勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

『The Last of Us』終わりました

2013-09-12 23:18:09 | ゲーム・日本橋
PS3専用タイトル『The Last of Us』のエンディングに、
今日辿り着きました。
サバイバル・ホラー・アクションにカテゴライズされる本作、
人間に寄生して意思を乗っ取り、
ゾンビのように周りの人間に襲い掛かる、
そんな謎の菌類が蔓延して20年後のアメリカが舞台のこのゲーム、
バイオハザードのようなホラーゲームを予想していたのですが、
良い方向で大きく期待を裏切られました、

今年の俺様的No.1タイトルは、
Dishonored』か『バイオショック・インフィニット』のどちらかに決まりと思っていたのですが、
今となってはラスアス一押しです、
いや、とにかく面白いですよこれ、
PS3持ってて、この手のホラーゲームが苦手でなければ、
絶対にやってみるべきです

っていうか、だまされたと思って、苦手でもやってほしい!
・・・クリアできないかもしれないけど

ゲームの紹介記事とか見ていると、
菌に乗っ取られた『感染者』との戦いがクローズアップされがちですが、
主人公のジョエルがエリーを守って戦う相手は、
生き残った人間達を抑圧的に支配する軍隊だったり、
荒廃した世界で他の人間達を襲って生計を立てるハンターたちだったりで、
章によっては感染者が全く出現しないこともあって、
ジョエルたちがそういった諸々を相手に、
いかにして生き延びていくかという、
まさにサバイバルが主題になっています。
っていうか、猪突猛進の感染者より、
集団で連携を組みながら襲ってくる人間達の方が手ごわい手ごわい


偶然の出会いから、
14歳の少女エリーの護衛を引き受けることになった中年男のジョエル、
最初はとにかく「なんで俺が、、、」といったかんじで、
エリーを降って沸いたお荷物のように扱い続けますが、
ジョエルについて歩いて無駄口を叩くだけだったエリーが、
話が進むに連れて、道を切り開くのに重要な役割を果たしたり、
一緒になって敵に銃を向けたり、
命がけでジョエルを助けようとしたりしてくれるようになります。

この辺の二人の絆の強まっていく過程の描き方が、
とにかく見事の一言!
プレーヤーキャラのジョエルっていうのが、
20年もこの世界で生き抜いてきただけあってヒドイ奴で、
シューティングシーンで、敵を撃ち殺しまくるのは、
まぁゲームなので仕方がないのですが、
イベントシーンでも、
情報を得るために捕虜をイテテな拷問にかけたり、
口を割った捕虜をあっさり撃ち殺したり、
知り合いでも敵対しそうになると全然容赦しなかったり、
全体的に銃の引き金のゆるいおっさんなのですが、
世界崩壊後に人間性を失っていた彼が、
エリーとの係わり合いの中で、
だんだんと昔の人間らしさを取り戻していくのが、
プレイしていてヒシヒシと感じられました。

まぁ、そういいながらもジョエルはジョエルなので、
最後はエリーを守るために、
アレがアレしてアレになっちゃうのですが
そこがまた自然なかんじでよろしかったです

映画化してくれないかなぁ、、、、



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする