妖怪大戦争

子供の時にしか出来ない冒険があった。
【主演　神木隆之介】

泣き虫でいじめられっ子のタダシがひょんなことから世界を守る正義の味方【麒麟送子】（神木隆之介）となり、日本全国に住む妖怪たちと力を合わせ、世界の壊滅を目論む魔人・加藤保憲（豊川悦司）率いる悪霊軍団に世紀の戦いを挑む。

神木隆之介くんのカワイイこと・カワイイこと笑っても、泣いても、怒っても…とにかくカワイイのですもちろんカワイイだけじゃなく、【天才子役】と呼ばれるだけあって、演技も上手いですし
映画の内容は…無理は承知の強引な展開さすがです創造性豊かな…ある意味何でもありな…角川映画の原点と真髄を見たような気がします（笑）←褒めてます、これでも
ワンサカ登場する妖怪達も、どこか愛嬌がある者ばかりだし、お子さんが見ても恐さを感じる事もほとんど無いでしょう。
【竹中直人さん】や【忌野清志郎さん】、【近藤正臣さん】などなど…大物俳優達も多く妖怪役で出演されていて、実にユニークでお茶目な妖怪を演じておられます。特に【ナイナイ・岡村隆史さん】演じる【小豆洗い】は要チェックですよ♪♪

対する【宿敵・加藤】演じる【豊川悦司さん】と、手下の【アギ】演じる【栗山千明ちゃん】。美しい容姿からは考えられない程、氷のような鋭い眼光で冷酷で残忍な殺戮の数々…綺麗なモノには“トゲ”あり過ぎです

強大な敵に対して、ドンドン凛々しく頼もしくなっていく【神木くん】演じる【タダシ＝麒麟送子】＆非力ながら健気に立ち向かう妖怪達との戦いに、たくさんの勇気と元気…と笑い（？）をもらえますよ

とっても楽しい娯楽映画ですが、おそらく根底には、【万物全てに魂があって、それらを大切にしない人間達へ】警鐘を鳴らしている作品なんじゃないかなって感じました。