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今、自分が出来ること。やれること。それを精一杯やっていかなくちゃ!!

拾い読み★2010-315≪竜目線≫

2010年11月01日 04時55分49秒 | マリーンズ2007~10
落合監督 左対左もお構いなし「誰が使えて、誰が使えないか」
投手と野手合わせて20人を送り込んだ第2戦。中日・落合監督の独壇場だった。
第1戦で黒星を喫したことで、将は動いた。まずは6安打2得点に終わった打線をテコ入れした。「誰が使えて、誰が使えないか。シリーズは7試合しかない。状態が上がるのを待っていられないから、調子のいい選手から使っていかないと。(短期決戦で)状態が悪いヤツをいつまでも使い続ける必要はない」。
その言葉通りに、第1戦から先発外野手を2人入れ替えた。初戦で3三振を喫した藤井をベンチ入りメンバーからも外し、第1戦は2番中堅だった英智も先発落ち。代わってスタメン起用したのは1年目の大島と2年目の野本だった。ともに左打者。2人の打撃練習を見て好調と判断したことに加え、ロッテ先発の左腕マーフィーの被打率が対右打者・219に対し、左打者・287というデータに基づいての起用だった。さらに1、2番は5月23日の楽天戦(ナゴヤドーム)以来、約5カ月ぶりとなる荒木、井端の「アライバ」コンビを復活させた。
その起用が見事なまでに当たった。初回。4番和田の適時打などで2点を先制すると、なおも2死満塁から8番に入ったルーキーの大島が外角高めの141キロを逆らわずに打ち返し三塁線を破る適時2点二塁打。「とにかく走者を還すことだけを考えていた」と、日本シリーズ初出場の新人が、第1打席でベンチの抜てきに応えた。野本も2回に左前適時打を放ち、マーフィーを引きずり降ろした。


中日・落合監督、選手に「自分で道を開かないと」
プロ野球の日本シリーズ第2戦、中日vs.千葉ロッテが31日、ナゴヤドームで行われ、中日が12対1と千葉ロッテに大勝した。対戦成績は1勝1敗となった。中日は初回に和田一浩のタイムリーなどで4点を先制すると、2回、3回にも3点を奪って勝負を決めた。先発のチェンは力のあるストレートを軸に6回1失点に抑えた。
落合博満監督は打線を組み替えたことを問われると、「(復調を)待っていられない。内容が悪すぎる。同じ打てないにしても、だ」と、第1戦で結果を残せなかった選手をスタメンから外した理由を説明し、「何をそんなに重圧につぶされることがあるというのか。たった2球団しかいないんだ。『楽しめ』とは言わないが――そもそも俺の中には野球を楽しむというのはないが――それでも(重圧と)上手に付き合っていかないと。誰も助けてはくれない。練習では助けてくれるけど、試合では誰も助けてくれない。自分で道を開かないと」と、自身の理論を展開し、選手のさらなる成長を求めた。

