平成うきよの覚え書き

日々の出来事などを老化防止の為 書いてゆきます。

桜が咲きそびれている日々に思う

2010年03月29日 | Weblog
 「我が世の春を謳歌する」という言葉があるが、ここ20年近くわが国の大多数の人々(そして恐らく全ての世界の多くの人々)は「春は何時来る」と待ちわびているような状況ではないだろうか。20年近く春は巡ってもそれを真に楽しむことは出来ないままに時を過ごしているようである。片や、多くの人から奪い取った「春を楽しむゆとり」を無意味なまでに貯め込み濫費する犯罪集団が居る事は確かであると思う。
 今年の春はそんな社会状況のドン詰まりを映しているかのようである。桜の開花宣言が出たものの真冬のような寒さが続き未だ2部咲きにもなっていないようである。花冷えという事は昔から言われるが、1週近くも寒さが続くのは異常のように思える。

 
 先般のチリ地震で地軸がブレ 100万分の2.1秒だけ地球の自転速度が速まったとか言われるが、この異常と思える春と少しは関係が有るのだろうか。(笑い)チリ地震はM8.8であり、広島原爆の悠に1000発以上のエネルギーだそうです。
 中国古代の諺に「草一本抜けば大地を揺るがす」というのが有るそうですが(以前読んだ、老子の思想を西洋人が解説した本に書いてあったと思う「タオ自然学」フリッチョフ・カプラ?)。これはかなり真実かもしれない。これほど空気、水、大地を汚し、人を心身ともに傷つける文明と、それを主導する者共に鉄槌が下るであろう。あるいは下さなければならない、然らずんばこの世界は暗黒に包まれたままであろう。天岩戸を開くような大事業が成し遂げられるのか。

 事態は風雲急を告げているように思う。

 気になるニュースなど
 1.国松警察庁長官襲撃事件 ついに時効を迎える。15年終に迷宮入りとなった。警察の信頼は地に落ちた。延30万に及ぶという捜査はいったいなんであったのか。冤罪に対する検事の態度は一体なんだ。(菅谷利彦さんのいわゆる足利事件)死んでも猶、謝罪しきれるものではなかろうが、最低限土下座くらいはするのが人の道であろう。

 2.乳幼児を折檻死させる事件があとを絶たない。ある意味親殺しより罪は重いのではないか。これも指導的立場の人間が全く責任を負わず部下に責任を転嫁して済ますという、明治以来の悪しき習慣にその根本原因がある。

 3.神奈川県不正経理問題 2名の副知事が辞任
 これですむ問題か。知事は徹底的に真相を解明して自らも必要があれば辞任すべきだ。取り調に当たるべき警察も同様の問題があるというに及んでは、何おか言わんやである。

写真:3月26日大岡川にて 花見の準備は整ったけれども、花はまだです。寒いよ~ブルブル

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