
船内での食中毒発生は致命的なことなので、
厨房は極めて神経質なほどに清潔さが保てるよう努力している。
この絵は、盛りつけ方のサンプル画が張られている。
全てがこのような決まりになっており、盛りつけられた料理が
レストランに提供されていく。
ここはパン・ケーキ製造コーナー
彼らは、航海中、一日中ここで作業し、他のフロアーへ行くことは禁止されている。
外部の人、とりわけ乗客と顔を合わせる機会は、厨房見学の時のほんのひと時だけなのだ。
黙々と働き、月15万円ほどの給料は家族の待つ自国へ仕送りをしている。
東欧・中南米・アジアの人たちが、
「掃除・ルーム係・レストラン、バースタッフ・機関員など」として
働いている。
ここは、メニューなど管理室