落合監督 オレの仕事は「ハラハラドキドキ楽しんでもらうこと」





落合采配ズバリ!中日12点爆勝で1勝1敗タイ
爆勝でお返しだ。日本シリーズ第2戦が31日、ナゴヤドームで行われ、中日打線が初回にいきなり4点を奪うなど14安打12得点と大爆発。対戦成績を1勝1敗のタイに戻した。落合博満監督(53)は井端弘和内野手(35)を2番に戻すとともに、野本圭外野手(26)、ルーキーの大島洋平外野手(23)をスタメン起用。第1戦からオーダーを大幅に入れ替え、打線の爆発を引き出した。第3戦は2日に千葉マリンで行われる。
9回2死。選手交代を告げた時に球審から真新しいボールを受け取っていた落合監督が大笑いしながら、ベンチを飛び出した岩瀬の背中に「おい」と声を掛ける。大きな忘れ物。指揮官はボールを守護神に投げた。11点リードの9回。不動のセットアッパー・浅尾、そして岩瀬を惜しみもなくマウンドに送る。浅尾がわずか2球で2死を取り、岩瀬も2球で最後の打者・細谷を仕留めてゲームセット。CSで本調子でなかった2人の復調を見極めるためだけの継投だった。
「普段通りといえば普段通り。本拠地で2試合負けなくてよかった。使ってみたい選手をほとんど使えたので、収穫もあった」
投手と野手合わせて20人を送り込んだ第2戦。指揮官の独壇場だった。第1戦で黒星を喫したことで、将は動いた。まずは6安打2得点に終わった打線をテコ入れした。「誰が使えて、誰が使えないか。シリーズは7試合しかない。状態が上がるのを待っていられないから、調子のいい選手から使っていかないと。(短期決戦で)状態が悪いヤツをいつまでも使い続ける必要はない」。その言葉通りに、第1戦から先発外野手を2人入れ替えた。初戦で3三振を喫した藤井をベンチ入りメンバーからも外し、第1戦は2番中堅だった英智も先発落ち。代わってスタメン起用したのは1年目の大島と2年目の野本だった。ともに左打者。2人の打撃練習を見て好調と判断したことに加え、ロッテ先発の左腕マーフィーの被打率が対右打者・219に対し、左打者・287というデータに基づいての起用だった。さらに1、2番は5月23日の楽天戦(ナゴヤドーム)以来、約5カ月ぶりとなる荒木、井端の「アライバ」コンビを復活させた。
その起用が見事なまでに当たった。初回。4番和田の適時打などで2点を先制すると、なおも2死満塁から8番に入ったルーキーの大島が外角高めの141キロを逆らわずに打ち返し三塁線を破る適時2点二塁打。「とにかく走者を還すことだけを考えていた」と、日本シリーズ初出場の新人が、第1打席でベンチの抜てきに応えた。野本も2回に左前適時打を放ち、マーフィーを引きずり降ろした。
「また第3戦の起用はあすの練習を見て決めたい。やっているのは人間。その時の状態をどう見比べるか」と落合監督。その上で「ファンに野球の面白さを伝えるのがわれわれの仕事。ハラハラドキドキ楽しんでもらいたい」とも言った。ワンサイドゲームに手に汗を握る場面はなかったが、そのベンチワークは十分にファンを楽しませた。
▼07年中日の日本シリーズVTR
日本ハムと対戦。初戦は川上(現ブレーブス)が先発も、初回にセギノールに3ランを浴びるなどチームは1―3で黒星。しかし第2戦は中田の好投などで8―1で勝ち1勝1敗に。舞台をナゴヤドームに移した第3戦は、12安打9点の猛打爆発で9―1で勝利。第4戦は5投手の継投で4―2と逃げ切って王手をかけ、第5戦は先発・山井が8回までパーフェクト投球を披露。落合監督は9回を岩瀬に託して1―0で勝ち、4連勝で53年ぶり2度目の日本一に輝いた。
≪シリーズ12得点は球団最多≫
中日が2ケタの12点を奪う猛攻。シリーズ10点以上は05年第3戦ロッテの10点以来5年ぶり。中日では04年第2戦の11点を抜く最多記録になった。この日は初回から4、3、3と3イニングで10点。シリーズで3回までに2ケタ得点を挙げたのは中日が初めてだ。これで対戦成績は1勝1敗のタイに。シリーズが1勝1敗となったのは30度目で、過去29度は●○スタートで優勝が14度、○●は15度とほとんど変わらない。ただし、今回の中日のように●○から敵地に乗り込んだケースは14度あって優勝は4度だけ。中日に限ると88、04年といずれも優勝を逃しており、厳しい状況が続く。

落合采配ズバリ12点爆勝!打順テコ入れで3回までに10点!!…中日
竜“タイ勝”12点!和田猛打ショー!
チェン6回1失点!最後は岩瀬!中日1勝…日本S第2戦
オレ流さい配ズバリ!中日が猛攻で大勝
<日本シリーズ>中日、流れ引き戻した攻めの姿勢
【中日】雪辱!さぁ千葉で決める





