以下引用。
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私たちは、時として過去に囚われて、岩に刻まれた文字のごとく頑なになり、
前に進めなくなってしまうことがあります。
他人から受けた仕打ちだったり、
大切なものを奪われてしまったことであったり、
逆に、これまでの幸せだったり、積み上げてきた実績や、
成し遂げた成功というものも、前に進む妨げになってしまうことがあります。
「前に進む」というのは、何かを手放すことと同義なのかもしれません。
今、頑なに握っているものを手放すことで、
新しいものをつかむことができるわけです。
言葉でいうには易しですが、なかなか出来ないことでもあります。
だからこそ、仏教聖典にわざわざ書いてあるのでしょうね。
これは私の個人的な思いですが・・・
心軽やかに生きている人、あるいは何かを学ぶのが上手い人は
「手放し上手」の人が多いように思います。
他人からの仕打ち、実績、名声、築き上げた安定、これまでの概念・・・
周りの人が驚くぐらい鮮やかにそれを手放してしまう人もいます。
そして過去ではなく、「今」をのびのびと生きています。
一方で、平素どんな時でも心が重い人、新しいことを学ぶ機会があっても
上手く吸収できない人は、「手放し下手」の人が多いように思います。
過去に囚われてしまい、心が今ここにあらず、の状態であります。
気が付いたら握りしめていたもの、それを手放せばもっと楽になれること
そんな岩に刻まれた文字のように、心に染みついてしまったものは
ありませんか？
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今の自分を試されているような、
そんなメルマガだった。
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