(目の前の布を閉じたり開いたりしつつ)人間って一瞬過去のことを相手に できますから、記憶とのつながりで「閉じたものが開いたな」と思いますけど、 実際にはその時その時の様子があるだけですよ。
みなさんからすれば「自分がこっちにいて、向こうでお坊さんが布を閉じたり 開いたりしてるな」と思うでしょ。本当はみなさん、自分ですよ、自分の動きですよ。
こういうことを他のお坊さんに話すと「難しい」っていうんですよ。 みんな学問として仏教を研究してきてるからね。すっからかんで話を聞かないから。
(目の前の布を閉じたり開いたりしつつ)人間って一瞬過去のことを相手に できますから、記憶とのつながりで「閉じたものが開いたな」と思いますけど、 実際にはその時その時の様子があるだけですよ。
みなさんからすれば「自分がこっちにいて、向こうでお坊さんが布を閉じたり 開いたりしてるな」と思うでしょ。本当はみなさん、自分ですよ、自分の動きですよ。
こういうことを他のお坊さんに話すと「難しい」っていうんですよ。 みんな学問として仏教を研究してきてるからね。すっからかんで話を聞かないから。
舌の状態に、湿熱の徴候があれば、つまり、舌に軽度でも黄味がかった膩苔があれば、まずは、複雑な配合は考えずに、湿熱の方剤、この茵蔯蒿湯で反応を見るのが、無難 である。
これだけで、軽快していく人が、大変多い。
肝臓がんであれ、肝硬変であれ、「痒み」に関してだけは、この茵蔯蒿湯で対応出来ることが多い。
繰り返しになるが、アトピー性皮膚炎でない限り、一般の湿疹、急性であれ、慢性であれ、茵蔯蒿湯の適応症である場合が意外に多い、という事実である。