平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

「なでしこ」最高でした

2011年07月20日 | Weblog
 私は、おおよそ、スポーツの話題、それがプロであれ、素人であれ常に覚めた目で見ています。プロ野球は角界以上に八百長が有ると思っているし、高校野球は大手新聞の宣伝と権威付けに利用されていると思っている。夏の高校野球などは廃止すべきだと思っている。優勝を争う学校ともなれば、プロを目指すのが当然と言う雰囲気となっているのだろう。それともっとも不愉快なのは、例の入場行進という奴だ。一糸乱れぬ行進、腕を上げ足を上げて歩く姿は正に北朝鮮や、戦前の帝国軍人そのものだ。朝日は確か以前はそのようなことをもっとも嫌う、いわゆる社会党的・共産党的論陣を張っていたのではなかったか。それにも拘らず、そのことに関して、何ら批判することなく今日に至っている。ま、こんなことを言っても始まらないか?鬼畜米英を煽りに煽り敗戦となるや、いきなり民主主義米英礼賛と宗旨替えして、何ら恥じることも無く、尤もらしく、政治・経済・社会問題について国民に誤った知識を注入し続けている。
 国民のなまじの教育水準が、我が国を不幸へと導いている。ついつい本題から外れた余計なことを書きすぎた。
 
女子サッカー。私は本ブログで2回ほど書いたとおり、なでしこは勝つと思っていたし、その喜びを過度に表さないほうがよい、それが我が国の矜持、とも書いた。
 女子選手は誠に、「なでしこ」の名に恥じない、態度で戦い、勝利した。帰国後の各種インタビューにおける姿勢もとても爽やかで、見ていてもこちらも嬉しくなった。反面、テレビのアナウンサーだかなんだか知らない、女や男どもの、なでしこ選手に対する質問が愚劣で気分が悪くなった。監督がどうだとか、こうだとか、要らざる愚問の羅列であった。節電の必要がどうしてもあるなら、テレビは1日3時間程度の放映で十分だ。先ず隗よりはじめよだ。

 以下は当然ながら私の勝手な解釈です。
 今回の優勝、我が国女性の最もよい部分が、象徴的に現れた。一言で言えば忍耐力、換言すれば困難すらも楽しみに変える、楽観的精神を持っていると言うことだろう。私はサッカーについて、そして又他のいわゆるスポーツに関して知識も興味も余り無いが、今回の試合から、準真剣勝負というものを見たおもいがする。なでしこは、常に追い詰められてはいたが、最後の最後まで真剣に勝利を目指して闘った。これがついに勝利の女神が、なでしこに微笑んだのだろう。
 私の目に強く焼きついたのは、澤選手の延長戦におけるシュートとゴールキーパー(お名前失念、申し訳ありません)の足技です。あの動作、攻撃・防御は正に神業と思いました。沢選手のあの瞬間の動きはスロービデオで見たいものです。あの瞬間の身体・筋肉はいかように作動していたのでしょうか。多分説明不能なことかもしれません。分かる人には分かるかもしれませんが。

 今回の勝利は今後我が国が、たとえ滅びることがあっても永遠の金字塔であろう。
 草食動物が常に肉食動物に劣るわけではない。こんなことも漠然と思うのであるが。
 

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