平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

街歩き 藤棚、野毛5

2008年09月12日 | Weblog
 今まで何回此処を訪れたか分らないが今まで気づかなかったものがあった。ひとつは3m位の石灯篭のようなものである。これは昭和7年にNHKラジオの聴取契約が100万件になった事を記念し、全国41箇所に設置した電波塔というものであるらしい。この旨の説明板がある。また幕末の学者にして開国論者、松代藩士・佐久間象山の顕彰碑もある。開港に際し象山が横浜を候補地として推挙したという事が碑文にある。さてこの公園の林を抜けると動物園の入口となる。様々な思い出が蘇る。小学校の遠足できたこと、近所の人たちと一緒にきたこと、子供と一緒にキリンや象を見たことなど昨日のようだ。動物園の南端から西に向かう細い道路に出て、急勾配の坂道に差し掛かる。ここは昔、金魚を買いに横浜に来て、やっと金魚を買う事ができた思い出の場所だ。多分此処だろうと思う家はなく駐車場になっている。この坂は「尻こすりさか」というらしい。これほど急で且つ長い坂はないだろう。少しでも雪が降れば、すぐに交通止めになってしまうと思われる。道路の端は階段の歩道となっている。坂を登りきると暫くは平坦な所となる。民家が多く、県営のアパートなどもある。以前は眺めのよい場所であったろうと思われるが、高いビルが邪魔をして眺望は左程良くない。この界隈、人影は少なく静かだ。5分ほど平坦地を歩くと下り坂に差し掛かる。坂を下りきると藤棚商店街となる。5時近くという事で夕餉のしたくの買い物をする人で賑やかだ。酒屋さんの前では思い思いの飲み物をコップに入れて、楽しそうに話す人たちが居る。焼き鳥とか、魚を焼くような匂いもして、ビールなどを飲みたくなる。カラオケ居酒屋さんが店の戸を開け放して準備中だ。お品書きとともに1曲200円などと書いた札が見える。初めての所で初めての人に会い、演歌など歌うのも良いかなと思うが、まだ明るくビールを飲むと歩くのが億劫になるので止めて、天王町に向かって歩く。駅から自宅まで徒歩、帰宅6時。徒歩で3時間くらい歩いた。次回はもう少し涼しくなったら、午前中に家を出て5時間くらい歩こう。どの方面に行くか、地図を見ながら決めよう。

写真:野毛公園の樹木

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