平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

灯火親しむ

2008年09月06日 | Weblog
 秋きぬと 眼にはさやかに 見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる(藤原○○)
 残暑厳しいとはいえ、秋の気配漂うこの頃。薄暗くなる頃は、あちこちで鳴く虫の声も、一段と高くなり、ランニングシャツで横になっていると、肩のあたりに寒ささえ感ずる夜もあります。夏の間は何かをしようと思っても、あくまで自分だけの趣味道楽であり、強制も義務も目標もないので、暑さに負けてまとまった事ができなかった。した事といえば、全く自慢にもならないことですが、充分すぎる昼寝くらいか。しなかったこと「喫煙」と「酒の飲みすぎ」。禁煙、節酒を2ヶ月以上守リ十二分な休養を取ったため、運動不足から来ると思われる「眠たい症候群」という不調を除いては、内蔵機能など極めて良好のようだ。これから左程暑くない時は散歩と、菜園の手入れ等で汗をかき、夜は読書をしよう。 
 この秋の読書の主題は「ユートピア」である。西洋には「ユートピア」「太陽の都」などの著作がありチャイナには「桃源郷の記」日本には「隠れ里伝説」などがある。最近読み始めた「インカの抵抗500年史」には、スペインに侵略される前に、中南米に存在した理想的社会の様子が記されている。全く記録に残っていない理想的社会は無数にあったかもしれない。最近、「ユートピア」はかって実在し、未来に出現する可能性もゼロではない、と考えるようになった。

写真:象の石像 保土ヶ谷区岩間町 香象院

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