人の世は、滞在期間の定め無き、今日一日の旅の宿

 時 人を待たず、光陰 惜しむべし
 古より有道の人、国城 男女 七宝 百物を 惜しまず
 唯 光陰のみ、之を惜しむ

集団接種による感染拡大

2022-01-30 | 日記


      https://twitter.com/jhmdrei/status/1487275971392978944?cxt=HHwWgIDS3bbn7qMpAAAA

      ※増やしている, 感染源, 歴史に学ぶ (ワクチン強制接種を廃止後に天然痘感染者数は激減)

五味調和

2022-01-30 | 日記

辛味, 苦味, 甘味, 酸味/鹹味

 






   https://www.yomeishu.co.jp/health/3371/


真武湯「陽虚水泛」

2022-01-29 | 日記
 

(8)真武湯(しんぶとう)この処方のキーワードは「陽虚水泛」
弁証のキーワードは、①冷え症・体が重い、②浮腫・眩暈、③下痢・腹痛、などです。

(どんな処方か?)
陽虚とは陽気即ち体を温めたり動かしたりする熱エネルギーが不足した状態です。
水分の代謝の概要は前回の五苓散のところでお話しましたが、
その中で水の代謝を支配しているのは腎です。

腎の陽気が不足すると体内で水飲が回らなくなり、その結果水が全身で停滞して溢れ出ます、
この状態が陽虚水泛で即ち真武湯の証です
水泛の「泛」の字は氾濫の氾と同義で、水泛は「氾濫や洪水」と同じ意味です。

真武湯の証候は腎陽虚ですから、先ず顕著な裏寒があり全身が冷えます。
次に尿量減少と浮腫傾向のため特に手足が重い即ち「四肢沈重」という症状が出ます。
また全身に水飲が停滞して溢れ出ようとするので、
その溢出する場所と方向に因って咳痰・動悸・眩暈・下利腹痛など様々な症状が出現します。

舌は淡白で表面が水を含んで濡れたような感じで白い舌苔が見られます。
脉は深くて仲々触れ難い沈脉で搏動は弱い。
時に1分間の拍動が60に満たない遅脈を呈します。
腹診では、腹部は冷たく軟弱、心下や臍に動悸を察知し、
臍のすぐ両傍に特有の圧痛点があるケースもあります。
小腹不仁や少腹拘急も時にあります。

前回の五苓散証も尿量減少・浮腫傾向と本方と似た証候を呈しましたが、
五苓散証は水分代謝の過程で腎が集めた水分を尿として排泄する分と
再利用される分とに分けて処理する膀胱の気化作用が失調したもので、
尿量減少・浮腫に顕著な口渇と時に水逆して烈しい嘔吐を呈します。
冷えは無くむしろ熱証で脉はおおむね浮です。

ところが真武湯証はこれに対し全身の陽気が不足しているもので、
顕著な冷えが有って口渇は無く、脉は沈弱で全身不活発、
水泛の溢出する部位と方向に従って咳痰・動悸・下利腹痛など、
五苓散証以上に様々な水毒(或は痰飲)症状が見られます。

(真武湯の原典)本方の出典は『傷寒論』です。
太陽病篇と少陰病篇に出てきます。
「太陽病汗ヲ発シ、汗出レドモ解サズ。其ノ人仍オ発熱シ、心下悸シ、頭眩シ、身潤動シ、
 振々トシテ地ニ擗レント欲ス者ハ真武湯之ヲ主ル」(太陽病中篇第82条)

「少陰病二三日已(や)マズ、四五日ニ至リ腹痛ミ、小便不利、四肢沈重、疼痛シ、
 自ラ下利スル者ハ此レ水気有リト爲ス。
 其ノ人或ハ欬シ、或ハ小便利シ、或ハ下利シ、或ハ嘔ス者ハ真武湯之ヲ主ル」
(少陰病篇第316条)

82条は太陽膀胱経脉に侵入して太陽病を起した風寒の邪が通常の発汗治療で発散解表されず、
その侭太陽膀胱経脉と表裏の関係にあって互いに繋がっている少陰腎経脉に突入して、
腎の陽気を損傷して生じた結果が記されています。

前にも述べたように腎は水飲代謝を支配する中枢ですから、
腎陽が損傷されて衰微すると腎は働かなくなり、体内の水分は制御を失って停滞氾濫し、
動悸・眩暈・立ち眩みなどの水泛の症状が出現します。
「仍オ発熱」というのは太陽病残余の発熱ではなく、
損傷された腎陽の残りの乏しい熱が勢の強陰寒に排斥されて
体表に逐い出されて生じる見せかけの真寒仮熱で、
日常臨床でも強い冷え症の人が時々見せる一見矛盾したのぼせや煩熱の類です。

