平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

日本は属国だ

2010年05月12日 | Weblog
以下転載
ベンチャー革命2010年5月1日 No.117

タイトル: 米国覇権主義者の対日観:日米太平洋戦争は終わっていない

1.戦後日本の独立記念日を知っている日本人は稀

 日米関係における本ブログの基本スタンス、それは『在日米軍完全撤退と戦後日本の真の独立』です。世界的軍事覇権国米国がオバマ政権ならば、極東緊張緩和で、在日米軍は自衛隊で十分代替できます。北朝鮮は米国戦争屋のダミーです、念のため。

さてウィキペディア(注1)によれば、サンフランシスコ条約など連合国との和平諸条約が成立して、日本が晴れて独立国(形式的)となったのは1952年4月28日です。この日こそ、戦後日本の独立記念日なのです。ところが、4月28日が日本の独立記念日であることを知っている国民は極めて少ないでしょう。なぜなら、日本の産官学指導者に、そのことを国民に知らせるという発想が欠落しているからです。戦後日本人は4月28日を独立記念日として認識し、毎年、国家の独立というのが国民にとっていかに貴重かをかみしめる必要があります。ところが、他国では当たり前のことが、わが日本ではまったく行われていないのです。極めて不自然です。また、そのことに何ら疑問すら持たない日本人が圧倒的に多いのも不可解です。これぞまさに洗脳の効果です、戦争屋の傀儡・自民党政権を長期に許した日本国民の自業自得ですが・・・。

 そこで、筆者は2008年に『情報と技術を管理され続ける日本』(ビジネス社)(注2)を出版し、戦後日本が、現実にはまったく真の独立国ではないことを多くの事例を挙げて強調しました。

 日本が独立国と思い込んでいる日本人は、もう一度、『日本は真に独立国なのか?』と自問自答して欲しい。これこそ洗脳から解かれる第一歩です。

2.在日米軍が存在する限り、日本は独立国ではない

 日本が独立国とは言えない最大の証拠、それこそ、在日米軍の存在です。在日米軍3万6000人中、半数が交代で日本に駐留、在日米軍施設は135箇所、その総面積は1千平方キロ(東京都の総面積の半分)に及びます(注2)。

 上記、現在の日本の現状を、海外の人々からみれば、紛れもなく日本は、事実上、米国に軍事的に占領された対米属国でしかありません。

 日本は米国の事実上の属国(太平洋戦争の戦利品)であると認識しているのは肝心の日本人ではなく、米国覇権主義者(戦争屋含む)その人に他なりません。ただし、一般米国民は極東日本にまったく関心がないと思ってください。2万人近い米軍兵士およびその家族を常時“安全に”駐留させるには、日本国民の反米化(対米テロリスト化)を何が何でも、回避する必要があったのです。そのための彼らの対日戦略、それは日本国民の洗脳(親米化、牙を抜く)です。仮想敵の洗脳は、敵の無力化有力手段のひとつで、ソフトパワーとも呼ばれています。ちなみに敵の無力化手段は一般的に、ハードパワー、すなわち銃や爆弾など物理的殺傷兵器です。それに対し、敵の洗脳による無力化は“沈黙の兵器”(注3)とも呼ばれます。銃を持ってドンパチやるのだけが戦争ではありません、念のため。

蛇足ですが、筆者が1986年から2003年まで所属した米国シンクタンクSRIインターナショナルは、かつて陸軍(CIAも関与)の委託で“スターゲイト”(注4)と呼ばれる人間頭脳・心理操作の国家機密研究を行っていました。米国戦争屋は、仮想敵の洗脳やプロパガンダを重要な“兵器”のひとつとみなしていることを、われわれ日本国民は知るべきです。仮想敵国のマスメディアを最優先に制圧するのは、占領軍として戦略的に最重要作戦なのです。

 ところで2009年9月、政権交代によって、国民の眼前に露わになった最大のもの、それは、米国戦争屋に完全制圧された日本のマスコミのあわれな姿でした。今、戦争屋から見捨てられそうになっている日本のマスコミ(日刊ゲンダイ除く)は、戦争屋に媚びて、過剰適応症候群に罹っています。

3.米国覇権主義者にとって日米太平洋戦争は終わっていないという感覚

 米国覇権主義者(戦争屋含む)の対日認識は“対日戦争は今日までまだ続いている”というものです。エエー!と驚く日本国民も多いでしょうが、彼らの頭脳構造がそうなっているのです。現在の日米関係は銃を持ってドンパチやっていないだけで、米国戦争屋によって“沈黙の戦争”(ハラスメント)が仕掛けられていると認識すべきです。彼ら戦争屋の発想は常に“相手は敵か味方か”そして“味方は常に敵に寝返るリスクがある”と本能的に考えています。日本国民が彼らの相手(Counterpartsあるいはターゲット)に位置付けられたら、“日本国民は常に敵に寝返る危険をもつ”と彼らは自動的に認識します(防御本能が作動する)。彼らにとっての属国日本(戦利品)から巨利を得るため、すなわち、日本人が働いて得た稼ぎをトコトン吸い上げるため、日本を管理支配する必要があって、そのために在日米軍が駐留しているとわれわれは認識すべきです。分かりやすく言えば“普段おとなしいが、いつ牙をむくかも知れない猛獣を飼いならす”という感覚(猛獣使い)です。

