グランフォンド糸魚川－2010・追記

今年もグランフォンド糸魚川が終わった・・・


思い起こしても、あの感動と歓喜はしみじみ深い。



毎回、開会式での実行委員長さんのお言葉も深いが、
今年は「所々で、クマが出ますという看板がありますが・・・」
クマが「出る」のではなく、「居る」んデス
と言うのだ



もともとクマが住んでいるようなところに、
あとから人間が暮らし始めたと・・・
それだけ山深いトコロだから、ケモノさんに出会っても
自己責任でなんとかしてネということだろう
おととしの大会ではスズメバチに襲われた参加者もいたという




「このコースはグランフォンドをするために作った道路ではありません。
　既存の生活道路を使用しております。どうか御理解を・・・」
これは大会後の掲示板での実行委員会の声明である。



見当違いな苦情を言うヒトもいたもんだから、
こうなったんだろうけど、
実際ここは、毎日糸魚川の人達が、生活で自転車道や県道を使用している。
その方たちが危険だとか不便だとか言うならともかく、
１年で１日だけの特別なケースに合わせて
あちこちいじくりまわすことなど、できやしまい・・・





今までそこに存在したトコロに、
あとからやってきた立場の者は、もっと謙虚に・・・



クマの話しを聞いてて、そう思ったヨ