703 ~NAOMI’s Room~

「クヒオ大佐2009」「カケラ2009」

年始に舞台を観てからというもの、
日本映画や、日本の役者さんへの興味や尊敬の念が
急にものすごく自分の中で大きくなって、
単純ながら、今年はたくさん邦画を観ようと思った。

そして、観るならまずは、
好きな役者さんから責めようと思い立ち、
日本の若手女優さんの中で一番好きな
満島ひかりが出ている作品を立て続けに2本観た。

なぜか観たかったメジャーな作品が
近所のTSUTAYAにはなく、、
まずはこの2本から2012年はスタート。

「クヒオ大佐」2009年/日本



監督: 吉田大八
脚本: 香川まさひと 、吉田大八
現作: 吉田和正
音楽:近藤達郎

出演:堺雅人、松雪泰子、満島ひかり、中村優子…


1970年代から90年代にかけて、
実在した結婚詐欺師をモデルにした創作映画。

完璧な日本人のくせに鼻を整形で高くして
米国の空軍パイロットだと偽り、
カタコトの日本語を話して
巧みに日本人女性から金を奪う主役を演じたのは
堺雅人。カタコトの日本語や表情が
すごく気持ち悪いんだけど、なんか憎めないなー。

そして騙される3人の日本人女性役が、
松雪泰子と満島ひかりと中村優子。

健気な松雪泰子や強い中村優子も素敵だったんだけど
やっぱり満島ひかりは本当に好きだな。
何故だろうな。本当にすごく好きだな。

いつもダサイ女の子を演じてるイメージがあるけど
逆に普通の女の子役であんなに印象に残るって
すごいよなーと尊敬してしまう。
すごく魅力的に思う。



それに、邦画について全然詳しくないけど
満島ひかりと同じ路線というか、似た女優さんって
全然浮かばない。


今、すごく注目されてる女優さんだけど
私が好きになったのはすごく時期が遅くて、
「さよならぼくたちのようちえん」や
「モテキ」で演技を観てから。
それまでは、女優に転身したことさえ知らなかった。



クオーターの女優さんはやっぱり綺麗。
最近すごく多い。


昔、私はMAXの熱狂的ファンだったので、
沖縄アクターズスクールについてかなり詳しく、
当然Folder時代から満島ひかり(HIKARI)のことは
知ってたけど、当時はAKINA派だったので(笑)、
正直全然HIKARIは魅力的に思わなかった。
でも役者さんになってからすごく印象変わった。
天職を見つけるってすごく素敵なことだな。


そしてもう一作は、「カケラ」

「カケラ」2010年/日本



監督: 安藤モモ子
脚本: 安藤モモ子
現作: 桜沢エリカ(漫画)
撮影: 石井浩一
音楽:ジェームス・イハ

出演:満島ひかり、中村映里子、永岡佑、かたせ梨乃…


原作の話を全く知らずとりあえず借りてみたら
またしてもレズビアンをテーマにした作品だった。

そして偶然にも、
「クヒオ大佐」でも「カケラ」でも
満島ひかりの役名が「はる」だったことに驚き。

浮気症の恋人との関係に疑問を感じ始めた
はる(満島ひかり)が、喫茶店で出会った
レズビアンの女の子に、惹かれていく話。


この作品でもやっぱり満島ひかりは
冴えない、どこにでもいる女の子役。




だからこそ話にリアリティーがあって、
こうゆう経験は、全く珍しいことではなく、
日常にあり得ることなんだと思わされる。

そして、やっぱり満島ひかりの演技は好き。


正直、監督・脚本の安藤モモ子さんの
独占インタビューには納得できない部分があった。

でもこれは一人一人の考え方、感じ方の違いとして
受け止めたいと思う。


久しぶりに邦画を観て、
(実際は毛嫌いしていた部分があった。)
独特の静謐な雰囲気とか、日本人の人間性とか
おもしろいと感じた。

今年は、邦画をたくさん観る。
ハマったら相当ハマる私は、
まずは満島ひかりシリーズで。

というか「開拓者たち」が映らないのが残念。




映画の一言。
「何故か惹かれる人。」



映画 ブログランキングへ

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「MOVIE」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
2022年
2021年
人気記事