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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2010-322≪鴎目線@朝刊記事≫②

2010年11月08日 05時35分50秒 | マリーンズ2007~10


清田号泣歓喜!抜群の存在感で優秀選手賞
ロッテのルーキー清田が優秀選手賞を獲得した。
NTT東日本から4位で入団した24歳はこの日も2番左翼で先発。初回無死一塁から三塁内野安打し、続く井口の左線先制二塁打をおぜん立て。5回にも1死から右前打で3点差を追いつく同点劇の口火を切った。試合後は感極まり号泣したが「正直疲れました。来年もこういう結果になればいいですけど、荻野もいるし(ドラフト1位の)伊志嶺も入ってくる。これからも競争です」。10月30日の第1戦(ナゴヤドーム)では長嶋茂雄(巨人)以来の新人開幕アーチ。シリーズ6打点で新人の最多打点記録にも並んだ。抜群の存在感を見せた背番号1が、チームの栄冠に花を添えた。


ロッテ・清田が優秀選手賞!感極まって涙
新人のシリーズタイ記録となる6打点を挙げ優秀選手賞に輝いた清田は、感極まって涙を流した。「野球で泣いたのはいつ以来ですかね。でも、勝って泣いたのは初めてです」と試合後も目はまっ赤。シンデレラボーイ的な活躍で注目度はグンとアップしたが、「正直、疲れました」と本音も漏らした。





ロッテ・岡田、延長十二回ミラクル決着打
岡ちゃんが決めた! ロッテ・岡田幸文(よしふみ)外野手(26)が延長十二回、決勝の適時三塁打を放ち、チームを日本一に導いた。育成枠からはい上がった2年目の苦労人が、大舞台で光り輝いた。
ファンの、チームの夢を乗せた白球が高々と舞い上がった。ボールは右翼手・野本の頭を越えて弾んだ。日本一の扉をこじ開けたのは26歳の伏兵・岡田のバットだった。
延長十二回二死二塁。浅尾の149キロの速球を仕留め、決勝の右越え適時三塁打。ヒーローは三塁ベース上で、上川三塁コーチと抱き合って喜びを表した。
「真っすぐだけ狙って、1、2、3で振りました。前進守備だったので思いきり振ろうと強い気持ちで打席に入った。正直信じられません…」
こんな日が来るなんて夢にも思っていなかった。左ひじ痛で日大を中退後、全足利クラブでプレー。50メートル5秒6の俊足を見込まれて08年秋の育成ドラフト6位で入団し、昨春に支配下登録されたが、昨年は1度も1軍出場機会がなかった。
しかし、2年目に運が開けた。今年のドラフト1位、荻野貴らが故障離脱するのと入れ替わるように6月に1軍へ。金森打撃コーチの「愛のムチ」により課題の打撃が磨かれていった。
「お前が打つ場所はない!」。打撃不振の夏、特打の参加を禁じられたが、このままでは終われない。三塁ブルペンで打撃マシンを10メートル程度の至近距離に置き、1人で黙々と速球を打ち込んだ。
その成果が大舞台で表れた。大松が第1戦で右太もも裏肉離れのため離脱すると、その穴を埋めた。7試合で25打数8安打。最後に球界屈指の速球派・浅尾の直球をとらえてみせた。
主力と並んで記者会見に臨んだ岡田は「大先輩と同じ立場にいることが信じられない」と顔を紅潮させた。夫人の由美子さんは栃木県足利市役所で働く、球界では極めて珍しい共働きプレーヤー。年俸440万円の育成出身の男のサクセスストーリーが幕を開けた。