4番和田 3安打3打点!初回口火先制打!
名古屋での日本シリーズ。和田にとっては夢の舞台だ。3安打3打点。本拠地の大歓声が心地よかった。初回1死一、三塁。マーフィーが2球続けたチェンジアップを逃さなかった。真ん中低め128キロの沈んでいく球に重心を落とし、振り抜いた。中前に抜ける先制打。一塁ベース上では安どの表情を浮かべた。
「初戦を落として重いムードがあったので。先制点を取れれば乗れるというゲームをいままでやってきた。必ず点を取ろうと思っていた」。してやったりの一打はチームに勢いを呼び込み、一挙4点を奪った。
これだけでは終わらない。2回にも無死満塁から、再び左腕の外角低め131キロのチェンジアップを中堅方向へ。右中間越えの2点適時二塁打で6点目を挙げ「ここで点を取らないと、という気持ちになりました」と序盤の勝負どころで力を発揮した。先頭の6回にも猛打賞となる左前打で出塁。走者を還すだけでなく、自ら好機を演出して追加点の起点となった。
日本シリーズ出場は西武在籍時の04年以来。当時は、現在所属している中日と対戦して打率・310、4本塁打、6打点。チームを12年ぶりの日本一に導いて優秀選手にも選ばれた。しかしそれまでは日本シリーズに3度出場し、8試合で17打数ノーヒット。6年前は中日相手に活躍し、今後は中日の一員として打ちまくる。一発を含む4打数2安打1打点だった前日と合わせ、2試合で打率・625、1本塁打、4打点と絶好調だ。
07年オフにフリーエージェント(FA)権を行使。子供のころからファンだった中日のユニホームに袖を通して戦う晴れ舞台は格別だ。「自分で選んで来たチームですから」。これで1勝1敗となったが、4番打者に慢心はない。「日本シリーズは1つ勝つことが難しい。なおかつ敵地ですし。また、1つでも勝って名古屋に帰って来られればいい」。どこよりも心地よい本拠地。誰からも愛される男は、謙虚な人柄そのままにそう言った。
≪和田の日本シリーズでのV打は3度目≫
和田(中)が先制決勝打を含む3安打3打点。和田の日本シリーズでのV打は西武時代の04年第1、6戦に次いで3度目となった。和田は西武でシリーズに4度出場しているが、97、98、02年までは計8試合で17打数0安打とサッパリ。だが04年と今季を合わせた9試合では37打数14安打の打率・378、5本塁打10打点と、力を発揮している。

これぞ4番!中日、和田の3打点で主導権
和田V打!3安打!3打点!!…中日
【中日】初回4点!和田火つけた





成長見せたチェン シリーズ初登板で初勝利
気持ちは高ぶったままの中日・チェンが、お立ち台で思わず本音を漏らした。「谷繁さんから飛ばしていけと言われ、自分の中でも打たれたらしようがないと思って飛ばしていった。(緊張は)まだ抜けてないですね」。シリーズ初登板初勝利に会心の笑みを浮かべた。
立ち上がりからエンジン全開だった。「最初の打者を出したくない」と西岡を外角低めに決まる151キロの直球で投ゴロに仕留めるなど初回は13球中12球が直球で3者凡退。2回2死から金泰均に13球粘られて直球を中前打も、里崎を147キロの直球で空振り三振。力でねじ伏せてペースをつかんだ。打撃でも3回にダメ押しの口火を切る左翼線二塁打。6回1失点の好投で期待に応えた。
チームが日本一に輝いた07年は育成選手だった。日本シリーズの最中も練習に明け暮れ、最後の勝利の瞬間も寮のテレビで観戦。「まさか自分が投げられると思ってなかった」と遠い存在だった。昨季は防御率1・54でタイトル獲得も、CSでは未勝利。勝負弱いというレッテルを張られ、このままで終われなかった。今季は防御率2・87も短期決戦で成長の跡を見せた。20日の巨人とのCSファイナルS第1戦(ナゴヤD)で6回2/3無失点。地元・名古屋で連敗できないシリーズ2戦目も白星をたぐり寄せた。
「(次回登板も)自分の投球を見せられるようにしたい」。大仕事を果たした左のエースの表情は自信に満ちあふれていた。
▼中日・河原(巨人時代の02年以来となる日本シリーズ登板)
CSから少し間隔が空いていたが、しっかり投げられた。制球の感覚を確認できた。
▼ロッテ・金森打撃コーチ
チェンはさすがいいピッチャー。次は打てるように頑張ります。
≪浅尾&岩瀬が盤石の継投≫
今シリーズともに初登板となる浅尾、岩瀬が大差の9回に登場し、そろって危なげない投球を見せた。今江を二飛、金泰均は二ゴロに打ち取った浅尾は「CSよりは緊張しなかった。投げないより投げたほうがいい」と初の大舞台を経験できたことを収穫に挙げた。岩瀬も最後の打者を仕留め「接戦になったらまた違った緊張感が出てくる。次に生かせるからいい」と話した。

