★ MyuのGolf Life ★

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胆嚢摘出手術記② 『手術当日』

2009年02月14日 07時54分47秒 | 日常


人生初のオペの日が近づき、落ち着かない毎日が続きました。
バタバタしても仕方ないのに
やはり緊張していたのでしょうね。小心者だし

そして、オペを翌日に控えた2月8日の晩
早めにベッドに入りましたが、なかなか寝付けず
眠りに入ったかと思えば、すぐに夢を見て
その夢はすべて、すでに手術が終了し、
お腹を触っては「ぜんぜん痛くなかったじゃん」系なもの(笑)
繰り返し、繰り返しそんな夢を見ていました。

「夢を見る=眠りが浅い」わけですからぁ・・・
あまり眠れなかったのでしょうね。。。
そしていよいよ手術当日の朝を迎えました
13時に病院へ来るよう言われていたので朝はゆっくり起き
お風呂を熱めに設定し(謎)隅々まで丁寧に洗い(笑)
ゆっくり身支度をしました。

この日は当然のことながら絶食です。
緊張している割には空腹感に襲われました
頭と胃は連動していないようです(笑)

12時半に実家から両親が来てくれ
旦那の運転にて病院へ向かいました。

ちなみに・・・
荷物はスーツケース1個と肩掛けバック1個。ヾ(・・ )ォィォィ
 何処へ旅行へ行くの??位の荷物でありました
マクラが結構かさばったのよね

でも、このマクラのおかげで入院中は快適だったので
持って行って大正解~

病院へ到着し、入院手続きを済ませ
いざ手術を行う受付へ向かいました。“o(* ̄o ̄)o”ドキドキ♪

実は・・・
今回のオペ「日帰り手術センター」という場所の管轄だったのです。

当病院、心臓カテーテルでは日本屈指の有名病院で
心臓カテーテル、大腸ガン手術、ヘルニア手術、
そしてワタシの受けた胆嚢摘出手術も「日帰り手術」の対象なのです

驚きですよね~~
全身麻酔なのに日帰りv(*'-^*)-☆ ok!!って・・ヾ(--;)ぉぃぉぃ

ワタシにはとてもそんな勇気が無かったので
事前に4日ほどの入院を決めていましたが、
時間的に忙しい人、おうちを空けられない人などには
ある意味便利なシステムなのでしょうか・・

とりあえず「日帰り入院センター」に行き名前を告げると
忙しそうに動き回っている看護師さんが
少々メンドクサそうに(汗)
「じゃこれに着替えて!!」と入院着?手術着?に着替えさせられました。

しかも着替えるスペースもなく女子トイレで(爆)

何でも、この日は心臓カテーテル検査の患者さんが多かったようで
日帰り患者用のベッドも満床。
ナースもフル回転で動いていたようです。。。

着替え終ると、また少しほっとかれて
少し経った頃、ようやく担当の看護師さんが来てくれ
入院前の採血、点滴を入れるための管を刺し
その後、オペ中に足の血液に血栓が出来るのを予防するための
怪しい(笑)白いタイツらしきものを履かされました。

その後点滴をさせられ、
後は待機室でオペの順番が来るのを待つだけとなりました。

予定では14時開始でしたが、押していたんでしょうか??
「○○○さん、15時過ぎを予定していますので」・・・と

特にやる事もなかったので、点滴をガラガラ引きながら(笑)
喫煙所で(^。^)y-.。o○。
両親は呆れていましたが(当たり前?)

オペ中に万が一の事があったら最後の(^。^)y-.。o○になっちゃうしね

さて、いよいよ15時が過ぎ
待機室にて名前が呼ばれるのを超緊張しながら待っていました。

そして・・「○○○さぁ~ん、行きましょうか」と妙に明るい声で
担当の看護師さんが迎えに来てくれました。

「とうとう来たか・・・」

同じフロアーの手術室へは歩いての移動です
両親は手術室前のソファーにて待機させられていたようです。

両親に「じゃ、行ってくるね」と告げ
重厚なドアの向こうへ入って行きました。

初めて見る手術室。
おおっ、ちゃんと消毒する場所もあるし
ドラマなんかで観る手洗い所もある~

丸椅子に座らされ、ここまでの担当の看護師さんとはここでお別れ

そしてバトンタッチした看護師さんは、
これまたドラマでよく観る全身青の白衣の手術室担当の
ナース2~3名が現われ満面の笑みで

「宜しくお願いします」と告げられました。
「こちらこそ、宜しくお願いします」と答えました(笑)

