勇者様の雑記帳

ゲーム暦40ウン年の勇者様の足跡が書き散らす日記。ゲームや映画、読んだ本などについて、好き勝手に書いています。

ウクライナ4州併合

2022-09-30 22:10:47 | 社会
先ほど、ロシアがウクライナの東部・南部4州の併合を一方的に宣言した。
これでロシアは、獲得した土地を一切返還する気がないことを明確にし、
停戦の可能性を自らの手で切り捨てたことになる。

このような暴挙をウクライナや国際社会が認めるわけもなく、
戦争はこれから泥沼の長期戦に突入することになりそうだ。

今日のプーチン大統領の宣言で印象的だったのは、
今回の併合が、昔の大ロシアの復活に向けたものであるとの主張で、
これだとこれから先もウクライナの侵略は続くだろうし、
周辺の旧ソ連国家に対しても同様の行為が繰り返されることになる。

対抗手段として欧米が講じている経済制裁も、
食料と天然資源を抱えたロシアには今ひとつ効果を発揮していないような気がする。
この辺りは第2次世界大戦の日本とはだいぶ趣が異なるようであり、
経済戦でロシアを屈服させるのはかなり難しそうである。

こうなると、ウクライナへの軍事支援を延々と続けることになるが、
冬を迎えて逆にヨーロッパの方がエネルギー問題を抱えるようになっており、
ニュース報道で言われているように、ロシアがただただ追い詰められている状況ではないと思うのだが、
そのあたりはこれから世界中が結果を目の当たりにすることになるのだろう。

テレビゲームのようなフィクションの世界では、
ロシアのように無法を繰り返す存在は、例えば「スターウォーズ」の銀河帝国のように打倒されるべき「悪」であり、
最終的には「正義」がこれを打倒してめでたしめでたしとなるわけだが、
現実の世界では必ずしもそのような勧善懲悪が成し遂げられるわけではない。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほんでもってロシアが。

2022-09-27 22:33:56 | 社会
先日、「部分的動員」を発表したロシアだが、
ここ数日だけでも色々大変だ。

①NYタイムズがロシアのクレムリン直属の準軍事組織ワグナー・グループについて報道
 前線近くにいるウクライナ兵によると、ワグナー・グループは囚人部隊をほぼ支援なしで突撃させてウクライナ軍を消耗させる作戦をとっているとのこと。ウクライナ側は囚人部隊が集団で投降してくるため、対応に困っているらしい。。。

②予備役の対象になる男性の出国を9月の28日から禁止
 ロシア国境では、期限前に国外へ脱出しようとする車の列であふれかえっているらしい。そんな中で数少ない味方であるベラルーシのルカシェンコ大統領がロシアを訪問。プーチン大統領に、「ロシアには2500万人の予備役がいる。3万人だろうが5万人だろうが、逃げるなら逃げてしまえ」とコメント。

③ウクライナ南部のロシア占領地で徴兵が進む
 ロシア軍の支配下にある南部のヘルソンとザポリージャの2地域では、18歳から35歳までのすべての男性が外出を禁じられ、多くが軍部への出頭を命じられているらしい。

④“ロシア編入住民投票最終日迎える
 ウクライナ東部と南部の親ロシア派支配地域で、ロシア編入に向け強行されている住民投票は27日に最終日を迎え、翌日までに結果が発表される見通し。
 
未開の大国ロシアに明日はあるのか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアで部分的動員始まる

2022-09-23 21:28:12 | Weblog
 というわけで、戦況の芳しくないロシアで部分的な動員が始まり、プーチン氏は30万人と言っているにも関わらず、実は100万人動員じゃないのかとの噂が流れて、ロシア人がパニックになっているとの報道が流れているわけだが、そういう騒動はさておき、実際に動員も進んでいるようで、家族に別れを告げる人々の姿も同じように映像に捉えられていて、政治に翻弄されるロシア人の悲哀が垣間見える。
 で、そういう状況で見逃せないのが、この動員がさしあたりは政治的な混乱の少ない田舎から進められるとされているところで、実際に極東のブリヤート共和国やジョージアのお隣のタゲスタン共和国等、ロシア連邦を構成する共和国の中でも、どちらかというとロシア人の割合が低い地域からの動員が行われており、このあたりも同じロシア連邦の中でもロシア民族以外の民族を戦場に送り込む、民族間格差があるように感じられる。
 動員が発表されて以来、ロシアから脱出しようとする人々が列をなしているとの報道もあるが、これが出来るのも国外へ出るだけの経済力のある人に限られるだろうし、辺境に暮らす人々が、首都モスクワの政治思想による侵略に巻き込まれているのがなんとも哀れである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする