いつか風がみていた・・・(フレディ・Mの日記)

自転車とオートバイで遠くへ・・・。

夏の日の追憶・・・。

2010年06月26日 13時25分50秒 | 自転車
先日来、あわらさんのブログを見ていて
「熊出没警戒中!!」の看板がある写真が載っていた
 http://d.hatena.ne.jp/kensan9/20100623



自転車で山のほうに行くと、
オートバイや自動車と違ってエンジン音がしないので、
案外野生動物に出会ってしまうことがある



害のない小動物ならまだいいが、
シカやイノシシなどはちょっと危険かもネ。
幸いにしてクマに遭ったことはないが、
それ以外の動物にはたいがい遭遇している



数年前、ロードレーサーに乗り始めてまだ間もない頃、
丸岡グリーンロードレースの前に、
登り坂の練習をと、とある激坂林道へと出かけた
そう、ちょうど今頃のような初夏の蒸し暑い日でした



林道の入り口には「車両通行禁止」のゲートが降りており、
クルマは入ってこれない状態だ
車両じゃあないもんね、軽車両だかんね~っと
心の中でイイワケをして、ゲートをくぐって侵入・・・(汗)
少し進むと道のほとんどが土砂崩れで覆われている。
こりゃますます、だれも走ってこないぞ
練習にはもってこいだ
時刻は早朝6時





グイグイヒィヒィと登っていくこと数十分
ずいぶん山奥まで登った。
見通しの悪いコーナーでも対向車の心配もいらない






そんなコーナーを曲がったとき、













「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ~、びっくりしたぁぁぁぁ~!!!!!」




































道路の真ん中に、靴を脱いで揃えて、人が倒れていた








てっきり生き倒れで、お亡くなりになっているものと思った・・・が、
次の瞬間、わたしの思わず発した声に驚いて、
その生き倒れさんがムクッと起き上った

そして大声で「ワレェ~、こんなとこでなにしとんじゃぁあ~」っと
叫びながら物凄い形相でこちらへ突進してくるではないか






「ヒェアゥォオ~」と意味不明な悲鳴をあげると同時に素早くUターン、
必死でその場を逃げた





下り道を一息下りきって、心臓バクバクが少しづつ収まってくると、
なんでこんな怖い思いをしなけりゃならんのだ
という怒りと、同時に
「あんたこそ、そこで何してたん」と、
不思議な気持ちになってきた・・・
(引き返して問いただすこともできないが)













ある夏の日の苦い思い出である・・・


















追伸:中島選手のブログにて、
   GF福井で信号待ちの眼鏡業界自転車部・ケンジさんの写真み~っけた
      http://blog.auone.jp/echizenn/
コメント (12)
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