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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2010-317≪竜目線≫

2010年11月03日 05時19分56秒 | マリーンズ2007~10


落合監督「あと1つ負けられる」
落合竜がまたしても天敵の前に沈んだ。わずか5安打1点での完敗。これで千葉マリンでの対渡辺俊は5連敗だ。ただ、試合後、落合博満監督(56)は「1点取ったら1-0で勝つ野球。2点取ったら2-1で勝つ野球をしないといけない。そうやって勝ってきたチーム。まあ、だれが(先発で)来たって野球にならないわけじゃない。3つ負けられるんだ。あと1つ負けられるだろ」。穏やかな表情だった。
打線は下手投げから繰り出される100キロを割るカーブと速球の緩急にタイミングが合わず、凡打を重ねた。それでも指揮官は、先制の1点を守りきれなかったことを敗因とした。スライダーが決まらず、高めに浮いた直球を打たれた4回途中5失点の山井は「ビッグイニングを作らせてはいけなかったのに…。大事な試合で自分の悪いところが出てしまった。悔いが残ります」。試合前のアップ時には両手に手袋をはめ、指の保温に努めるなど、最善を尽くしたが、8回まで無安打無失点投球を演じた07年日本シリーズのような快投はならず、悔しそうな表情でスコアボードを見つめた。
だが、戦いはこれから。4打数無安打に抑えられた和田は「甘い球はあったけど打てませんでした。完敗です。丁寧に緩急をつけていた。ただ、明日はまた投手が変わりますから」と、完敗を認めた上で、きょう第4戦へ気持ちを切り替えた。指揮官も、選手もショックを引きずるほどやわではない。





3年前の再現ならず…中日・山井4回途中KO
中日は手も足も出なかった。先発の山井が4回5失点の出来なら、打線は第2戦の爆発が嘘のように凡打の山を築いた。
ビッグゲームを任される。中日・山井は敵地初戦に先発。しかし幕張の流れをつかめなかった。
「風で変化球すべてが、大きく曲がる。低めを意識しないといけない。ボール先行は嫌なので、どんどんいきたい」前日1日の練習では、三塁ファウルゾーンで中田賢と並んで、キャッチボール。マウンドと平行した位置で風の影響をチェックした。
日本シリーズでは3試合で2勝0敗、防御率0・63と抜群の成績を誇る。しかも、3勝目を挙げれば杉下茂、川上憲伸に並ぶ球団最多記録となる。しかし、相手は苦手にしている天敵。アンダースローの渡辺俊だ。千葉マリンでは0勝4敗、対戦防御率2・87と大苦戦。加えて、この球場では4勝10敗。それでも落合監督は負のデータを否定する。
「交流戦と日本シリーズはまるっきり別物。経験も何もまるっきり別。一切、アテにならないってやつ」
“予言”が的中するように、先行は中日だった。三回。先頭の谷繁が右前打。その後、一死一、三塁とし荒木がライナー性の左犠飛を打ち1点目を取った。「先制点がほしかったので、何とかしたかった」。しかし、山井がその裏、同点にされると四回につかまった。二死満塁から清田に中越え3点三塁打、井口に右中間適時二塁打を浴び4失点。「大事な試合で自分の悪いところが出てしまった。悔いが残ります…」。3回2/3、8安打5失点でKOされてしまった。
打線も先制後は毎回の0行進。渡辺俊に散発5安打に抑えられ、頼みの4番・和田も4打数無安打だった。3位チームに痛快なまでに、してやられた。たとえ、相手の庭でもセ界覇者の意地を示さなければ、オレ流がなめられてしまう。
≪中日・落合監督≫
「1点取ったら1-0で、2点取ったら2-1で勝たないと。うちはそうやって勝ってきたチーム。山井は我慢するところは我慢しないと。出していい四球といけない四球がある。まだ一つ負けられる。二つ負けると終わるが。」
≪鈴木≫(2番手で2回1/3を無失点)
「準備はできていた。やられたら仕方ない、という気持ちでマウンドに上がった」
≪荒木≫(三回に犠飛)
「先制点が欲しかったので、何とかしたかった」
≪森野≫(完敗に)
「一戦一戦、切り替えてやるしかない」