316条は傷寒が少陰病まで順当に進行し、
結果的には82条と同じ少陰の臓である腎の陽気が損傷されて
陽虚水泛の臨床像が出現した場合です。
水泛という現象が在ると、溢れた水分の向かう先に因って様々な症状が出現します。
82、316の両条にそれらの諸症状が列挙されています。
水が腹腔内に凝結すると腹痛が生じます。水が腸内に流注すると下利になります。
水が氾濫して心肺を侵す時は動悸や咳痰が出ます。
水が胃内に溢れて上逆すると嘔吐が生じます。
水が四肢に貯留すると四肢が冷えて浮腫み、四肢沈重という症状を呈します。
水気が上衝して頭蓋内で清陽の気が出入りする清竅という孔を塞ぐときは眩暈や立ち眩みがして
「頭眩・身潤動・振々トシテ擗レント欲ス」ことになります。

316条の終わりの方に「・・或イハ・・、或イハ・・」とあるのは、本証に必発の証候ではなく
客証で、水泛の部位に因って起ったり起らなかったりする証候が列記されているのです。
真武湯はこれらの本証や客証を目標にして用います。

(真武湯の処方構成)
真武湯は茯苓・白朮・芍薬・附子・生姜の五味で構成されています。
先ず附子は歴代の方書には佐薬或は使薬に位置付けられていますが、
本方中の要となる生薬で、大熱大辛の性味で腎を温めて寒邪を逐い、
腎の陽気を回復させる回陽救逆の働きをします。

茯苓白朮は相須といって互いに協力し合う関係で、
共に脾に働き利水の要薬なので
君薬と臣薬になっています。

水を支配するのは腎ですが水を調整するのは脾であり、
腎と共に脾の利水作用も強化することで水飲代謝全体を活発にします。


芍薬は佐薬で、本方中に在る意義について歴代議論のあるところですが、
他の4薬が陽を扶けるのに対し陰を護る働きと同時に、
本草学の原典である『神農本草経』に「能ク小便ヲ利ス」とあって
薬の働きを下方に向ける力があるのを採ったようで、昔の人の知恵と考えられます。

生姜は温性で、附子を助け袪痰・止嘔・利水の働きで諸薬を助けているので使薬とされています。
処方全体では腎の陽気を回復し
水飲を利して失われた水代謝の秩序と調和を再び取り戻す方剤です

(真武湯の臨床応用
腎は水飲代謝を支配する臓ですが、水だけに限定された働きだけではなく、
腎陽は人の体温と動力を供給する生命活動の要です
腎が衰えると生命活動そのものが衰微し総ての生理機能が低下します。

真武湯の臨床応用は、腎陽虚に因る低体温・全身の生理機能の低下の面と、
それに伴う全身の水分停滞と、常に二つの面を考えて決定します。

運用の要点は、冷え症で元気が無い・浮腫傾向・動悸・咳痰・眩暈や立ち眩み・冷えて
下利腹痛などを起し易い人で、この線から考えると、冷え症や低体温症、甲状腺機能低下症、
起立性低血圧症、パニック症候群、突発性浮腫、眩暈証、心不全、心臓喘息や気管支喘息、
慢性胃腸虚弱性の下利腹痛や嘔吐、或は慢性腎障害などその応用範囲は枚挙に暇がありません。

私が経験した真武湯の症例の中には、
突然冷えと冷汗に伴い動悸・呼吸困難とショック症状を起した人や、
また或る冬の日熟した柿を食べて以来下痢が止まらなくなったという50歳代の男性まで、
実に様々な人がいました。
しかしどの例を取っても病人は腎の陽気不足に因る強い裏寒
冷たい過剰な水が体内に溢れている、という病理機序が原因になっており
陽虚水泛という「証」は皆共通していたのです


http://medical.radionikkei.jp/tsumura/final/pdf/130724.pdf

 ※末期がんの腹水 (腎不全)
https://li-hari.net/entry/2017-12-17-090004

ワクチン後遺症患者の会

2022-01-29 | 日記

     
     https://twitter.com/torutoridamari/status/1473214196825624579?cxt=HHwWhsDU_bWg9PEoAAAA

     ※動画はコチラ

三仁湯/ 三焦の湿熱

2022-01-29 | 日記

三仁湯三焦の湿熱を治すが,陽痿にも有効だった。
湿熱から陽痿になったものに三妙散を用いるが,それには深い理があるのだ。

三仁湯が陽痿を治したのは,三妙散と同理なのだ。
然し時節がらから云えば,三仁湯の方が更に宜い。

三仁湯には宣上、運中、滲下の功があり,三焦の気機が暢利し,湿熱が宣透して,
筋脈が自然に舒暢し,陽痿を治したのではないのに自然に治ってしまった。

http://youjyodo.cocolog-nifty.com/kimagure/2022/01/post-75ebdc.html?fbclid=IwAR0eoeGM3jkNAilZMvKBSxpnQsWx6Zp-Wy7liiGhIvjYJE9zvyGthQdsAFk

三妙散 (黄柏, 蒼朮, 牛膝)

http://www.naoru.com/syohousa.html

四妙丸 (三妙散薏苡仁)

http://www.yakuzenjoho.net/houzai/simyogan.html