ところで米国覇権主義者の特徴は、常に、一石二鳥、一石三鳥を狙う点です。在日米軍は日本(仮想敵国)を常駐管理するとともに、中国・ロシアなど脅威の仮想敵国の偵察・監視を行います。ちなみに北朝鮮は彼らにとって脅威の敵ではなく、米国の極東戦略に利用するダミーの敵という位置付けです、念のため。

4.日本人と外観の異なる米ジャパンハンドラーは日本人エージェントを使う

 彼ら米国覇権主義者が真の同盟を結ぶのは同胞の英国とイスラエルのみであり、同胞でない日本人は所詮、仮想敵(味方でなければ敵)に過ぎません。そこで彼らの仮想敵である日本との同盟は、日本が勝手に寝返らないよう釘を刺す目的を含んでいます(猛獣の牙を抜いておく)。つまり日本が潜在的仮想敵だからこそ同盟が必要なのです。日米関係に限って、同盟=友人と考えるのは底抜けに浅はかです。

 要するに米国覇権主義者のジャパンハンドラーは日本国民に対して、いっときも油断していないのです。だから小沢・鳩山両氏のみならず傀儡政権党であった自民党政治家に対しても監視を怠らず、必要に応じて、ただちに無力化(失脚または謀殺)できるようにスタンバイしています。米国白人と日本人は外観がまったく異なるので、日本国民を直接、統治管理すると反発を招くため、東京地検特捜部に代表されるよう、日本人エージェント(悪徳ペンタゴンの日本人)を育て、活用しているのです。牧場主が自分の牧場の羊(カネを生む商品)を管理するのに、牧羊犬を使うのと同じ発想です。

5.今年7月参院選の最大争点、それは“日本の独立”

 今後、普天間基地問題がどのように進展していくか、その先行きは混とんとしていますが、筆者としては、普天間基地問題を軸に『在日米軍の全面撤退と日本の真の独立』を参院選の争点にして欲しいと切に願います。そのためには、戦後日本国民が長年に渡って、日本人悪徳ペンタゴン(米国戦争屋エージェント)を介して受けた洗脳(在日米軍が日本国民を守護しているという洗脳)の呪縛から目覚める必要があります。普天間基地問題は、その絶好のトリガーなのです。小沢・鳩山民主党政権は普天間基地問題をそのように捉えているでしょう。

 問題なのは『日本国民に日米関係の真実を伝える』という木鐸(ぼくたく)の役割を日本のマスコミがまったく果たしていない点です。それどころか、日本のマスコミは米国戦争屋のプロパガンダ機関と化しています、残念ながら。

その証拠はすでに挙がっています。2010年5月1日の朝日新聞に、野中元自民党内閣官房長官が、自民党政権(米国戦争屋の傀儡政権)時代、内閣機密費をテレビの政治評論家の買収に使っていたと暴露しています。この慣習は、その後も続いていたはずで、とりわけ、小泉政権時代の内閣機密費(われわれの血税)は、悪質な犯罪行為に使われたはずです。その一端が、郵便不正事件に小泉首相元秘書が関与していた事実から伺えます。

米国戦争屋のプロパガンダ機関・日本のマスコミは、米国戦争屋傀儡政権に買収された政治評論家を優先的に起用し、毎日のように日本国民を米国戦争屋に有利な方向に誘導・洗脳してきたのです。この事実そのものが、まさに日本が独立していない証拠です。

 日本の真の独立、それは“米国戦争屋ジャパンハンドラーの日本からの一掃”です。そうなれば、その下部機関・在日米軍は自動的に日本から去るはずです。この事態を最も恐れるのが、実は日本人悪徳ペンタゴンなのです。なぜなら、米国戦争屋が日本を去れば、日本人悪徳ペンタゴンの後ろ盾がいなくなります。そうなれば、戦後半世紀、彼らが米国戦争屋エージェントとして、愛国的政治家(与野党問わない)や日本国民に働いた数々の犯罪行為(米国戦争屋との共犯行為)が暴かれる可能性が高くなります(注5)。

 日本人悪徳ペンタゴンが、恩師・田中角栄の仇討を誓う忠臣蔵・小沢氏を必死で追い込むのみならず、普天間基地問題に取り組む鳩山首相までも徹底的にこき下ろす動機、それは鳩山首相の視線の延長に、米国戦争屋の対日支配からの脱却への挑戦が垣間見えているからです(注6)。それが実現すれば、自分たち日本人悪徳ペンタゴンの過去の犯罪行為が国民の眼前に暴露されてしまいます。

そこでお人好し国民は、ネット情報にアクセスし、大手マスコミの小沢・鳩山攻撃の真の動機を見破ってください。そうすれば、大手マスコミのおかしな世論調査結果が出るはずがありません。

注1:日本国との平和条約、ウィキペディア参照

注2:拙著『情報と技術を管理され続ける日本』ビジネス社、2008年

 転載以上
 アメリカに追随していればわが国は安泰と考えている国民が多いということは事実だ。これは戦後一貫して「アメリカ崇拝経」を呪文の如く称え、国民を騙し続けて来た、明治以来の支配者階級の{功績}である。つくずく素直すぎる多くの人に接して溜息をつくことが多い。ではどうする、いつも自問自答している。わが国の将来を安寧に導くために残された時間は、私の寿命同様余り長くは無いと思う。

写真:島根県 足立美術館 庭園
    展示物、庭園ともに素晴らしい。これほどの素晴らしいところとは思っていなかった。古きよき日本の風景が残る、今は人口の少ない島根、鳥取地方にわが国の未来が有るように思う。都会は・・・・。これを言っちゃーおしめーよ・・・笑い。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