シリーズに強い中日・山井、5失点KO
3年前とは、まったく違う姿だった。先発の山井は四回途中5失点。「大事な試合で自分の悪いところが出てしまった。悔いが残る…」と肩を落とした。
日本シリーズは過去3試合に登板し、先発では2戦2勝。2004年は西武を6回無失点、日本ハムを倒して日本一に輝いた07年は第5戦で八回まで1人の走者も許さず、九回に岩瀬に交代。完全試合目前での継投が大きな議論を呼んだ。
この日は制球が定まらず、味方が先制した直後の三回にサブローの中前打で同点とされると、四回は二死二、三塁から西岡にストレートの四球でピンチを広げた。
満塁で清田に2ボールから中越えに走者一掃の三塁打を浴び、続く井口にも二塁打された。右腕は「ロッテ打線らしい打撃をされた。ビッグイニングをつくらせてしまった」と力なく話した。
「山井は我慢するところは我慢しないと」と落合監督。
第1戦も、吉見が3回で降板するなど自慢の投手力に不安が見え隠れする。それでも指揮官は「まだ1つ負けられる。2つ負けると終わるが」と余裕の表情をみせた。

オレ竜1点撃沈…サブマリンに敵地5連敗
中日・山井「悔いが残る」“日本Sの快投”再現ならず
【中日】大崩れ山井「悔い残る」


完敗も落合監督「まだもう1つ負けられる」
千葉マリンスタジアムが鬼門なのか。落合監督就任後、15戦で4勝11敗。指揮官の大きな誤算は山井だった。
「1点取ったら1―0で、2点取ったら2―1で勝たないと。うちはそうやって勝ってきたチーム。山井は我慢するところは我慢しないと。出していい四球といけない四球がある」。日本シリーズ男の山井が初回1死から清田に安打を許した。04年、西武との日本シリーズ第7戦の救援登板で1人を右飛。07年の日本ハムとの第5戦は8回打者24人を完ぺきに抑え、走者を1人も出さずに9回、岩瀬と交代して物議を醸した。この日は先頭の西岡を抑えたが、通算27人目で初めて走者を出した。その後も持ち味の制球が定まらない。4回は無死二塁から金泰均、2死二、三塁から西岡への2四球が致命傷となり清田、井口に連続適時打を浴びた。
わずか65球、4回持たずに降板した山井は「大事な試合で自分の悪いところが出てしまった。悔いが残る…」とうなだれた。落合監督は「まだもう1つ負けられる。2つ負けると終わっちゃうけどな」と苦笑いした。鬼門で残り2試合。ここを乗り越えなければシリーズは終わってしまう。
▼中日・谷繁(山井について)
ボールとストライクがはっきりしていた。4回(2死二、三塁で)の西岡への四球かな。(四球がなければ)3―1でいけていたかもしれない。ヒットを打たれても2点で済んでるのに。


余裕!?落合監督「まだ1つ負けれる」…中日
千葉マリン特有といえる海からの風は風速4メートル前後と決して強くなかった。それでも、打者の手元でぐっと浮き上がってくる渡辺俊のボールに、中日打線は沈黙するしかなかった。
天敵にまたも苦しめられた。3回に荒木の左犠飛で先取点を奪ったが、4回無死一塁で遊ゴロ併殺打に倒れるなど、主砲の和田は4打数無安打。「甘い球もあったけど、(自分が)よくなかった。きょうは完敗。明日から気持ちを切り替えてやるしかない」と前を向いた。
交流戦で1勝5敗と苦手の渡辺俊対策に、ルーキー・中田亮を公式戦、CSを含め、プロ入り初となる「6番・指名打者」で先発出場させたが、わずか5安打に抑え込まれた。短期決戦では流れを変えかねない完敗。「1点を取ったら1―0で、2点取ったら2―1で、そうやって勝ってきたチーム。我慢するところは我慢しないと」と指揮官は攻撃陣ではなくて、リードを守りきれなかった山井に怒りの矛先を向けた。
「いいじゃん、3つ負けられるんだから。もう1つ負けられるだろ。あと2つ負けたら終わるけど」。この言葉は余裕の表れか、強がりか。第4戦にその答えはある。


