6月12日(土)
グランフォンド福井-2010前日
家を1時に出発。
余裕で3時過ぎに今庄365スキー場に着くはずでした・・・。
何もなければ・・・。
家を出てすぐに、MA310さんから
「もう着いてるヨ」と
マヴィックの写メールが
途中、鯖江の行きつけショップに立ち寄り、談笑。
その後ビアジョッキを持ってくるのを忘れて、
100円ショップにて購入
鯖江のコンビニで買い物を済ませ、
しばらく走ってから気がつきました
MA310さんに、も一度メールしよかなって思ったら・・・。
ナイ
携帯無い・・・・・
慌ててコンビニまで戻ってみたのですが、
どこにもない・・・・
ここで落としたと思うのだが
もよりの交番へ行って、届け出
そのあと、すぐに携帯ショップに行って
番号を止めてもらう
時間が気になって
携帯ショップのオニイチャンの説明なんか
耳に入らない(早くしろ~コノヤロォ~)
300kmと200kmは前日のみにしか受付ていない
間に合わないと、不参加になってしまう・・・
慌てて鯖江から高速道路に!
ギリギリ5時前に到着。
受け付けを済ませ、MA310さんを探す。
ハゲづらかぶってないから探すのに一苦労
(上:MA310さん・・・)
やっと腰を下ろしてしばし談笑
携帯無くしたことをカミングアウト
トホホです
今まで財布や携帯を落とすなんてあり得ないと
家族に豪語していたのに
ポケットの浅いズボンを履いていたのが
いけなかったんでしょうか
傷心のまま下の駐車場へと
そそくさと寝る準備をして
水分補給へ
ここでまたまた失しモノ
え?どうしよう?
受け付け前にポケットに入れた名刺入れがない
初めて会うブログ知り合いの方に渡そうと、
せっかく自作して用意したのに・・・
立て続けに不幸は続く
早朝3:30
目覚ましより早く
駐車場整理の方の声で目が覚める。
(準備をするもまだ暗い・・・)
皆さんもう準備をし初めていますね
着替えを済ませ、300kmのスタートを見に行く。
MCの人のトークでは、
「300kmっていったら、静岡まで帰れますね??
静岡のヒト、帰っちゃダメですよぉ~」
(唯一無二・300kmのスタート直前)
う~ん、そんなに行っちゃうんだ
朝4:30・300kmスタート
お見送りを済ませたら、
こっちも間もなく時間が迫ってきました
200km・朝5時スタートはせわしないねぇ~
さぁ、私達もスタートです
栃の木峠への登り
最初の登りから結構キツいです
つづら折れのルートがいい雰囲気
ここでだんだんと実力の差によって
集団がバラけてきます
余呉高原リゾートスキー場を過ぎると
登りもここまで
さぁ、下り
でも慌てないで~
レースじゃないんだから、ゆっくり行きましょうや
しかしここぞとばかりに早く早くと焦る人もいるんですよねぇ~
ゆっくり下っている私を、ブンブンと皆さん追い越していきます
もう時速60km/hぐらい出ているんですけどねぇ~
さらに追い越そうと、私の横をグイグイとペダルを踏む人が・・・・。
追い越されてすぐのこと、
私の斜め前1メートルの所で、その方が・・・
急にバランスを崩し、ハンドルが振られて危険な状態に
なんとかしようと必死なのはわかるのですが、
だんだんブレが大きくなってヤバイ状態に
そして
グァラガッシャンガラガラァァァァァァ~
自転車と人が宙を舞って転がって悲惨な状況に・・・
すぐ脇にいた私は、巻き込まれないのに必死で、
精一杯左端に避けるだけしかできませんでした
ボトルやパーツがチリジリばらばらに飛び散って、
後続の走者もそれで落車しないか心配です
かわしたのもつかの間、その前方で今度は
その走者のお連れの方でしょうか、
ジオスブルーのミニヴェロの走者がスピードダウンして
路上でUターンして自転車を横向きに
「アブナ~イ!!」思わず大きな声が・・・・
その瞬間、ジオスの後輪わずか20㎝、かすめるように間一髪で横をすり抜け
かわした直後後方で・・・・、
グワッシャ~ンガシャ~ン、ガシャガシャンガキガキガシャ~ン・・・・
何台のクラッシュかわかりません・・・・
そのジオスブルーに突っ込んだのだと思います・・・
振り向く余裕もありません。
スピードを落として助けに行こうものなら
さらなる被害を引き起こしかねない状態です
スタートしてからの最初の下り
恐ろしい
体中震えがきました
下りの心配事がまた一つ増えてしまった・・・
「前を走るヒトが転倒したらどうしよう」・・・だ。
木ノ本への下り、結構早い集団にくっついて、
最初の補給所・大浦へ。
早々に補給を済ませ、再び走る
200kmに何度か参加したことある人なら常識的ですが、
補給所で長居する人はいません
ほとんど休憩なしで、なかにはアンパンだけ片手に持って
すぐスタートし、走りながら食べる人も・・・
奥琵琶湖沿い、ペースの似た人と数人での列車にて快走
この直線基調の区間、計画では誰か早い人にくっついて、
スピードを維持して県境まで・・・と、思っていました
計画通りハイスピード列車に乗り、
国道303号線へ
熊川宿を通過、上中の補給所を経て県道22号へ
モチロン休憩なし
ここからは先月試走で判っているので
さらに直線
集団で走らねばならない区間だ
小浜市に至るこの区間、直線がべらぼうに長い。
絶対一人では走りたくない道だ
どこかのチームの後ろにて高速走行していた矢先に
後ろのタイヤがぐらりと揺れた
時速40km/hで走っている最中だ!!
一瞬冷や汗が
下を向くと後輪が潰れている
すぐさま路肩の歩道に入り、確認する。
パンクだ!!
