いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

その日・・・、

2018年09月28日 05時05分05秒 | 日記

その日は急にやってきた。。。







いや、いつかは来る、来なければならないとも思っていた。







休日の朝、
ジョギングから帰ってきたら、
嫁さんがぐったりとソファーに横になって、
さめざめと泣いていた。



どうしたのかと聞いたら、娘の彼氏からメールがきて「結婚しました」と。
亡くなった娘に義理立てしていつまでも独り身でいたらそれはそれで悲しい事なので、
おめでたいし良かったと思う。



だけど何故だかわからない気持ちで涙も止まらない。。。
娘はもう死んでこの世にいないのだという事実を、
改めて突きつけられたようで・・・。




きっと彼氏も辛かったんだと思う。
しかし、娘はもうこの世にはいない・・・。
あの子なら世界一幸せな家庭を作ってくれると思う。
それがきっと娘の供養になると思うし、
娘も喜んでくれていると思う。




義理の親子にはなれなかったが、
本当におめでとう。








もう誰の指に嵌る事もない婚約指輪を見つめながら、
娘とそう話しました・・・。

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あの日の思い出・・・、山登り。

2018年09月24日 06時26分26秒 | 登山
今年の夏の異常な猛暑に、

いつになく山登りに多く出掛けたと思う。

昨年はまったく山に行けなかったのを取り戻すかのように、

白山2回・乗鞍岳・岩篭山・西方ヶ岳、そして赤兎山と。




赤兎山は林道が有料化になってからはずっと行っていなかったので、
おそらく前回登ってから10年以上は経っているのではないだろうか?
あの長い林道がすっかりと全面舗装されていたのにはちょっと驚きました。



自宅にこんなものが残っていた・・・。

・・・と、言う事は最後に赤兎山に登ったのは18年前?



家族で登った赤兎山、
こんな急な所を娘も登ったのか、
ロープのある難所も登ったのか、
そう思いながら登る事約1時間。


今では私一人しか登山を続けていないので、
一人で再訪した赤兎山頂。




18年前、確かにここに楽しげな家族がいた。
今ではもうそこに揃うこともない、
なごやかな山登りを楽しむ家族が確かにいたのだ。












6月、


いつかこの風景を家族みんな一緒に見てみたいと思っていた白山。


娘は初めて登る白山でしたね。







何かに一生懸命になっている時は、
ひとときですが悲しい思いに蓋をする事が出来る事を、
今年の冬の強雪で教えられました。
いや、その強雪のさなか、
悲しんでいる余裕はないよと一周忌を迎える娘が教えてくれたのかも・・・。








エントリーしていたのになんだかやる気がなくって、
マラソン大会も当日行かなかったり、
天気がいいのに何もしたくなかったり・・・。




頂上に向かってゆっくりと一歩づつ、




時々雄大な景色に励まされながら、




人生ってそんな日々の繰り返しなんでしょうかね。。。
コメント (5)
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