落合監督、完敗にも余裕「まだ負けられる」
大舞台に強かった山井が打ち込まれ、打線も四回以降は全くつながらなかった。中日は投打に精彩を欠く完敗だった。
三回に1点を先制した。「1点取ったら1-0で勝たないと。うちはそうやって勝ってきた」と落合監督。だが、頼みの右腕は直後に同点とされ、四回に崩れた。
長打と二つの四球で塁をうめられ、清田に3点三塁打を許すなど4失点した。継投が後手に回った印象だったが、指揮官は「きょうは早めに動けない。いくら中継ぎがいいといったって、毎日使っていたらつぶれる」。その思いが裏目に出た。
打線も、過去の千葉での対戦で5戦4敗と苦手の渡辺俊から犠飛で1点を奪うのがやっと。落合監督は「だれが出てきても、野球にならないことはないんだが」と言い、歯がゆさをのみ込んだ。それでも渡辺俊に対する1敗は織り込み済みだったのか「まだ一つ負けられる」と余裕の表情は変わらなかった。

落合監督「出していい四球といけない四球がある」
【中日】まだ1つ負けられる
【中日】落合監督指摘!山井敗因





中日谷繁意地のマルチ安打
日本シリーズ男が意地の2安打だ! 中日谷繁元信捕手(39)が気を吐いた。3回にカウント2-2から変化球を右前に運び、荒木の犠飛で先制ホームを踏むと、8回も右安打を放った。「オレに打つことを聞いてもしょうがないよ。打線? 今日はもう終わり。とにかく切り替えてやるしかない」。チームの惨敗に試合後はサバサバした表情だったが、ベテランの働きがきらりと光った。
フォア・ザ・チームの精神だ。チームでは山本昌に次ぐ年長の39歳。若手投手陣はひと回り以上の年齢差があるが、今シーズンは浅尾らを食事に誘うなど、積極的に若手と交流を図ってきた。CSファイナルステージが始まる前から「短期決戦を勝つにはチーム力が大事」が口癖だ。
日本シリーズを熟知している。10月31日の第2戦ではシリーズ通算18打点を記録し、捕手としては史上2位に浮上した。通算打率も2割9分3厘。「負けを引きずってたら、すぐに終わっちゃうよ」。頂上決戦を知り尽くした男だからこそ、試合後も務めて笑顔。前だけをしっかり見つめた。


マルチ記録も…中日・谷繁7失点に厳しい表情
中日の谷繁は打撃では2安打と気を吐いたが、投手陣の7失点に表情は厳しかった。
先発の山井については「ボールとストライクがはっきりしていた」と話した。特に悔やんだのは四回2死二、三塁で西岡に四球を与えた場面。その後に連続長打を浴びて4点を奪われ「(西岡に)ヒットを打たれても2点で済んでるのに」と残念がった。
≪井端≫(3試合無安打)
「一試合一試合、一打席一打席だから気にしていない」
≪中日・石嶺打撃コーチ≫(渡辺俊に)
「カーブを待てなかった。緩急の差にやられた」

2安打の谷繁「塁に出て、何とかすること考えた」





和田「緩急にやられた」渡辺俊打てず無安打
第2戦まで2試合で8打数5安打と絶好調だった中日の4番和田も、渡辺俊の前に無安打に終わった。
4回には無死一塁で打席に入ったが、低めの変化球に手を出して併殺打に倒れた。「緩急にやられた。丁寧に放ってた。きょうは完敗」と素直に相手を称え、「あしたは投手も代わる。切り替えていきます」とさばさばと話した。
▼中日・荒木(3回1死一、三塁でチーム唯一の得点となる左犠飛)
本当は落ちてヒットになってくれるとうれしかったけど、(左翼の清田に)いいプレーをされてしまった。切り替えてやるしかない。
▼中日・井端(3試合無安打)
一試合一試合、一打席一打席だから気にしていない。
▼中日・石嶺打撃コーチ(渡辺俊に)
カーブを待てなかった。緩急の差にやられた。