育成出身雑草男・岡田、最高のスイングでV打!…ロッテ
夢見心地で走り出した。延長12回2死二塁。岡田がカウント1―3から浅尾の直球をコンパクトに振り抜くと、打球は前進守備の中日外野手の頭上を大きく越え、右中間で弾んだ。この日の3安打目は、日本一を決める決勝打だ。自慢の俊足を飛ばして一気に三塁を陥れる。もう、感情を抑えきれない。左拳を振り下ろしながら滑り込む“スライディング・ガッツポーズ”が飛び出した。
「とにかく真っすぐに絞って、とにかく1、2、3で思い切り振ろうと思いました。正直、信じられないですね」。育成ドラフトで入団した選手が日本シリーズで打点と猛打賞を記録するのは、いずれも昨年の巨人・松本に次いで2人目。昨年3月に支配下登録され、今季の年俸は440万円。シーズン打率は1割7分6厘だった。大松の負傷離脱で第3戦から先発出場のチャンスをつかんだ雑草男は、興奮を隠しきれずにまくし立てた。
やっとたどり着いた晴れ舞台だ。巨人・長野と同期だった日大を、左ひじの故障でわずか数か月で中退。だが、野球への思いは断ち切れなかった。「足利ガス」で契約社員として働きながら、社会人の全足利クラブでプレー。60キロのプロパンガスを1日60本運びながら、夢を追った。50メートル5秒6の俊足が認められ、妻子を栃木に残したまま、08年育成ドラフト6位でプロの門をたたいた。
同じ過ちを繰り返さなかった。課題の打撃では、第3戦の好機でボール球に手を出して凡退。金森打撃コーチにスタメン落ちも示唆されたが、第4戦以降もスタメンだった。意気に感じた。「ストライクを振ればヒットも出るんです」。試合後は優勝旗を前に宙返りを披露。連日の早出&居残り特打に裏打ちされた自信が、最高の舞台で花開いた。






最後までつなぎの4番!サブロー「和が勝因」
サブローが最後までつなぎの4番に徹した。
初回に2点目の中犠飛をきっちり放ち、5回2死一塁から同点の足がかりとなる中前打。5年ぶりに味わう日本一の歓喜に「(勝因は)和です。16年やってるけどここまで監督と腹を割って話したのは初めて。選手全員が気持ちよくやれた」と西村監督へ感謝の意を口にした。今季は開幕から6番で9月には右太腿裏肉離れで離脱。それでも負ければBクラスだった28日の楽天戦(千葉マリン)から4番で勝負強い打撃を披露した。試合後は満面の笑みでナインと抱き合っていた。
≪井口「日本一になってうれしい」≫
普段はクールなロッテの井口も、日本一の瞬間は満面の笑みを浮かべた。初回無死一、三塁から先制の左翼線二塁打。不動の3番が結果をきっちり出して「今年も絶対優勝したいという気持ちでやった。その結果として日本一になってうれしい」と喜んだ。リーグトップの二塁打44本で、98四球もリーグ断トツ。つなぎの意識で下克上を成し遂げて「日替わりヒーローでみんな助けあって1年間できた」と充実感を漂わせていた。
≪大松 第1戦で負傷も大喜び≫
ロッテの大松は仲間におんぶをされて、歓喜の輪に加わった。第1戦(ナゴヤドーム)の2回、先制二塁打を放った際の走塁中に右太腿裏を肉離れ。チームを勢いづけた一打の代償は大きく、以降はバットで貢献できなかった。それでも心では一緒に戦い、この日もベンチ裏で戦況を見守っていた大松は「出たい気持ちはありましたけど、チームが勝つのが一番。うれしいです」と笑顔をみせていた。




 

里崎好リードに起死回生の一打で充足感
ロッテの里崎が、起死回生の一打でチームを救った。
2点差の5回2死満塁から中前へ同点打。CSファイナルS中に左肩にガングリオン(腫よう)ができ「神経に触って茶わんも持てなかった」ほどだったが、痛み止めを打って強行出場。日本一を懸けたこの日も、ここ一番の勝負強さを見せつけた。守備でも6人の投手を好リード。試合後は西村監督と歓喜の抱擁を交わし「シーズン中は迷惑をかけたけど、ポストシーズンに入って監督の期待に応えられた」と充実感を漂わせていた。
≪金泰均 感激初V≫
来日1年目での日本一にロッテの金泰均は「日本で優勝を経験したかった」と感慨にふけった。同点の7回2死三塁から一時は勝ち越しの中前打。シーズン終盤に不振を極めた時にサブローから「気楽にセンター返しすればいい」とアドバイスを受けた通りの打撃。第5戦で4安打するなど大舞台で輝いた。次は韓国代表として今月、中国・広州で開幕するアジア大会の王者を目指す。






