いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

あれから・・・

2018年03月09日 06時06分06秒 | 日記
ついこの前まで雪で難儀していたのが嘘のように、

時折見せる久しぶりの青空に押されるように、

降り積もった雪もぐんぐんとその高さを減らしていった・・・

あの大雪からわずか1カ月の間にも、

確実に季節は移り変わっているようです。





「あれから○カ月経ちました」
「あの大震災から○年経ちました」
「あの豪雨災害から○○年経ちました」



今までいろんな表現を新聞・テレビ・ラジオ等々、
その節目ごとに見聞きしてきたが、
自分がその当事者になってみて恥ずかしながら初めて気が付いたのは、
その「あれから・・・」というのは、
当事者ではなく外から見た解かりやすい言い方なんではなかろうかと。



当事者の方々は、仮設住宅で不自由な暮らしを毎日過ごし、
不足した物資で不自由な日々は毎日続き、、
大切な家族や知人を亡くした方々もその思いは毎日続いている。


その時しか思い出さないのがいけない訳でもない。
節目の時だけでも思いを寄せて下さるのはありがたいことだとは思う。
やはり「今日であれから何年経ちました」というのは報道もしやすいのだろう。






2月某日、親族に集まってもらい、
娘の1周忌を執り行った。
我が家は私と嫁さん・息子の3人。
それに比べて義姉夫婦と息子夫婦とその子供達は12人。
法事の後の食事の会席でも、
故人の思い出話しはほとんどなく、
孫の世話話しや子供達の子育て奮闘話しに終始するのも、
それはそれで致し方ない事かも。



数日後、娘の命日は仕事を休んで墓参り。
時折訪ねてくれる知人の弔問にも対応し、
夕方には娘の彼氏も来てくれた。


久しぶりに顔を合わせて夕食を囲みながら話したが、
やはり彼氏も同じようにあれから1年経ったとは思えていないようだ。
それぞれの記念となるような日やイベントのある日や1月の娘の誕生日にも、
毎日思わない日は無いというのはきっと節目を感じる事もないのでしょうね・・・

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