５月５日の子どもの日。折から藤崎台球場では、ＲＫＫ旗争奪選抜高校野球の準決勝が行われていた。天気は上上。高校野球大好きの老夫婦、これを見逃す手はないと夫婦そろって藤崎台球場の特別席にでかけた。
第１試合は文徳と秀岳館、強豪同士の対決、好試合を期待したが、秀岳館の猛打爆発。文徳はなすべもなく８：１のコールド負け。
第２試合は有明と九学。今年になってめきめきと力を付けてきた有明の試合を見るのは初めてのこと。１回表有明の守りで浅田投手が投げた初球にはびっくり。というより驚いた。スピードは１４５㌔。それ以後も緩急折り混ぜ１４０㌔を超える速球を何度も投げる。打線も踏ん張り３：２で九州学院を破った。
１４５㌔の豪速球を投げる高校選手は全国でもそんなにいない。藤崎台球場で１４０㌔を超える球を投げたのは、今年ドラフトでソフトバンク入りした秀岳館の田浦選手だけ。浅田投手はもはや全国区。甲子園での活躍を期待するのだがその道のりは厳しいようだ。
藤崎台球場で高校野球の応援はするものの、特定チームを応援するのではなく。溌剌たる若い高校生の新鮮なプレーに引かれてのことだったが、今年は違う。有明高校のにわかファンとなって有明の浅田投手を応援することとした。
