天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

原田龍二さんかっこよすぎ!3/23新歌舞伎座『水戸黄門』その1

2013年03月24日 | 舞台(歌舞伎以外)
昨日(3/23)大阪・新歌舞伎座で「水戸黄門」を観て来ました!



出演:里見浩太朗 原田龍二 合田雅吏 野村将希 三波豊和 大沢樹生 江藤潤 佐藤藍子 石川梨華 芦川よしみ 田村亮

昨年の9月にこの公演が発表されてから約6ヶ月。どれだけ楽しみだったことか!

新歌舞伎座は4回目ですが、初めて1階1等席をとりました。
今回は花道よりのとちり席。しかし、席と席の間にゆとりがあるせいか、南座や松竹座に比べるともっと後ろに感じました。ブロックとブロックの間も幅があり、年配の方に優しい気がします。
しかも真ん中ブロックは席が互い違いになっていて、座高の高い人が座られても大丈夫。
さらに、携帯電話抑制装置のおかげで電波が入らず、上演中「ぶーーーん、ぶーーーん」の音がしません。
なんてすばらしい劇場なんでしょうね。松竹さん見習ってほしいです。

14時開演

開演前に里見浩太朗さんが場内ご挨拶。
メインテーマの音楽がながれ、幕には葵のご紋が。
もうこれだけでテンション

第一場 西山荘

今晩はやまいも汁(?)だということで、助さん格さんはやまいも掘りに。

農民姿の助さん格さん登場。
疲れた疲れたと助さん。こんなこと言うもんじゃないと格さん。いつもの感じ。
原田さんかっこいい
合田さんなにやら眉と目張りきつくないですか?

助格さんが一旦退場したあと、農民に追いかけられたお藤(石川梨華)が登場。西山荘でご老公に無実の罪で捕まった父親を助けて欲しいという。
黒幕は長崎奉行の山岡という。しかし山岡はご老公を父と慕う男。信じられない風なご老公。長崎に旅に出ることに。

助格さんなぜか袴の侍姿。うおんかっこいい嬉しい。こんな姿見られるとは思わなかったん。
お藤を気絶させる格さん、「手がふんわりしていた。」
介抱する助さん、「踊りや歌っているほうが似合うなあ。」

ご老公は花道から登場。近所にもらったと柿を手に。
助さんに向かって「粗末な屋敷で悪かったな。」(笑)

お藤の訴えを聞いてやる件は里見さん、なんとなく長七郎っぽかったなあ。

この場でもうおしまいまで話がわかってしまったんだなあ。いつもどおりの展開が嬉しくて

ご老公「旅の支度です!」
助格「はっ!」
かっこよかったなあ

幕前
いつの間にかよろず屋の千太さんが客席に。
すると私の横を薬売りの飛猿が通りすぎ…きや♪
テレビでかっこいいと思ってたんですけど、生で観るとさらにかっこいい

第二場 諏訪神社 境内

長崎諏訪神社境内では龍踊り。

長崎奉行与力の一味に絡まれる千太。

お藤の家に泊まらず、宿をとることにした一行。

お藤に声をかける助さん「俺が居るからな、だから頑張れよ!」
原田さんにこういわれてみたいん

すると銃声が。
お藤の姉千鶴の許婚の数馬(大沢樹生)が山岡(田村亮)を撃った。
捕らえられようとする数馬を飛猿が助ける。

第三場 貴船屋の表

籠がひとつ。千鶴が山岡のところへ奉公に出るところ。
行かないでとお藤。
継母のお染(芦川よしみ)は「千鶴が行きたいと行っている。旦那様の罪も軽くなるというもの。とすっかりだまされている。」
与力内藤主計(江藤潤)が悪くて。またかっこいい。

佐藤藍子さん、耳がちょうど日本髪で隠れていていい感じ。やっぱり美人さんですねえ。生で観るとすごいわ。
千鶴とお藤の会話、そんなに悪くなかったです。思ってたより上手。演出家さんが良かったのかな。

なんとなく与力とお染が結託しているのかと思いましたが…。

第四場 旅籠の一室

飛猿に救われた数馬。
腕を回せるから大丈夫と。

あのご隠居は誰だと尋ねる数馬に千太、飛猿は「今は言えねえな。」
しかし飛猿のご隠居はいい人説得で、ご隠居に何でもぺらぺら話してしまう数馬。
いつものパターンで嬉しくなりました♪

そこへお藤が山岡の屋敷に連れて行かれたと泣き泣き伝える。

幕前 

ポルトガル人と中国人、芸者2人を連れた備前屋。貴船屋の次に私が長崎の貿易を取り仕切る。珍しい品もよろしくと。ポルトガル人「オーケー。」なんでやねん。


第五場 料亭花月

与力とお染、肥前屋が宴もたけなわ。「貴船屋をだまして大もうけしましょう」とまたあらすじを話してくれました。いい感じ♪

そこへ千太をつれたご老公、越後のちりめん問屋です。私も貿易がしたい。1つ歌を歌います。「鬼が居る~♪悪いおにぃ~♪」と良いお声。
そしえワザとつかまるご老公。
縄をうたれて花道をひっこまれていかれました。

つづく

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