吸血鬼ハンターDシリーズ③ 「D-妖殺行」(菊地秀行著・朝日ソノラマ)
最近、近所の古本屋で、
吸血鬼ハンターDの②~⑤巻を買う機会があり、
まとめて読み返し中だ。
いずれも中学生時代に、貪るように読んだ記憶がある。
俺様、途中で買わなくなってしまったため、
今は一体何巻まで出ているのか分からないのだが、
この「妖殺行」や、4冊目の「死街譚」は本当に面白かった。
後には上下巻やら4分冊やら、話がどんどん長くなっていき、
それにつれてなんとなく面白みが削がれてしまったような気がするのだが、
「妖殺行」はSFホラーとしての面白さがギュッと凝縮されており、
今回もアッという間に読み終わってしまった。
何といっても登場キャラクターのバランスがいい。
主人公である最強のダンピール、吸血鬼ハンターDと、
兄弟5人の凄腕吸血鬼ハンターであるマーカス一家、
追われる立場の吸血鬼であるマイエルリンク男爵と、彼を恋い慕う人間の少女、
更には途中からマイエルリンクに雇われる、バルバロイの里の面々と、
三つ巴、四つ巴の戦いが、実にテンポよく描かれている。
Dのシリーズに登場する貴族は、
大抵は悪者だったり、よく分からなかったりするのだが、
本作のマイエルリンクはちょっと毛色が変わっていて、
読んでいる側も色々なキャラに感情移入してしまう。
まぁ、バルバロイの面々はアレとして。
そういえば、この第3巻って、
映画にもなったんだっけ。
さもありなんなのである。
最近、近所の古本屋で、
吸血鬼ハンターDの②~⑤巻を買う機会があり、
まとめて読み返し中だ。
いずれも中学生時代に、貪るように読んだ記憶がある。
俺様、途中で買わなくなってしまったため、
今は一体何巻まで出ているのか分からないのだが、
この「妖殺行」や、4冊目の「死街譚」は本当に面白かった。
後には上下巻やら4分冊やら、話がどんどん長くなっていき、
それにつれてなんとなく面白みが削がれてしまったような気がするのだが、
「妖殺行」はSFホラーとしての面白さがギュッと凝縮されており、
今回もアッという間に読み終わってしまった。
何といっても登場キャラクターのバランスがいい。
主人公である最強のダンピール、吸血鬼ハンターDと、
兄弟5人の凄腕吸血鬼ハンターであるマーカス一家、
追われる立場の吸血鬼であるマイエルリンク男爵と、彼を恋い慕う人間の少女、
更には途中からマイエルリンクに雇われる、バルバロイの里の面々と、
三つ巴、四つ巴の戦いが、実にテンポよく描かれている。
Dのシリーズに登場する貴族は、
大抵は悪者だったり、よく分からなかったりするのだが、
本作のマイエルリンクはちょっと毛色が変わっていて、
読んでいる側も色々なキャラに感情移入してしまう。
まぁ、バルバロイの面々はアレとして。
そういえば、この第3巻って、
映画にもなったんだっけ。
さもありなんなのである。
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