福は内!投手陣もつないで勝利呼んだ
緊張もしない。満足もしない。ロッテ・内の投球を支えたのは、西村監督に掛けられた一言だった。「気持ちで負けるな!」。
前日は2イニング、この日も同点の6回からマウンドに上がり、3イニングを無失点に封じた。自身初の日本シリーズでの4試合はおろか、西武とのCSファーストSから8試合連続、12回1/3で得点を許さなかった。まさに中継ぎ陣の屋台骨を支えた。
「何も考えず、とにかく腕を振ろうと思っていました。1年間を見たら不満足ですけど、最後にいい形で日本一を味わえて良かったです」
03年のドラフト1位でロッテに入団した。先発で起用されたが、結果は出なかった。07年には右肩の手術を受けた。中継ぎで再出発した昨年に、ようやくプロ初勝利。今季は夏場まで2軍暮らしも、シーズンでは負けたら終わりの最後の3試合で2勝を挙げた。今やセットアッパーとして欠かせない存在となった。
7年目の今季、スライダーの改良に踏み切ったことが、短期決戦で生きた。「ウイニングショットになる球がなかったので」と、これまでの横滑りする軌道を、握りを変えることで縦変化にした。術後最長となる3回を投げたこの日は、7三振を奪った。「いつかはクローザーをやってみたい」。三振を取れる球種を自らの武器とした。
連夜の延長戦。3番手の薮田が2回完全投球で流れを呼び、延長11回からは伊藤が2回を無失点で胴上げ投手となった。誰もが連投。前日は延長15回で投手7人で238球、この日は6人で213球を投げた。自分を、仲間を信じて。「つなぎ」のロッテ野球。それは決して打線だけの代名詞ではない。
「0点に抑えることがすべてなので」と胸を張った内。優秀選手に選ばれ、少しだけ照れた。まだ25歳。150キロの直球に、覚えたての縦スラが持ち味だ。来季へのステップとなる、内の56球だった。
≪俊介2回KOも気分は◎≫
中4日で登板したロッテの渡辺俊は2回4失点で降板。千葉マリンの第3戦(2日)に1失点完投勝利を挙げたが、傾斜のきついナゴヤドームでは制球に苦しんだ。だが打線が奮起しての劇的な逆転勝利に「日本一は日本一なので気分はいい。日本一になったので何でもいいです。クライマックスシリーズから長かったですね」と穏やかな笑みを浮かべた。今シーズン取得したFA権の行使については「(球団と)これから話し合いをします」と話して勝利の余韻に浸っていた。




 

ロッテ・西岡、メジャー移籍へ感動締め!
ボールが目の前に転がってきた。落ち着いて一塁に送球し、ゲームセット。日本シリーズ進出を決めたソフトバンクとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第6戦では男泣きした西岡が、この日は満面の笑みを浮かべて歓喜の輪に加わった。
「この優勝だけを目指してここまでやってきた。1年間野球のことだけ考えてきた。人が変わった? 普通の人間になっただけ。もともと低レベルな人間でしたから」
今季から主将を務め、チームを先頭に立って引っ張ってきた。206安打、打率・346をマークし、最多安打と首位打者のタイトルを獲得。プロ8年目で初となる全試合フルイニング出場も果たした。今オフには、ポスティングシステム(入札制度)を利用して米大リーグ移籍を目指しており、近日中にも球団と話し合いを行い容認してもらえるようお願いするつもりだ。
石川晃球団運営本部長(49)は「新しい遊撃手が育っていないのが現状だけど、夢をかなえてあげたいという気持ちもある。自分の気持ちが折れるような言葉が聞ければ考えたい」と容認する余地があることも明かしている。
日本一という最高の結果で今季を終えた西岡。今後の動向が注目される。


西岡 主将の重圧から解放!「しんどい1年だった」
ロッテの西岡が不動のリードオフマンとしてチームを優勝に導いた。
今シリーズは打率・167と苦しんだが「この1年は休みの日も含めて、常に野球のことを考えたシーズンだった。日本一はスローガンの“和”を胸に戦った証」と満足顔で振り返った。祝勝会では主将として音頭をとるなど大はしゃぎ。「ホンマにしんどい1年だった」。重圧から解放されて充実感に浸った。


西岡、ポスティングは球団と話し合いへ…ロッテ
ロッテ・石川球団運営本部長が7日、ポスティングによるメジャー移籍の可能性が浮上している西岡剛内野手(26)について、話し合いの場を持つ意向を示した。
「西岡本人の方から話し合いをしたいと言ってくれば、話をする」と同本部長。西岡はCS最終S終了後に「やっぱり野球ができた発祥の国。野球選手をしていたら、誰もがあこがれる場所だとは思う」とメジャー移籍へのあこがれを語っている。シーズン中にもテレビのメジャー中継に熱視線を送ってきた。
石川本部長は「僕としては、ポスティングはダメと言いたい。いなくなった場合の戦力ダウンは想像がつかない。ただ僕が決められることじゃないので、(瀬戸山球団)社長と相談します」と語った。



