本日取り上げるのは、『火狩りの王』(日向理恵子 著)である。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/1b/db8c8ea9df728d4803ff5e4e3f1c3247.jpg)
先日の『ジュリーの世界』と一緒に、図書館から借りてきた本の1冊だ。
表紙や挿絵を山田章博氏が描いており、それに惹かれて借りてきた。
実は既にアニメ化されており、
WOWOWオリジナルアニメとして、現在第2期が放送中、
というのを、1冊目の『春ノ火』を読み終わってから知った。
現代文明崩壊後の世界を描いた作品は、
ファンタジー、SFを問わず、沢山世に出回っていて、
なんというかアイディア勝負、みたいになっているような気がするんだけど、
そういう意味では、この『火狩りの王』の世界観は、なかなかにとんがっている。
近未来の地球、、、
あ、第1巻終了時点では、今のところ我々の地球とは明記されていないが、
それに近いような表現が散見される。2巻以降でまだ変わっていくかもしれないけど。
・・・でまぁ、その地球的な星は、最終戦争の結果、
人体に恐ろしい異変が生じた世界になっているのである。
「人体発火病原体」
それは、「火」に近寄ってしまった人間が、
何故か体内から炎を発して焼け死んでしまうという、
恐ろしい病気である。
うーん、なんじゃそりゃ。
なんとも恐ろしい設定だが、そういう風に作者が決めた以上、
読み手はそういう世界だと理解して読み進むのみだ。
火が使えなくなったお陰で、一気に退化した人類だが、
従来とは全く概念の異なる「火」を体内に蓄えた、
「炎魔」と呼ばれる生物の出現により、文明の再興に成功する。
主人公の灯の子はある日、「炎魔」を狩ることを生業とする「火狩り」に命を救われたことをきっかけに、
都を目指す旅に出ることになる。。。というのが第1巻の粗筋の半分ぐらい。
もう1人、都に住む煌四という少年の視点による話も進んでいくんだけど、
それはまぁ、置いておこう。
とにかく、第1巻は伏線を張りまくって次への期待大である。
続きを借りてこなくては。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/1b/db8c8ea9df728d4803ff5e4e3f1c3247.jpg)
先日の『ジュリーの世界』と一緒に、図書館から借りてきた本の1冊だ。
表紙や挿絵を山田章博氏が描いており、それに惹かれて借りてきた。
実は既にアニメ化されており、
WOWOWオリジナルアニメとして、現在第2期が放送中、
というのを、1冊目の『春ノ火』を読み終わってから知った。
現代文明崩壊後の世界を描いた作品は、
ファンタジー、SFを問わず、沢山世に出回っていて、
なんというかアイディア勝負、みたいになっているような気がするんだけど、
そういう意味では、この『火狩りの王』の世界観は、なかなかにとんがっている。
近未来の地球、、、
あ、第1巻終了時点では、今のところ我々の地球とは明記されていないが、
それに近いような表現が散見される。2巻以降でまだ変わっていくかもしれないけど。
・・・でまぁ、その地球的な星は、最終戦争の結果、
人体に恐ろしい異変が生じた世界になっているのである。
「人体発火病原体」
それは、「火」に近寄ってしまった人間が、
何故か体内から炎を発して焼け死んでしまうという、
恐ろしい病気である。
うーん、なんじゃそりゃ。
なんとも恐ろしい設定だが、そういう風に作者が決めた以上、
読み手はそういう世界だと理解して読み進むのみだ。
火が使えなくなったお陰で、一気に退化した人類だが、
従来とは全く概念の異なる「火」を体内に蓄えた、
「炎魔」と呼ばれる生物の出現により、文明の再興に成功する。
主人公の灯の子はある日、「炎魔」を狩ることを生業とする「火狩り」に命を救われたことをきっかけに、
都を目指す旅に出ることになる。。。というのが第1巻の粗筋の半分ぐらい。
もう1人、都に住む煌四という少年の視点による話も進んでいくんだけど、
それはまぁ、置いておこう。
とにかく、第1巻は伏線を張りまくって次への期待大である。
続きを借りてこなくては。
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