チェン、シリーズ初登板で1勝!…中日
中日・チェン快投!妻の前で6回1失点
中日先発・チェン、ロッテ打線の勢い止める
チェンの力投で中日がタイに「初回から飛ばした」


ブランコ4打点!不振の大砲やっと目覚めた
不振の大砲が、ようやく目覚めた。5番ブランコが9点リードの6回無死一塁で、ロッテ3番手の左腕・古谷から右中間席ぎりぎりに力で運ぶ2ラン。今ポストシーズン6試合目での初アーチにゆっくりとダイヤモンドを一周し「神様のおかげです」とお決まりのセリフで感謝の言葉を述べた。
第2打席まで蚊帳の外だった。日本シリーズ初戦となった前日の第1戦は4打数無安打2三振。12打数3安打、5三振に終わったCSファイナルSの不調から脱することができずにいた。この日も、第1、2打席は連続三振。しかし、2回までに打線が7得点と爆発し、精神的な余裕が生まれた。1点を追加した3回2死満塁から、小野のシュートを右前打。シリーズ初安打で2打点を挙げ「このシリーズはなかなか1本出なかったが、1本出てホッとした」と復調のきっかけをつかんだ。
2安打4打点。4番・和田が好調なだけに、後ろを打つブランコが調子を取り戻せば、強竜打線はさらにパワーアップする。6回の一発は試合が決まった後に飛び出したが、単なるダメ押し本塁打以上の価値があった。
▼中日・森野(今シリーズ初安打を含む2安打)
きのうは1番と3番が悪かったのでね。初回にドラゴンズの形が出せて良かった。調子どうこうよりも、打席では気持ちを出せた。

日本S初タイムリーの中日・ブランコ、「ほっとしている」
中日・ブランコ、お目覚め弾&4打点!





谷繁 通算打点18でノムさん抜いた!
中日・谷繁はチェンの好投をリードしたばかりではなく、打席でも大きな記録を打ち立てた。1回に押し出し四球を選んで1打点を記録。日本シリーズ通算打点を18に伸ばし、捕手では野村(南海)の数字を抜いた。
谷繁は「偉大な大先輩の記録を抜け、本当にうれしい。あと3勝できるように頑張る」と喜んだ。
≪荒木3人目快挙3イニング連続安打!!≫
荒木が3回まで毎回打席に立って、いずれも安打を放った。3イニング連続安打はシリーズ史上3人目の記録となった。第1戦は一度も出塁できなかったが、この日は盗塁も決めて2得点。1番打者の役割を十分に果たし「まだ先はある。きょうはきょうで切り替えて、千葉に向けて頑張る」と意気込んだ。
≪第2戦の主な記録≫
【タイ記録】
 ▽3イニング連続安打 荒木(中日)1~3回=3人目

ノムさん超え!中日・谷繁「本当にうれしい」



史上3人目!荒木が3イニング連続安打



2人で4球締め!中日・浅尾&岩瀬が好救援



中日は若手コンビが活躍! 新人・大島、2年目・野本がタイムリー




勝利の女神?落合監督夫人が可愛く応援
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