小林宏はFAでメジャー挑戦!西岡は入札で
5年ぶりの日本一となったロッテだが、今オフは投打の主軸が流出する可能性が高い。
西岡剛内野手(26)は、ポスティング・システム(入札制度)で、メジャー移籍を目指す意向を固めており、近日中に球団フロントと話し合う予定。3年契約が今季で終了することもあり、球団も容認する方向で調整している。首位打者と最多安打のタイトルを獲得した西岡には、ジャイアンツなどが興味を示している。
また、今季海外FA権を取得した小林宏之投手(32)もメジャー移籍を目指す。石川球団運営本部長は「引き留めたいが、FAは選手の権利なので尊重しないといけない部分がある」と、本人の意思を尊重する方針。交渉が不調に終わった場合は国内移籍に切り替える可能性も残るが、まずは夢に挑戦する。
≪9回追いつかれ…「助けられた」≫
ロッテの守護神・小林宏は1点リードの9回に登板したが、先頭の和田に左中間三塁打、続くブランコに中犠飛を許して追いつかれた。それでも10回は無失点で切り抜けて勝利につなげた。今季は抑えに配置転換され、29セーブをマーク。胴上げ投手を逃したが「みんなに助けられた。そういう実感しかない。逆転されなくて良かった」とホッとした表情だった。


小林宏、海外FA権行使でメジャー挑戦!…ロッテ
ロッテ・小林宏投手(32)が今季取得した海外FA権を行使し、メジャー移籍を希望していることが7日、分かった。代理人としてオクタゴン社のアラン・ニーロ氏と契約。田口壮、岩村明憲らを担当してきた大物代理人のバックアップを得て、ロッテの守護神が海を渡る。
小林宏はこの日、「きょうは楽しんで、(権利行使は)あしたゆっくり考えたい」と明言を避けたが、あるメジャー関係者は「小林に関してはアラン・ニーロが代理人だと聞いている」と明かした。同氏は05年に当時ソフトバンクの城島(現阪神)の移籍を担当。3年19・8億円の大型契約を結ぶなど、日本球界とのパイプも太い。
小林宏は今季から初の抑えに転向。6月まで防御率0・00をマークするなど好調をキープ。シーズン終盤は疲労などで調子を落としたが、57試合に登板しリーグ3位の29セーブ。防御率2・21と安定した数字を残した。
球団では権利行使の場合、慰留しない方針を固めているとみられる。球団幹部は「彼が出て行くことに備えて、外国人投手をリストアップしている。シコースキーみたいなのが見つかれば。秋季キャンプで2人テストする」と明かした。
小林宏が、初めてメジャーへの思いを明らかにしたのは07年の契約更改の席上だった。球団にポスティングを打診したが答えは「NO」。自身も08、09年の2年間で47試合で9勝25敗と不振に陥っていたが、今季は守護神転向で見事に復活。4年越しの大願成就へ、8日にも球団にFA権行使の申請手続きをする見通しだ。
◆小林 宏之(こばやし・ひろゆき)
1978年6月4日、埼玉県生まれ。32歳。春日部共栄高から96年ドラフト4位でロッテ入団。05年から3年連続2ケタ勝利を挙げるなど、先発の柱で活躍。06年WBC日本代表。通算328登板、74勝69敗、防御率3・54、29セーブ。今季年俸は1億7000万円(推定)。183センチ、80キロ。右投右打。


ロッテ・小林宏、海外FA行使の可能性も
ロッテの小林宏之投手(32)は7日、今年4月に取得した海外移籍も可能なフリーエージェント(FA)権を行使する可能性を示唆した。
試合後には「まだわからない。これからじっくり考えます」と話すに留めたが、かねてからメジャーでプレーすることを熱望している。
今季から抑えに転向し、29セーブをマーク。シーズン中はメッツなどのメジャースカウトがネット裏から調査を続けてきた。石川晃球団運営本部長(49)は「宏之(小林)がいなくなるのはしようがない。新しい守護神として、韓国や中南米などの外国人を探しているところ」と説明。右腕のメジャー挑戦を想定し、早くも新戦力の補強に動いている。
FAの申請期限は今月16日まで。ロッテ一筋14年の右腕の動向が注目される。



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