あぁ~あ、しょうがねぇなぁ
集団に置いて行かれたことで
あせって修理、再び走りだすが3分も行かないうちに
再びパンク
え?チューブ噛みはチェックしたのに、なんで??
慌ててました
異物のチェックをしてませんでした・・・(汗)
調べてみると1ミリほどの小さなガラス片が刺さっていた。
運がない
いや、初歩的なミスです
丁寧にとげ抜きで取り除く・・・
せっかく集団でハイスピード走行していたのに、
置いていかれてしまった
修理のあと、前後には誰もいない。
単独での長い直線は辛い・・・
行けども行けども先を走る人の背中が見えない
唯一追い風が救いである
小浜市を経て国道162号線に入ってから、
やっとチラホラと一人二人と走者が見えてきた
誰も見えないと精神的にも辛いからね
しかし、相当後ろに下がってしまったんだなと実感する。
後方を走っていた参加者の中には、
見た目にもビギナーさんという方もいらっしゃるようだ。
200kmに勢いで参加してしまったのだろうか
ここまで半分以上走って、疲労困憊で路肩にうずくまっている
先月の試走で感じていた通り、
やはり縄文パークまでの補給所までは長い
空腹を抑えるために背中のポケットに手をやる・・・が、
なんと 朝に準備したパワージェルを車に忘れてきた
またまたやっちまったぁ~
ソイジョイ2本を走りながらモグモグ
縄文パークでの補給所
梅干し入りのうどん&おにぎり捕食
今回、どこの補給所でも感じたことだが、
昨年まであった混雑がない
並ばなくてもスイスイと捕食できる
各コースのスタート時間をずらすことによって、
渋滞緩和を図ったのだろう
どこで止まっても200kmの参加者しかいないようだ。
食ったらすぐさま再スタート
かなたから100kmのフォンドが向かってくる
こういったイベントで参加者がすれ違うというのも珍しい
敦賀半島へと向かい、佐田の交差点から水晶浜へ
そこから馬背峠へ
ここから下って西浦の交差点通過制限が14:20
今回、210kmから200kmに修正され、
さらに制限時間も緩やかになっている。
加えてスタート時間は朝の5:00に早まっている。
裏を返せば、この西浦の交差点を14:20までに通過できれば、
補給所や立石岬でのゼッケンチェックはないので、
十何時間かかろうが完走できるのである
しかし、このプレミアムコースが新設されてからもう3回目。
そのたびに挑戦している私としては
「制限時間が緩くなったから完走できた」ではなく、
「あくまでも大会が設定した8時間以内に完走した」に、
どうしてもしたかった
それが、3年越しにやっと実現しそうである
余裕で行けるとは思っていたが、
この分岐を10:45に通過
念願の左折である
細かく激しいアップダウンを繰り返し、
実に3年ぶりに立石へと
(立石の漁港)
ここにはグランフォンド福井の大会にて来たかったから、
普段のプライベートライドでは来ないようにしていた
折り返して強い向かい風
でもここまでこれたからもう大満足
制限時間内でいけるんじゃないかな
降り始めた雨もさほど気にならない
金ヶ崎の補給所へと到着。
賑やかな補給所とは打って変わって、
なぜか急に寂しくなってきた
あと15kmで終わってしまう
しかもまだお昼の12時過ぎ
今年のグランフォンドもとうとう終わりかと思うと、
まだもう少し走りたいという気持ちになっていくのが
不思議です
補給所でQueenの音楽が流れるのを背中に、
最後の登りへと
この敦賀市から今庄までの登り、
プライベートでもよく走りにくるんですけど、
近隣の道の中でもワースト3に入るくらいキライなルートです
長い区間で登りが続き、それが除除に勾配がキツくなっていく。
185km走ったあとのこの坂はコタエマス
コツコツとじっくりと行くしかないんですよねぇ~
毎年ここでの登りで水かけサービスをしてくれている
浴衣ギャルも、今回ばかりは傘をさしての応援のみ
栃の木トンネルに着くとついに来たなと
ここを抜けて下れば、いよいよスキー場への激坂登り
参加者の皆さんは最後のこの激坂のことを悪く言いますが、
私はこの登り、あんまりキライじゃないんですねぇ~
確かに、車で登っても激しい勾配です。
車種によっては燃料計の針が動くような激坂です
でも、ついにここまで来たぞぉ~っていう感動を嚙み締めるには
最適のデザートだと思う・・・
みんな坂にへばりつくようにジワジワ登っています。
半泣きになって押して歩く人も
あと少しというところで100kmに参加されてた
マイクミさんで石川県の花咲爺さんに会いました
上の駐車場到着、
ゴールゲートをお昼13:00ちょうどに通過
念願の200km完走
制限時間ピッタリの8時間
ゴール後に花咲爺さんとしばし談笑
(上:花咲爺さん)
お互いの健闘をたたえあいながら
一緒にあったかいトン汁をすする
だんだん雨足が強くなってきているので、
田中眼鏡本舗さんとオプト・デュオさんの展示コラボブースへ御挨拶
まだみなさんは100kmからゴールしておらず、
マイミクのホマレさんと御挨拶
眼鏡を見せて触らせてもらってしばし談笑
雨が少し強くなってきました
他のみなさんともお会いしたかったのですが、
体がどんどん冷えてくるので、
早く着替えてなくてはと
早々に帰路に
(あぁ、携帯さえあれば・・・・)
帰りの激坂下りで
MA310さんとタクヂさんを確認
あぁ、みんな無事に帰ってきてるなぁ
あと少しの登り、ガンバレェ~
総走行距離:204.97km
アベレージスピード:27.5km/h
最高速度:56.5km/h
追記文へ続く・・・。