「きょうは完敗」中日・和田4打数無安打
第2戦まで2試合で8打数5安打と絶好調だった中日の4番和田も、渡辺俊の前に無安打に終わった。
四回には無死一塁で打席に入ったが、低めの変化球に手を出して併殺打に倒れた。「緩急にやられた。丁寧に放ってた。きょうは完敗」と素直に相手をたたえ、「あしたは投手もかわる。切り替えていきます」とさばさばと話した。



中日・荒木が先制犠飛 「何とかしたかった」
プロ野球の日本シリーズ第3戦、千葉ロッテvs.中日で、中日が3回に先制点を奪った。2回まで千葉ロッテ先発・渡辺俊介の前に一人の走者も出せずにいたが、3回に先頭の谷繁元信がチーム初ヒットで出塁すると、大島洋平のライト前ヒットでチャンスを広げ、荒木雅博の犠牲フライで先制した。
渡辺から鋭い打球を放った荒木は、「打ったのはカーブかな」と、初球から積極的に振っていった打席を振り返った。「先制点がほしかったので、何とかしたかった」と語っていた荒木だが、チームはこのあと逆転され、厳しい戦いが続いている。



プロ初スタメンも…ブーちゃん不発
体重115キロの「ブーちゃん」こと中日のルーキー・中田亮が「6番・DH」で先発出場。
レギュラーシーズンも含めてプロ初スタメンという大抜てきだったが、3打数無安打に終わった。渡辺俊とはオープン戦で対戦し「イメージできていた」というが、快音は響かず。「上がってくる球を捨てて、ベルト付近の球を積極的にいこうと考えていたんですが…。期待に応えられなくて残念」と悔しがった。

竜“ブーちゃん”プロ初スタメンも3の0 


好調の中日・和田「このままの勢いでいきたい」
千葉ロッテと中日が対戦するプロ野球日本シリーズ第3戦が2日、千葉マリンスタジアムで行われる。ここまで2戦で8打数5安打4打点と当たっている4番・和田一浩は「このままの勢いでいきたい。自分の調子はいいことはいいが、いいからといって打てる訳でもない。また調子が良くても1球でそれを崩してしまうこともある。そうならないように集中していきたい」と気合十分だ。慣れない千葉マリンでの試合にも「(強風は)ドームに比べればあるが、今日はそんなに吹いていないから大丈夫だと思う」と自信をのぞかせ、「(千葉マリンの)雰囲気は独特なので気をつけたい。一つ勝てば勢いが出ると思うが、それは考えず一つ一つ集中して戦っていきたい」と敵地3連戦に意気込んだ。




【その他の記事】


ダル 人生初の体重100キロに到達
日本ハム・ダルビッシュがテレビ朝日の中継でゲスト解説を務めた。今オフの米球界挑戦が取りざたされる中、10月19日に自身のブログで来季のチーム残留を宣言。この日はシーズン後、初めて報道陣の前に姿を見せた。
日本シリーズの解説は08年以来だったが「疲れました。でも一昨年もやってるので、違和感はありませんでした」と振り返った。
試合中は千葉マリン特有の中堅から本塁へ吹く強風に触れ「スライダーやカーブは大きく曲がるのでコントロールが悪くなる。中日の投手には不利なんじゃないですかね」と分析。4回に決勝三塁打を放ったロッテ・清田については「シーズン中のイメージと全く違う。思い切りがあって嫌なバッター」と評価した。
オフは都内のジムなどでウエートトレに励み、5キロ増で人生初の体重100キロに到達。来季から同僚となる早大・斎藤については「いいですね」と歓迎していた。

日本ハム・ダル、TV解説「疲れました」
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