「確認の為にお名前と今日の手術の内容を教えて下さい」と言われ
「○○○○○です。胆嚢摘出の手術です」と応え

「はい。了解です、ではこちらへ・・・」と
誘導された場所はもう一つ重厚なドアの向こう側でした。

その時、別室からちょうど手術が終わったと思われる
すれ違ったベッドに横たわっていたおじさんは
口に管を入れられ麻酔から覚めていない模様。

その姿を見たら一気に緊張が高まり、鼓動が鳴りました。。

手術室に入ると、これまたドラマで観た光景そのもの
自分でベッドに横たわり、
すぐに心電図、血圧計を体に装着され
「じゃ洋服を脱ぎますからね」と・・ヾ(・・ )ォィォィ 
まっ裸で手術するんかい~~~

でもおパンツは脱がされなかったので(笑)ひと安心(^。^;)ほっ

「緊張していますか?」と聞かれ
「はい、お産の経験もないので・・・」と応えると
「大丈夫ですからね」と満面の笑みで返してくれました。

「あのぉ、手術時間はどのくらいでしょうか?」と尋ねると
「アレ?せんせーから聞いてませんか?
今せんせーが来ますから聞いてみてくださいね」と。

そういえば・・まだ「Kei先生」のお姿がが見えない
そろそろ来るのかなぁ・・と思っていると

「じゃ麻酔の点滴入りますよ、少しピリピリするかもしれませんけど」

「はい・・」

ちっともピリピリもせず、アレ??と思っていると

「少しフワッとしてきましたか?」

「いえ・・・あ、少し来ました・・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・・・

・・・そして次に声をかけられた時は
「○○○さーん、解りますかぁ~?」

∑(〃゜ o ゜〃) ハッ!! 目の前に「Kei先生」が居ました。

状況が把握できす、オペ時間はどの位かかるのか?
聞こうとしてあたりを見回すと
時計の針が17時15分を指していました。

「あれ・・終わったんですか?」と尋ねると
「はい、無事終わりましたよ」とKei先生。

な、なんですと~~~~~~
全然記憶がないっ。。。恐るべし麻酔・・・・・

そして先生がパレットに入ったブツを見せてくれ
「はい、これが胆嚢ね」と。。
まるでフグの白子のような容をしていました(職業柄

まだ手術が終わったのが信じられず、半信半疑状態。

でも・・そういえば喉が痛いっ・・・
喉が痛くて咳をするとお腹のあたりが痛い・・・

あ・・ホントに終わったんだ。。と
ようやく状況を把握することが出来ました。

・・・と同時に( ゜д゜)ハッ! アタシ・・服着てるし

お、おパンツも履いてない~~~
しかも膀胱カテーテルとやらもいつの間にか装着されてるじゃん!!

いつの間に~~~~~(/o\)
知らないうちにおパンツを脱がされるなら
もっと可愛いおパンツを履いてくるんだった・・(爆)

眼をクルクルさせていたように思います。

「アラ・・意識しっかりしてますね(笑)」と声が聞こえ
「これが胆石ね」と小瓶に入った石子を渡されました。

「やっぱり大きかったわ~」と(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

小瓶に入れた胆石をしっかり手に持ち、
ベッドに寝かされたままドアを出て行き、
少し運ばれてると目の前に旦那と両親の顔がありました。

「これが胆石だって~」小瓶を渡し
母が「こんな大きかったの??」と驚いていたように思います。

そのままエレベーターで何階に行ったのかもわからず
病室(大部屋)に運ばれました。

ベットの横に素敵なお花が置いてあり
旦那が「姐さんからだよ」と教えてくれました

そっか~無事麻酔から覚めたんだ・・・

そだ、ケータイ、ケータイ
最初に写したがこちら

自分では麻酔から完全に覚めていると思っていましたが
今思うと、まだ朦朧としていたのかも知れません、、、

両親と旦那に「有難う。もう大丈夫だから・・」と言い帰ってもらいました。
ただ「個室の事だけ言って帰って~~」と(笑)
その辺だけはしっかりしていたようです

徐々にキズの痛みを感じるようになり
点滴に痛み止めを入れてもらい、その後眠りにつきました。。

この眠りもあまり深いものでは無く、
やはり「あー手術終わったんだ、やっぱ痛いじゃん」みたいな感じ(笑)

その後、朝まで点滴を4~5本入れられました。
でもその間でも「お腹空いたな」と思えたので
余裕はあったのかもしれません。。

こうして無事手術は終わりました。

ホントに自分の感覚だと5分とかからなかったようにしか思えません。。
不思議な感覚ではありましたが
何はともあれ、無事麻酔から覚める事が出来、安堵しました。

これで長年の悩みだった石子から解放されたんだぁ・・・
ヨカッタ、ヨカッタ


                 その後の入院中、術後の経過は別頁にて・・・つづく。。